メルセデス・ベンツ・バネオ
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メルセデス・ベンツ・バネオ W414型 | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 2003年10月 - 2005年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアトールワゴン |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 1.9 L直列4気筒ターボ |
最高出力 | 125 ps |
変速機 |
5速AT 5速セミAT |
車両寸法 | |
全長 | 4,205 mm |
全幅 | 1,740 mm |
全高 | 1,845 mm |
バネオ(Vaneo)は、ドイツおよびアメリカ合衆国の自動車メーカー、ダイムラー・クライスラー(現: ダイムラー)によってメルセデス・ベンツブランドで日本と欧州で販売されたトールワゴンである。
初代(2003年 - 2005年)
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
概要
[編集]初代Aクラスのプラットフォームを利用したトールワゴンであり[1]、両側スライドドアもVクラスと同様である。
フロアはAクラス同様サンドイッチ構造で、サスペンションもAクラスと同様で、インパネやメーターパネルもAクラスと同様である[2]。Aクラスと同様リアシートは取り外し可能である[2]。Aクラスより全高が270 mm高いため、ヒップポイントはAクラスより上がり、ドライビングポジションが改善された。また、ラゲッジスペースも拡大された。
シート配列は2列シート5人乗りが基本だが、3列シートモデルもオプションで選択可能である。日本仕様はモノグレード展開だったため1.9 L直列4気筒SOHCエンジンを搭載する「VANEO 1.9アンビエンテ」の2列シート5人乗りのみの設定だった[1]。
安全装備は、ブレーキアシストや盗難防止システムなどを標準装備した[1]。
その他、マニュアルエアコンやパワーウィンドウ、本革巻きステアリング、運転席パワーシート、ウッドパネルなどを標準装備した[1]。本革シート、サンルーフはオプションで選択可能である[1]。
また、この3年8カ月という開発期間はメルセデス・ベンツ車最短である[2]。
ルノー・カングーなどの同クラスのライバルと比較すると、豪華な内装や設計とそれに比例するかの如くの価格であり、販売は全く振るわずにわずか2年で生産終了となった。
歴史
[編集]- 1997年8月、同ブランド初のコンパクトマルチ・パーパス・ビークルとして開発開始[2]。
- 2002年2月、IAA 2001で発表。
- 2001年9月、生産開始。
- 2003年10月、発売[1]。
- 2004年7月、価格の見直しが行われ、新車価格が320万円台から340万円台になった。
- 2005年2月、生産終了。後継車種はシタンとなる。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “メルセデス・ベンツ VANEO(バネオ)の狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介”. 中古車なら【グーネット】 (2021年11月15日). 2024年6月22日閲覧。
- ^ a b c d “メルセデスベンツ・バネオ 1.9アンビエンテ【試乗記】 バネオを買うヒト”. webCG. 2024年6月22日閲覧。
関連項目
[編集]- メルセデス・ベンツ・Aクラス(W168) - ベース車種
- メルセデス・ベンツ・Vクラス
- メルセデス・ベンツ・シタン(W415) - 後継車種