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メディ・ラセン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メディ・ラセン
アルジェリア代表でのラセン (2014年)
名前
ラテン文字 Mehdi Lacen
アラビア語 مهدي لحسن
基本情報
国籍 アルジェリアの旗 アルジェリア
フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1984-05-15) 1984年5月15日(40歳)
出身地 フランスの旗 フランス パリ
身長 178cm
体重 72kg
選手情報
ポジション MF
利き足 左足
ユース
フランスの旗 ヴェルサイユ
フランスの旗 ラヴァル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2004 フランスの旗 ラヴァル 4 (0)
2004-2005 フランスの旗 ヴァランス 35 (0)
2005-2008 スペインの旗 アラベス 86 (0)
2006 スペインの旗 アラベスB 2 (0)
2008-2011 スペインの旗 ラシン・サンタンデール 100 (4)
2011-2018 スペインの旗 ヘタフェ 178 (4)
2018-2019 スペインの旗 マラガ 29 (0)
代表歴2
2010- アルジェリアの旗 アルジェリア 44 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年6月8日現在。
2. 2018年2月3日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

メディ・ラセンمهدي لحسن, Mehdi Lacen[1], 1984年5月15日 - )は、フランスパリ出身のサッカー選手。ポジションはMF(センターハーフ・右サイドハーフ)。マラガCF所属。メフディ・ラセンとも表記される。

経歴

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クラブ

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フランスのパリに生まれ、2003年に下部リーグのスタッド・ラヴァルからプロデビューした。2004年にはASOAヴァランスに移籍して1シーズンプレーした。

2005年夏、スペインデポルティーボ・アラベスに移籍し、10月15日のビジャレアルCF戦 (1-1) でデビューした。2005-06シーズンのアラベスは18位に終わり、セグンダ・ディビシオン(2部)降格となったが、ラセンはアラベスに残留した。2006-07,2007-08シーズンはクラブに不可欠な存在であり、3シーズンで86試合に出場したが得点はなかった。2008年8月15日ラシン・サンタンデールと3年契約を結んだ[2]。2008-09シーズンは同じく新加入のペテル・リュクサンとコンビを組み、常にレギュラーとしてプレーした。UEFAカップではグループリーグの3試合に出場したが、パリ・サンジェルマンFC戦ではペギー・リュインドゥラのタックルからマテヤ・ケジュマンにボールを奪取され、先制点を決められた。2009-10シーズンもラセンのポジションは揺るがず、16位に終わったクラブで3得点を挙げた。

2011年2月25日、ラシンとの契約満了前にヘタフェCFと仮契約を結んだ[3]5月25日ヘタフェCFと正式に4年契約を結んだ[4]。2015-16シーズンにクラブは降格したが、翌2016-17シーズンには昇格プレーオフを勝ち抜き1シーズンでのトップリーグ復帰に貢献。しかし翌2017-18シーズンには出場機会を失い、2018年1月に契約を解消した。

2018年2月3日マラガCFへ自由移籍で加入[5]

代表

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フランス生まれであるが、両親の母国であるアルジェリア代表イタリア代表も選択することができた。2006年にガボンとの親善試合のためにジャン=ミシェル・カヴァリフランス語版監督によってアルジェリア代表に招集されたが、政治的な問題のために出場することができなかった[6][7]。2009年7月26日、ラセンはアルジェリア代表としてプレーすることを表明した[8]。同年12月12日、アルジェリアサッカー連盟モハメド・ラウラウア会長はラセンがアフリカネイションズカップ2010のメンバーに招集される可能性があるとしたが[9]、会長の発表の5日後、Rabah Saadane監督は、妻の妊娠のためにラセンがネイションズカップには参加しないと発表した[10]。2010年2月12日、ラシン・サンタンデールの公式サイトは、来るセルビア代表との親善試合でのラセンのアルジェリア代表デビューが近づいているとした[11]。3月3日、ラセンはセルビア戦 (0-3) でついにアルジェリア代表デビューした[12]

2010年6月4日2010 FIFAワールドカップ本大会に出場するメンバーに選出された。センターハーフのポジションでハッサン・イェブダとコンビを組んでグループリーグ3試合すべてにフル出場したものの、得点力を欠いたアルジェリアは1分け2敗のグループ最下位に終わり、グループリーグ敗退に終わった。

家族

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父親はアルジェリア人であり、母親はイタリア人である[13]。弟のミシェルもまたサッカー選手であり、FCヴェルサイユなどでプレーしている[14]。また、キャリアの大半をスペインで過ごしている。

所属クラブ

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脚注

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  1. ^ List of Players” (PDF). FIFA.com. 2010年7月13日閲覧。
  2. ^ Lacen leaves Alavés for Racing”. UEFA.com (2008年8月15日). 2009年8月16日閲覧。
  3. ^ Mehdi Lacen devrait rejoindre Getafe - DZ Foot 2011年2月26日 (フランス語)
  4. ^ Lacen, J'ai signé pour 4 ans à Getafe Archived 2011年5月27日, at the Wayback Machine. DZ Foot、2011年5月25日 (フランス語)
  5. ^ マラガ、ヘタフェ元主将MFラセンがフリーで加入! - 超ワールドサッカー 2018年2月4日
  6. ^ Mehdi Lacen sélectionné Archived 2012年4月2日, at the Wayback Machine. DZ Foot、2006年8月3日 (フランス語)
  7. ^ ワールドサッカーダイジェスト、日本スポーツ企画出版社、2010年3月18日号、68頁によれば、自身の意思で出場を拒否した
  8. ^ Lacen choisit l’Algérie”. Lebuteur.com (2009年7月26日). 2009年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月16日閲覧。
  9. ^ Raouraoua annonce l'arrivée de Lacen et Ziaya Archived 2010年2月25日, at the Wayback Machine. DZ Foot、2009年12月12日 (フランス語)
  10. ^ Sâadane explique ses choix et ses objectifs Archived 2012年9月3日, at the Wayback Machine. DZ Foot (フランス語)
  11. ^ Lacen convoqué pour Algérie-Serbie (amical) DZ Foot、2010年2月12日 (フランス語)
  12. ^ Amical Algérie-Serbie: La composition algérienne DZ Foot、2010年3月3日 (フランス語)
  13. ^ Mehdi Lacen rejoindra l’équipe nationale Archived 2011年7月16日, at the Wayback Machine. TSA、2009年12月11日 (フランス語)
  14. ^ Michael Lacen, au nom du frère Le Parisien、2009年12月12日 (フランス語)

外部リンク

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