ユナイテッド・パーセル・サービス
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種類 | 公開会社 |
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市場情報 | |
略称 | UPS |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 ジョージア州サンディスプリングス |
設立 | 1907年 |
業種 | 運輸業 |
事業内容 | 貨物運送事業 |
代表者 | キャロル・B・トメ(CEO) |
売上高 | 610億USドル(2016年度) |
従業員数 | 43万4000人(全世界、2016年度) |
主要子会社 | Mail Boxes Etc., Inc. |
関係する人物 | ジム・ケイシー(創業者) |
外部リンク | ups.com |
ユナイテッド・パーセル・サービス(英語: United Parcel Service, Inc. UPS)は、アメリカ合衆国の貨物運送会社。フェデックス・エクスプレスやDHLと並ぶ国際貨物航空会社でもあり、世界200か国以上の国と地域で一日あたり1400万個以上の荷物を扱っている。
日本では1990年9月、ヤマト運輸(現ヤマトホールディングス)と合弁会社「ヤマト・ユーピーエス」を設立したが、2004年に合弁を解消し、業務提携に変更となっている[1]。ただし、両社の業務提携関係に基づき、原則として海外から到着したUPSの荷物は通関手続きの終了をもってヤマト運輸に引き渡され、その後は宅急便と同様のルートで配達される(荷物の追跡番号についても通関後にUPS用[注 1]とは別にヤマト運輸専用のものが発行され[注 2]、宅急便等に準じた荷物追跡が可能となる[注 3])。
概要
[編集]社員の制服から保有貨物機や運送車輌にまで徹底して配したコーポレートカラーのブラウンと、盾の中にイエローの小文字で「ups」と入れた一目でわかるロゴでアメリカでは有名。情報通信技術の構築には早くから取り組み、毎年100億USドルを超える設備投資を行っている。
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UPSのバン
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UPSのトラック
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街中を走るUPSのバンやトラック
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UPSの舟
略歴
[編集]種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒108-0023 東京都港区芝浦四丁目13番23号 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤 真 |
資本金 | 4億5000万円 |
純利益 |
1億6,400万円 (2023年12月期)[2] |
総資産 |
215億600万円 (2023年12月期)[2] |
決算期 | 12月31日 |
外部リンク | https://www.ups.com/jp/ja/Home.page |
- 1907年 米国ワシントン州シアトルにてジム・ケイシー (Jim Casey) が「アメリカン・メッセンジャー・カンパニー」 (American Messenger Company) 設立
- 1913年 「マーチャンツ・パーセル・デリバリー」(Merchants Parcel Delivery) に改称。
- フォード・モデルTを配送車として購入、シアトルにおけるUnited States Post Officeの配送業務を受託
- 1919年 ユナイテッド・パーセル・サービスに改称、カリフォルニア州での営業免許を取得
- 1922年 一般輸送サービス(宅配便事業)を開始
- 1929年 空輸事業に参入するが恐慌のため撤退
- 1930年 ニューヨーク市に進出
- 1953年 貨物航空事業「UPSブルーラベルエアサービス」を再開
- 1975年 ハワイ州、アラスカ州を除く全米48州に輸送網を拡大、カナダ・トロントに進出
- 1976年 ドイツ(当時は西ドイツ)に進出
- 1978年 「UPSブルーラベルエアサービス」全米50州に拡大
- 1981年 翌日航空配達サービスに参入すべく、最初の航空機を購入
- 1982年 ケンタッキー州ルイビル国際空港の「エアハブ」(貨物中継拠点)が操業開始
- 1985年 米国とヨーロッパ6か国間での航空貨物輸送を開始
- 1986年 シンガポールにアジア太平洋地区本部を設置
- 1988年、FAA(アメリカ連邦航空局)から自社保有の航空機の運航を認められる
- 1990年 アジアへの定期便就航。ヤマト運輸と業務提携、合弁企業「UPSヤマトエクスプレス」設立
- 1992年 荷物追跡システム稼働
- 1994年 webサイト開設
- 1999年 ニューヨーク証券取引所に上場
- 2001年 中華人民共和国への直行便を就航
- 2002年 フィリピンのアジア地区ハブが稼働
- 2004年 ヤマト運輸との合弁を解消(提携は継続)
航空部門
[編集]→詳細は「UPS航空」を参照
同社は、航空便による貨物輸送を専門に行う部門を設けるため、子会社として「UPS航空」を設立させた。現在、世界で3番目に規模の大きい貨物航空会社となっている。なお、このUPS航空のことを「ユナイテッド ・パーセル・サービス」と呼称する場合もある[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “UPSとの業務提携関係の変更について”. 2017年9月1日閲覧。
- ^ a b ユーピーエス・ジャパン株式会社 第25期決算公告
- ^ 日本発着国際線 旅客機アルバム(2018-2019). イカロス出版. p. 296
関連項目
[編集]- ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント - 事実上の筆頭協賛スポンサー
- NASCAR - 自社チームをもつ
- ウォークスルーバン - 小口の集荷・配送に特化した貨物自動車。UPSでは創業時から配送車として使用している。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- UPS Airlines (@upsairlines) - Instagram