NYC ゴースツ&フラワーズ
表示
『NYC ゴースツ&フラワーズ』 | ||||
---|---|---|---|---|
ソニック・ユース の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1999年8月-2000年2月 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | DGC | |||
プロデュース |
ジム・オルーク ソニック・ユース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ソニック・ユース アルバム 年表 | ||||
|
『NYC ゴースツ&フラワーズ』(NYC Ghosts & Flowers)は、2000年に発売されたソニック・ユースのアルバムである。
解説
[編集]ツアー中だった1999年7月にカリフォルニア州オレンジ郡でギター、アンプ、ドラムなどメンバーの機材一式が盗難に遭った[1]事もありこれまでの彼らの持ち味であった変則チューニングによるノイズとは少し異なった音になっている。 当時はショックを受けた彼らだったが、後に「生まれ変わるいい機会」になった、とサーストン・ムーアは述べている。
4曲目のSmall Flowers Crack Concreteなどにみられるようにアルバム全体を通じてビート世代の詩から影響を受けた歌詞が多い。アルバムタイトルもアレン・ギンズバーグの影響を受けている。ジャケットにもウィリアム・S・バロウズの作品が使用されており、前作SYR4・グッバイ・20th・センチュリーに続いて20世紀のニューヨークの前衛芸術家を称えるというテーマ性をもった作品となっている。
アルバムジャケット
[編集]アルバムジャケットにはビート世代の代表的な詩人だったウィリアム・S・バロウズによる「X-Ray MAN」という1992年の作品が使用されている。またブックレットにはリー・ラナルドが撮影したニューヨークの写真が数点使用されている。
収録曲
[編集]- フリー・シティ・ライムス - Free City Rhymes (7:32)
- ジム・オルークがベースとして参加
- レネゲイド・プリンセス - Renegade Princess (5:49)
- ラファエル・トラルがspacestatic guitarで参加
- ネヴァーマインド(ホワット・ワズ・イット・エニィウェイ) - Nevermind (What Was It Anyway) (5:37)
- スモール・フラワーズ・クラック・コンクリート - Small Flowers Crack Concrete (5:12)
- ジム・オルークがベースとして参加
- サイド2サイド - Side2side (3:34)
- ジム・オルークがエレクトロニクスで、ウィリアム・ウィナントがパーカッションで参加
- ストリーミックスソニック・サブウェイ - Streamxsonik Subway (2:51)
- NYCゴースツ&フラワーズ - NYC Ghosts & Flowers (7:52)
- ライトニング - Lightnin' (3:51)
脚注
[編集]- ^ “URGENT/SY GEAR STOLEN!” (1999年7月4日). 2007年3月6日閲覧。