ユミルリンク
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒151-8583 東京都渋谷区代々木2-2-1 小田急サザンタワー12F |
設立 | 1999年(平成11年)7月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3011001034545 |
事業内容 | ASP・SaaS事業/ソフトウェアプロダクト事業/システムインテグレーション事業/ネットワークマネジメント事業 |
代表者 | 代表取締役社長 清水 亘 |
資本金 | 118,281,860円 |
発行済株式総数 | 3,554,400株[2] |
売上高 |
16億2975万2000円 (2020年12月期)[2] |
営業利益 |
3億2291万8000円 (2020年12月期)[2] |
純利益 |
2億2401万3000円 (2020年12月期)[2] |
純資産 |
10億9708万9000円 (2020年12月31日現在)[2] |
総資産 |
14億4327万3000円 (2020年12月31日現在)[2] |
従業員数 | 89名(2018年12月現在) |
主要株主 |
アイテック阪急阪神株式会社 87.45% (2021年8月17日現在)[2] |
関係する人物 | 計和友紀(創業者)[3] |
外部リンク | https://www.ymir.co.jp/ |
ユミルリンク株式会社とは、1999年7月設立の東京都渋谷区に本社を置くソフトウェア開発会社である[4]。
2011年2月に阪急阪神ホールディングス株式会社、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社、東宝株式会社の3社を中核とする企業グループ阪急阪神東宝グループの傘下となる。
自社製品であるSaaS事業を主業としている。
概要
[編集]同社eメールメッセージング製品「Cuenote」は用途に応じ3製品が提供され、いずれの製品も自社開発のMTA(MessageTransferAgent) である。並列化を行う事でメール配信・転送処理が高速化されている事が特徴である。
国内企業の海外市場におけるメールマーケティングの需要拡大に応え、メール配信システム「Cuenote FC」では中国語や韓国語ほか世界の約60言語で作成したメール文章に対応。
迷惑メール対策のドメイン認証技術「DKIM」の啓蒙および国内普及を目的として2010年11月に設立されたJapan DKIM Working Group に参加。当団体が策定するリコメンデーションに基づき、2011年7月にメール配信システム「Cuenote FC」がDKIMに対応したと発表している。
同社では開発言語としてPerlを用いる事が多く、Perl開発フレームワーク「TripleTail」やS/MIME暗号化モジュール、携帯絵文字対応日本語文字コード変換モジュールなどをCPANで公開するなど、技術情報の公開を行っている。 同社のeメールメッセージング製品「Cuenote」ではPerlの他にErlangとC言語が用いられている。入念なプロファイリングにより、Erlangでボトルネックとなる処理をC言語による実装に置き換えることで、大幅な高速化を実現している。
出典
[編集]- アイテック阪急阪神株式会社「ユミルリンク株式会社の株式取得のお知らせ」
- はてなブックマーク「Erlangも活用 月13億通、1時間で300万通のメール配信を実現する技術とは」
- ユミルリンク株式会社「メール配信システム『Cuenote FC』中国語などの多言語配信に対応」
- ユミルリンク株式会社「メール配信システム『Cuenote FC』が迷惑メール対策技術「DKIM」に対応」
- ^ 会社概要 - ユミルリンク株式会社
- ^ a b c d e f g 新規上場のための有価証券報告書ユミルリンク
- ^ 4Gamer.net ― ベトナムはPCオンラインゲームの次なる天地になるのか? 2018年6月22日閲覧。
- ^ フィスコ企業調査レポート