ミンダナオ地震 (1976年)
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1976年ミンダナオ地震 | |
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本震 | |
発生日 | 1976年8月17日 |
発生時刻 | 午前0時11分44.2秒(現地時間) |
震源の深さ | 59 km |
規模 | マグニチュード(M)7.8 |
津波 | 最大4.27m |
被害 | |
死傷者数 | 死者・行方不明者5000人-8000人 |
被害地域 | フィリピン |
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プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
1976年のミンダナオ地震[1][2]は、同年8月17日午前0時11分(現地時間)、フィリピンのミンダナオ島南方沖で発生したマグニチュード7.8の地震である。なお、地震名については、「ミンダナオ島南方沖」[3]、「ミンダナオ島南部」[4]とする資料もある。
地震発生の数分後、モロ湾・セレベス海沿岸一帯に津波が押し寄せ、最大で4.27mの高さを記録、甚大な被害をもたらした。同年9月1日時点で、死者3564人、行方不明者1502人、負傷者8256人、住宅を失った家族数12183にのぼった[5]。死者・行方不明者は8000人に及んだとの報告もある。
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津波の被害(1)、スルタン・クダラット州レバク(Lebak)
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津波の被害(2)、スルタン・クダラット州レバク(Lebak)
脚注
[編集]- ^ 『世界災害史辞典 1945-2009』、日外アソシエーツ、2009年、ISBN 978-4-8169-2211-4.
- ^ 国立天文台 編集『理科年表 平成24年版』、丸善、2011年、ISBN 978-4621084380.
- ^ 宇津徳治 ほか 編集『地震の事典』第2版、朝倉書店、2001年、ISBN 4254160399.
- ^ 力武常次 監修『近代世界の災害』、国会資料編纂会、1995年、ISBN 4-906474-04-7.
- ^ 中村重久「1976年8月のミンダナオ島南部の地震と津波について」『東南アジア研究』第15巻第1号、京都大学東南アジア研究センター、1977年、95-109頁、doi:10.20495/tak.15.1_95、ISSN 0563-8682、NAID 110000201524。