ムハンマド・スイスメズ
ムハンマド・スイスメズ Muhammed Suiçmez | |
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ムハンマド・スイスメズ (手前) | |
基本情報 | |
生誕 | 1975年11月28日(49歳) |
出身地 |
ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州 カールスルーエ行政管区 カールスルーエ |
ジャンル |
デスメタル テクニカルデスメタル |
職業 |
ボーカリスト ギタリスト ベーシスト プログラマ 作曲家 作詞家 音楽プロデューサー レコーディング・エンジニア |
担当楽器 |
歌 ギター ベース |
活動期間 | 1992年 - |
共同作業者 | ネクロファジスト |
著名使用楽器 | |
7-string Ibanez LACS Falchion | |
ムハンマド・スイスメズ [1](Muhammed Suiçmez、1975年11月28日 - )は、ドイツ、カールスルーエ出身のヘヴィメタルミュージシャン。テクニカルデスメタルバンド、ネクロファジストの中心人物。
略歴
[編集]1975年11月28日にカールスルーエでトルコ人の移民とドイツ人の間に生まれる。10歳頃からデスメタルを中心とした音楽を聴き始め、カーカス、デス、エントゥームド、カンニバル・コープス、モービッド・エンジェル、ノクターナス、他にイングヴェイ・マルムスティーン等をお気に入りとしていた。14歳の頃、後の1stアルバム『Onset Of Putrefaction』の原型となる歌詞を書き始めたが、当時はカーカスにインスパイアされていたせいか、ゴアかつダークなものだった。
15歳の頃、曲作りやギターを演奏したいという願望を抑え切れなくなった。しかし、彼の両親は彼がギターを始めることを禁止していたため、仕方なく彼は自分の金を兄に渡して自分の代わりにギターを購入してもらい、それを譲ってもらう形で念願のギターを手に入れた。そのギターは父に発見され破壊されてしまったものの、彼の情熱を挫けさせるまでには至らなかった。ギターを始めた最初の3年間は毎日、耳コピーしながら独学で練習し続けた。そのせいか、彼のギターソロスタイルはハーモニックマイナースケールの使用、スウィープピッキングなどのレガートな奏法など、イングヴェイからの影響が見られる。
1992年、書き溜めていた楽曲のレコーディングの準備が整うと同時にネクロファジストを結成。ベーシストの書いた1曲を除いて他は全てムハンマドが全ての曲と歌詞を書いた5曲入りのファーストデモをリリースした。ムハンマドは作曲を続け、18歳頃には1stアルバムの『Onset of Putrefaction』の全楽曲は既に完成していた。以降、ネクロファジストの中心人物として活動を続ける。
ネクロファジストでは、ボーカリスト兼ギタリストとして活動しているが、1stアルバム『Onset of Putrefaction』では、ムハンマド以外のメンバーが揃わずベースも演奏し、ドラムマシンのプログラミングも行った。また、ネクロファジストのほぼ全曲の作詞・作曲を担っている。更には、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニアとして、アルバム制作に携わっており、ミキシングなどを行っている。また、レーゲンスブルク出身のブルータル・デスメタルバンド、Common Graveの2ndアルバム『Dehumanized』のプロデューサー、ミキシングエンジニアとしてアルバム制作に携わった[2]。
ディスコグラフィ
[編集]ネクロファジスト
[編集]- 1992年 Requiems of Festered Gore (Demo)
- 1995年 Necrophagist (Demo)
- 1999年 Onset of Putrefaction
- 2004年 Epitaph
その他
[編集]- 2006年 Common Grave - Dehumanized:音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニアとして参加