ムーレイ・ストリート
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『ムーレイ・ストリート』 | ||||
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ソニック・ユース の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2001年8月 - 2002年3月 ニューヨーク エコー・キャニオン[2] | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック、実験音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | DGC | |||
プロデュース | ソニック・ユース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ソニック・ユース アルバム 年表 | ||||
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『ムーレイ・ストリート』(Murray Street)は、アメリカ合衆国のオルタナティヴ・ロック・バンド、ソニック・ユースが2002年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]以前からバンドと活動を共にしてきたジム・オルークが初めて全面参加した作品で[9]、オルークはミックスも担当した[2]。
バンドが所有するマンハッタンのスタジオ「エコー・キャニオン」の所在地がアルバム・タイトルとなっている[10]。本作のレコーディングが始まった後の2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が起こり、この場所に飛行機のエンジンが落ちて[10]、バンドの楽器などを収納していた場所が立ち入り禁止となりレコーディングが中断されるというトラブルがあった[11]。
反響
[編集]バンドの母国アメリカでは、前スタジオ・アルバム『NYC ゴースツ&フラワーズ』に続き2作連続で全米トップ100入りを逃す結果となった[8]。一方、ノルウェーのアルバム・チャートではバンドにとって初のトップ20入りを果たしており[3]、オーストリアのアルバム・チャートでは『ダーティ』(1992年)以来10年ぶりにチャート・インを果たした[6]。
収録曲
[編集]全曲ともソニック・ユース作。アメリカ盤LPでは、「レイン・オン・ティン」と「カレン・リヴィジテッド」の曲順がCDとは逆になっている[12]。
- エンプティ・ページ - The Empty Page – 4:19
- ディスコネクション・ノーティス - Disconnection Notice – 6:24
- レイン・オン・ティン - Rain on Tin – 7:52
- カレン・リヴィジテッド - Karen Revisited – 11:10
- ラディカル・アダルツ - リック・ゴッドヘッド・スタイル - Radical Adults Lick Godhead Style – 4:27
- プラスティック・サン - Plastic Sun – 2:11
- シンパシー・フォー・ザ・ストロベリー - Sympathy for the Strawberry – 9:06
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- ストリート・ソース - Street Sauce – 7:32
脚注
[編集]- ^ a b ORICON STYLE
- ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b norwegiancharts.com - Sonic Youth - Murray Street
- ^ ultratop.be - Sonic Youth - Murray Street
- ^ lescharts.com - Sonic Youth - Murray Street
- ^ a b Sonic Youth - Murray Street - austriancharts.at
- ^ Sonic Youth | Longplay-Chartverfolgung - Musicline.de
- ^ a b Sonic Youth - Awards - AllMusic
- ^ Murray Street : AllMusic - Review by Heather Phares
- ^ a b Youth on `Murray Street' - The Michigan Daily - 2012年8月11日閲覧
- ^ 日本盤CD(UICF-1008)ライナーノーツ(大鷹俊一、2002年5月3日)
- ^ Sonic Youth - Murray Street (Vinyl, LP, Album) at Discogs