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ユン・イヒョン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユン・イヒョン
誕生 イ・スル
1976年(47 - 48歳)
職業 作家
言語 韓国語
国籍 大韓民国の旗 韓国
教育 延世大学校
最終学歴 延世大学校
活動期間 2005年以降
ジャンル 現代文学(小説)、サイエンス・フィクション
親族 李祭夏(父)
ウィキポータル 文学
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ユン・イヒョン
各種表記
ハングル 윤이형
RR式 Yun Ihyeong
MR式 Yun Ihyŏng
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ユン・イヒョン朝鮮語: 윤이형1976年 - )は、韓国の女性小説家[1]。本名はイ・スル이슬)、父親は画家・小説家・詩人李祭夏[2]

経歴

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1976年、ソウル生まれ。延世大学校英語英文学科卒業[1]。デビュー当時はジハというペンネームを用いた[3]

2005年に「黒いプルガサリ」で中央新人文学賞を受賞し、デビュー。若い作家賞、文知文学賞、李箱文学賞を受賞[1]

著書に短編集『三人のためのワルツ』『大きな狼パラン』『ラブ・レプリカ』『包帯を巻くこと』、同性愛を描いた小説『ルカ』[2]、長編小説『個人的記憶』、児童書『卒業』などがある。

2016年の江南駅殺人事件と同年に浮上した文壇性暴力事件の発覚の時は被害者と連帯し、文壇の性差別を批判し、フェミニズム作品を書き始めた[4][5]

李箱文学賞の著作権問題をめぐって、2020年1月に断筆宣言をした[5]

邦訳作品

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単行本

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アンソロジー

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  • 「クンの旅」in 『完全版 韓国・フェミニズム・日本』斎藤真理子責任編集。
  • 『僕は李箱から文学を学んだ』 クオン、2020年11月

脚注

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  1. ^ a b c 윤이형 - YES24 작가파일”. www.yes24.com. 2023年2月4日閲覧。
  2. ^ a b 40줄 앞둔 딸, 아버지 눈엔 늘 소녀” (朝鮮語). www.donga.com (2015年5月26日). 2023年2月4日閲覧。
  3. ^ 손민호 기자의 문학터치 신예작가 윤이형을 지켜보다” (朝鮮語). 중앙일보 (2007年10月30日). 2023年2月4日閲覧。
  4. ^ 이영경 (2019年1月22日). “"문학은 인권 위에 있지 않다" 여성으로 글쓰기 답 찾아가는 '페미니스트 작가' 윤이형” (朝鮮語). m.khan.co.kr. 京郷新聞. 2023年2月4日閲覧。
  5. ^ a b “지치고 지쳤다”…소설 〈붕대 감기〉 윤이형 작가 활동 중단 선언” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2020年1月30日). 2023年2月4日閲覧。