メリー・アックスマス
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『メリー・アックスマス』 | ||||
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Various Artists の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック、インストゥルメンタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ソニー・ミュージックエンタテインメント | |||
プロデュース | スティーヴ・ヴァイ(アルバム・コンセプト) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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Various Artists アルバム 年表 | ||||
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『メリー・アックスマス』(Merry Axemas) は、1997年10月に発表されたクリスマス・アルバム。スティーヴ・ヴァイが監修した作品で、ロック・ギタリスト達の演奏によるクリスマス・キャロルやクリスマス・ソングを収録している。
解説
[編集]ヴァイは1996年より本作の構想を練り、エアロスミス等のA&Rとして知られるジョン・カロドナーの協力を得て、参加ギタリストを選んだ[2]。主にアメリカ人ギタリストが中心だが、イギリスのジェフ・ベック、カナダのアレックス・ライフソン、日本の布袋寅泰(本作での名義は「HOTEI」)も参加している。ブライアン・セッツァー・オーケストラによる「ジングル・ベル」は、フィル・ラモーンがプロデューサーを務めており[3]、このヴァージョンは、前年の1996年に公開された映画『ジングル・オール・ザ・ウェイ』で使用されていた[4]。
アメリカ盤は全曲ともカヴァーだが、日本盤のみポール・ギルバートのオリジナル曲「富士山クリスマス」が追加収録された。
1998年10月には、再びヴァイが監修した続編『メリー・アックスマス2』(Merry Axemas Vol.2)が発表された。同作のフィーチャリング・アーティストは、本作とは1人も重なっていない[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲は、各曲のフィーチャリング・ギタリスト自身がサウンド・プロデュースも担当。
- 赤鼻のトナカイ - "Rudolf the Red-Nosed Reindeer"(ケニー・ウェイン・シェパード) - 3:58
- プロデュース:ケニー・ウェイン・シェパード、Bill Pfordresher
- 牧人ひつじを - "The First Nowell"(エリック・ジョンソン) - 3:39
- アメージング・グレイス - "Amazing Grace"(ジェフ・ベック) - 3:14
- ジングル・ベル - "Jungle Bells"(ブライアン・セッツァー・オーケストラ) - 2:19
- プロデュース:フィル・ラモーン
- きよしこの夜 - "Silent Night/Holy Night Jam"(ジョー・サトリアーニ) - 7:21
- プロデュース:マイク・フレイザー
- 諸人こぞりて - "Joy to the World"(スティーヴ・モーズ) - 4:30
- クリスマス・タイム・イズ・ヒア - "Christmas Time Is Here"(スティーヴ・ヴァイ) - 4:21
- ブルー・クリスマス - "Blue Christmas"(ジョー・ペリー) - 3:55
- ザ・リトル・ドラマー・ボーイ - "The Little Drummer Boy"(アレックス・ライフソン) - 3:25
- オー・ホーリー・ナイト - "Cantique de Noel (O Holy Night)"(リッチー・サンボラ) - 2:32
- プロデュース:ドン・ウォズ、リッチー・サンボラ、リッチー・スパ
- ハッピー・クリスマス - "Happy Xmas (War Is Over)"(HOTEI) - 4:49
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- 富士山クリスマス - "Mount Fuji Christmas"(ポール・ギルバート) - 3:20
アルバムの最後に、スティーヴ・ヴァイからのメッセージが6秒間収録されている。
脚注
[編集]- ^ ORICON STYLE
- ^ 日本盤CD(SRCS 8509)ライナーノーツ(北井康仁、1997年9月11日)
- ^ 日本盤CD(SRCS 8509)英文クレジット
- ^ Jingle All the Way (1996) - Soundtracks - IMDb.com
- ^ Merry Axemas, Vol.2: More Guitars for Christmas - Various Artists : AllMusic