ヤコブ・ゲオルグ・アガード
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ヤコブ・ゲオルグ・アガード(Jacob Georg Agardh、1813年2月8日 - 1901年1月17日)は、スウェーデンの植物学者である。藻類(海草)の研究などで知られる。
略歴
[編集]ルンドで生まれた。父親は藻類の分類学研究で業績をあげた植物学者、カール・アドルフ・アガードである。1854年から1879年の間、ルンド大学の植物学の教授を務め、ルンド大学植物園(Botaniska trädgården Lund)の移転と拡張の計画を立案し、後に園長を務めた。1836年にドイツ科学アカデミーレオポルディーナの会員に選ばれた他、スウェーデン王立科学アカデミーなどスウェーデン国内の多くの学会の会員を務め、スウェーデンの国会の大学代表などの職務も務めた。
1879年にコペンハーゲン大学から名誉博士号を受け、1897年にロンドン・リンネ協会からリンネ・メダルを受賞した。紅藻、(スギノリ目)の海草の属名、Agardhiella(アガーディエラ属 )に献名されている。
著作
[編集]- Jacob Georg Agardh: Theoria systematis plantarum; accedit familiarum phanerogamarum in series naturales dispositio, secundum structuræ normas et evolutionis gradus instituta. Lund, Schweden 1858.
- Jacob Georg Agardh: Species, genera et ordines Algarum. 1848–1901.
著書"Florideernes morphologi"(1879)の図版
[編集]参考文献
[編集]- N. Svedelius: Jacob G Agardh. In: Svenskt biografiskt lexikon, Bd. 1, 1918, S. 268ff (Online-Ausgabe).
- Robert Zander (1984), Fritz Encke, Günther Buchheim, Siegmund Seybold (ed.), Handwörterbuch der Pflanzennamen (ドイツ語) (13. ed.), Stuttgart: Ulmer Verlag, ISBN 3-8001-5042-5。