ヤキマンカ
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ヤキマンカ地区 Район Якиманка | |||
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2012年 | |||
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北緯55度43分53秒 東経37度36分14秒 / 北緯55.73139度 東経37.60389度 | |||
国 | ロシア | ||
連邦市 | モスクワ | ||
区 | 中央区 | ||
設置 | 1995年7月5日 | ||
名の由来 | ヨアキム・アンナ教会(Иоакимоаннинская церковь) | ||
政府 | |||
• 首長 | ナターリヤ・ニコラエヴナ・ロマノワ (Романова Наталья Николаевна) | ||
面積 | |||
• 合計 | 4.8 km2 | ||
人口 (2016年) | |||
• 合計 | 27,398人 | ||
• 密度 | 5,700人/km2 | ||
等時帯 | UTC+3 (モスクワ時間) | ||
OKATO | 45286596 | ||
ウェブサイト | http://jakimanka.infograd.mos.ru/ |
ヤキマンカ(露: Якиманка イェキマンカ;Yakimanka)は、ロシアのモスクワにある地名。
概要
[編集]クレムリンの少し南側に位置し、中央区(Центральный АО)に属するラヨンである。モスクワ川の南岸に位置し、14世紀ごろから入植が始まった。人口は約2.7万人(2016年推計[1])。
地名の由来は中世以前に起源を持つヨアキム・アンナ教会 (Иоакимоаннинская церковь、1939年に閉鎖、1969年に取り壊され現存せず) にちなむ。聖母マリアの父ヨアキム (Иоаким) に由来するヤキム(Яким)と母アンナ (Анна) の愛称アンカ(Анка)を組み合わせたロシア語の固有名詞である。ヤキマンカにはロシア正教の教会が多数ある。通りの名前として大ヤキマンカ(ヤキマンコ)通、小ヤキマンカ(ヤキマンコ)通がある[2]
日本語ではヤキマンコと称されることがあるが[2]、ロシア語転写方式から考えると誤りである。この地区はイギリス大使館もある1等地であるが、ソ連時代に在ソ連日本大使館の建て替えが必要になった際、当時のソ連政府から、この地区内の土地の提供を打診されたものの、女性器の俗称を想起させるためか、日本側から断ったという[3][4]。
周辺
[編集]- トレチャコフ美術館
- ヴァシーリー・トロピーニン美術館
- マラト・ゲルマン美術館
- マルフォ・マリーンスキー修道院
- 生神女就寝祭教会
- テオトコス教会
- カダシ教会
- 聖ソフィア教会
- 聖カタリナ教会
- フランス大使館(旧イグムノフ邸)
- プレジデントホテル
- ロシア連邦法務省
- ロシア連邦内務省
交通
[編集]モスクワ地下鉄の3路線が乗り入れている。
- カルーシュスコ=リーシュスカヤ線
- トレチャコフスカヤ駅
- 環状線
- カルーシュスコ=リーシュスカヤ線・環状線
- セルプホーフスコ=チミリャーゼフスカヤ線
- ポリャンカ駅
- セルプホフスカヤ駅
脚注
[編集]- ^ Citypopulation.de
- ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 1』講談社、2003年。
- ^ 西原理恵子、佐藤優『とりあたま帝国 右も左も大集合!編』新潮社、2013年。
- ^ 米原万里『魔女の1ダース - 正義と常識に冷や水を浴びせる13章』読売新聞社、1996年。