モンマス博物館
モンマス博物館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | Monmouth Museum |
研究職員 | アンドルー・ヘルメ |
所在地 | ウェールズ・モンマス、マーケット・ホール |
位置 | 北緯51度48分47.16秒 西経2度42分56.16秒 / 北緯51.8131000度 西経2.7156000度座標: 北緯51度48分47.16秒 西経2度42分56.16秒 / 北緯51.8131000度 西経2.7156000度 |
外部リンク | Monmouth Museum |
プロジェクト:GLAM |
モンマス博物館(モンマスはくぶつかん、英: The Monmouth Museum)、別名ネルソン博物館・地域史センター(英: The Nelson Museum and Local History Centre)[1]は、ウェールズ南東モンマスシャーのモンマスにある博物館。ここはホレーショ・ネルソンにまつわる品々を特に蒐集している。モンマス中心部の古いマーケット・ホールにあり、モノウ川、モンマス城、アジンコート・スクエアに近い。
歴史
[編集]ネルソン提督のコレクションは、ジョージナ・ランガタク夫人によってモンマスの町へ寄贈された。彼女の夫の初代ランガタク男爵ジョン・ロールズは、地元の地主かつ町の慈善事業家であり、息子のチャールズ・ロールズは19世紀末から20世紀初めにかけてネルソンの遺品を集めていた。このコレクションには、ネルソンの(およびトラファルガーで降伏したフランス・スペイン海軍司令官の)海軍士官用軍刀、ネルソンが妻とエマ・ハミルトンに宛てて書いた手紙、その他ネルソンの数々の勝利、イギリス海軍での栄達、ハミルトン夫妻を伴ったモンマス、カイミン・ヒル、サウス・ウェールズへの訪問を記念する様々な品が含まれる。他の展示品には、記念となる銀食器、版画、絵画、ガラス食器、陶磁器、トラファルガー海戦の模型がある。ネルソンの来訪に関する品として、カイミン・ラウンド・ハウスで食事をした時に使ったというテーブルがある[2]。
コレクションには、ネルソンにまつわる、まがい物もある。例えば彼が使ったと称するガラス製の義眼があるが、彼は右目の視力は失ったが眼球はなくしておらず、これは外科教育用の標本である。この博物館には、モンマスの歴史と考古学に関する品々、チャールズ・ロールズとその一家に関する文書類もある。例として、16世紀に作られたオリジナルとして唯一現存するモンマス帽がある。
この博物館は1924年にグレンダウワー・ストリートの体育館で開館した。その建物は、1891年にジョン・マクリーン・ロールズの成人を記念し、ランガタク男爵家が寄贈したものだった[3]。そして1969年、完全に再改修された現在のマーケット・ホールへ移転した。マーケット・ホールの建物の主要部分全体は、1963年の火災で損壊している[4]。
脚注
[編集]- ^ “Monmouth Town Guide” (PDF) (英語). Monmouth Town Council. 2012年3月20日閲覧。
- ^ Jones, Barbara (1974). Follies & Grottoes. Constable & Co. p. 414. ISBN 0094593507
- ^ Helme, Andrew (July 2009). “Nelson Museum”. Monnow Voice (3): p. 6
- ^ “The New Market Hall fire, Monmouth, 1963” (英語). Gathering the Jewels. 2012年3月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- “Monmouth Museum” (英語). Monmouthshire County Council. 2012年3月20日閲覧。 - 公式サイト