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ヨーリ・チャイルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨーリ・チャイルズ
Yoeli Childs
佐賀バルーナーズ  No.23
ポジション PF
所属リーグ Bリーグ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1998-01-13) 1998年1月13日(26歳)
身長 202cm (6 ft 8 in)
体重 102kg (225 lb)
キャリア情報
高校 ビンガム高校英語版
大学 ブリガムヤング大学
NBAドラフト 2020年 / ドラフト外
プロ選手期間 2021–現在
経歴
2021アメリカ合衆国の旗 エリー・ベイホークス
2021ドイツの旗 MHPリーゼン・ルートヴィヒスブルク英語版
2022アメリカ合衆国の旗 ソルトレイクシティ・スターズ
2022-2023ドイツの旗 ハンブルク・タワーズ英語版
2023-日本の旗 佐賀バルーナーズ
受賞歴
  • オールWCCファーストチーム (2018–2020)
  • WCCオールフレッシュマンチーム (2017)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com

ヨーリ・チャイルズ (Yoeli Childs1998年1月13日 - )は、アメリカ合衆国出身のプロバスケットボール選手。Bリーグ佐賀バルーナーズに所属している。カレッジバスケットボール時代はブリガムヤング大学のバスケットボール部であるクーガーズに所属していた。

高校時代

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ユタ州サウスジョーダンの6A級高校であるビンガム高校に所属していた。1年生の2013-14シーズンは1試合平均11.1得点・5.3リバウンドを記録し、チームは州準々決勝に進出した。2年生の2014-15シーズンは平均16.4得点・10.7リバウンドに記録を伸ばし、チームは再び州準々決勝に進出した。3年生の2015-16シーズンは平均18.5得点・10.7リバウンドを記録してチームは州選手権で優勝した[1]

リクルーティング

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2016年のリクルーティングクラスでチャイルズはESPNランキングで全体で54位、ユタ州内で2位、地域内で6位、パワーフォワードのポジション別で13位にランクされた[2]。 4つ星評価の新人としてアリゾナ州立大学オーバーン大学ボイシ州立大学ブリガムヤング大学・アイダホ州立大学・ユタ州立大学ヴァンダービルト大学ワイオミング大学からスポーツ奨学生のオファーを受け、2015年9月12日にブリガムヤング大学と契約を結んだ[3]

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
ヨーリ・チャイルズ
PF
ユタ州サウスジョーダン ビンガム高校英語版 6 ft 7 in (2.01 m) 230 lb (100 kg) 2015年9月12日 
リクルート スターレーティング英語版: ScoutN/A   Rivals:4/5 stars   247Sports:3/5 stars    ESPN:4/5 stars   ESPNグレード: 85
全リクルート順位:   Rivals: 71  247Sports: 153  ESPN: 53
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

大学時代

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1年生

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2016-17シーズン、チャイルズは1年生ながらチームに大いに影響を与えた。全34試合中33試合、そのうち26試合でスターターとして出場した。1試合平均約26分のプレータイムで9.3得点・8.2リバウンドを記録し、チームメイトのT・J・ハウズと共にオールWCCフレッシュマンチームに選出された[4]

2年生

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2017–18シーズンは平均17.8得点、フリースロー成功率.643、3ポイント成功率.313と大きく記録を伸ばした。2018年1月にWCCプレイヤーオブザウィークに選出された[5]。シーズンオフにチームメイトのイライジャ・ブライアントと共にオールWCCファーストチームに選出された[6]

3年生

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2018–19シーズン開始前にNBAドラフトへの参加を宣言した[7]。大学に残る可能性を考慮してエージェントは雇っておらず、後にドラフトから撤退して大学でのプレーを続ける事を選んだ[8]カール・マローン賞のプレシーズン注目リストに挙げられ、10名の最終候補まで残った[9]。 この年はルート・オルソン賞や、ゴンザガ大学八村塁と共にルー・ヘンソン賞の候補としても名前が挙がっていた[10]。12月と1月にはWCCプレイヤーオブザウィークに選出された[11]。平均21.2得点・9.7リバウンドをマークし、カンファレンスの得点王・リバウンド王に輝いた[12]

4年生

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進級前に再びNBAドラフト参加を宣言し、今回はエージェントを雇って臨んだが[13]、周囲の予想とは裏腹に再び大学に残留した[14]。 2年連続でカール・マローン賞とルー・ヘンソン賞の候補に挙げられていたほか[15]ネイスミス賞ウッデン賞ジュリアス・アービング賞の候補にもなっていた[16][17][18]。ドラフトに関わる書類上のミスにより、開幕から9試合の出場停止処分を受けた[19]。2020年2月22日、ゴンザガ大学を91対78で破った試合でチャイルズは28得点・10リバウンドと活躍し、アップセットの立役者となった[20]

2020年2月29日、ペパーダイン大学に81対64で勝利した試合でチャイルズは38得点・14リバウンドを記録。この試合で通算2,000得点を達成し、ブリガムヤング大学で史上初の2,000得点・1,000リバウンドの達成者となった[21]。同シーズンのオールWCCファーストチームに選出された[22]

プロ入り後

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2020年のNBAドラフトでは指名されず、ワシントン・ウィザーズエグジビット10契約を結び[23]、同年12月18日に解雇された。その後、ウィザーズ傘下のGリーグチーム・キャピタルシティ・ゴーゴーのロスターに追加されたが、ゴーゴーはこの年のGリーグへの参加を辞退したためチャイルズはエリー・ベイホークスに派遣された[24][25]。エリーでは12試合で平均8.9得点・4.8リバウンドを記録した[26]

2021年のNBAサマーリーグロサンゼルス・レイカーズでプレーした後、同年9月11日にバスケットボール・ブンデスリーガのMHPリーゼン・ルートヴィヒスブルクと契約した[26]。3試合の出場で平均7.6得点・7.6リバウンドを記録したが、膝の負傷により同年12月5日に退団した[27]

2022年1月13日、ソルトレイクシティ・スターズへトレードされた[28]

2022年6月24日、バスケットボール・ブンデスリーガのハンブルク・タワーズと契約した[29]

2023年6月22日、Bリーグ佐賀バルーナーズと契約した[30]

人物

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カーラ・チャイルズの息子で、兄弟が1人いる。2016年7月に教会で洗礼を受けた末日聖徒イエス・キリスト教会の会員である[31]。2018年8月3日、ユタ・バレー大学バレーボール部に所属していたメーガン・ブードロー と結婚した[13]

脚注

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  1. ^ Gurney, Brandon (2016年3月5日). “High school boys basketball: Bingham crushes Copper Hills to win 5A title” (英語). Deseret News. 2024年11月15日閲覧。
  2. ^ Yoeli Childs - Basketball Recruiting - Player Profiles - ESPN” (英語). ESPN.com. 2024年11月15日閲覧。
  3. ^ Yoeli Childs, 2016 Power forward - Rivals.com” (英語). n.rivals.com. 2024年11月15日閲覧。
  4. ^ Cunningham, Nathan (2017年3月1日). “BYU basketball: Cougars earn top WCC awards” (英語). Lawless Republic. 2024年11月15日閲覧。
  5. ^ BYU basketball: Yoeli Childs named WCC Player of the Week” (英語). Lawless Republic (2018年1月15日). 2024年11月15日閲覧。
  6. ^ Kennedy, Kevin (2018年2月27日). “BYU Basketball: Yoeli Childs and Elijah Bryant named First Team All-WCC; BYU Women make list as well” (英語). Vanquish The Foe. 2024年11月15日閲覧。
  7. ^ BYU's Yoeli Childs will enter the NBA draft, hire an agent and leave school a year early for professional basketball career” (英語). The Salt Lake Tribune. 2024年11月15日閲覧。
  8. ^ Call, Jeff (2018年5月17日). “Here's what Yoeli Childs learned from exploring the NBA and why he's excited for the upcoming BYU basketball season” (英語). Deseret News. 2024年11月15日閲覧。
  9. ^ Carter, Josh (2019年2月9日). “Yoeli Childs one of 10 finalists for the Karl Malone Award” (英語). The Daily Universe. 2024年11月15日閲覧。
  10. ^ Four From #WCCHoops Named To Midseason Watch Lists” (英語). wccsports.com. 2019年11月9日閲覧。
  11. ^ BYU's Yoeli Childs Named WCC Men's Basketball Player of the Week” (英語). wccsports.com. 2024年11月15日閲覧。
  12. ^ 2018-19 West Coast Conference Player Stats” (英語). College Basketball at Sports-Reference.com. 2024年11月15日閲覧。
  13. ^ a b BYU's Yoeli Childs will enter the NBA draft, hire an agent and leave school a year early for professional basketball career” (英語). The Salt Lake Tribune. 2024年11月15日閲覧。
  14. ^ In stunning reversal, Yoeli Childs withdraws from NBA draft to play senior season with BYU” (英語). www.ksl.com. 2024年11月15日閲覧。
  15. ^ The Lou Henson National Player of the Year Award| College Basketball Awards| CollegeInsider.com”. www.louhenson.com. 2024年11月15日閲覧。
  16. ^ Yoeli Childs; Sam Merrill, Named To Naismith Trophy Watch List” (英語). Mid-Utah Radio. 2024年11月15日閲覧。
  17. ^ Yoeli Childs Named To Wooden Award Preseason Top 50” (英語). KSL Sports (2019年11月7日). 2024年11月15日閲覧。
  18. ^ BYU's Yoeli Childs Receives National Praise From College Hoops Insider” (英語). KSL Sports (2019年6月5日). 2024年11月15日閲覧。
  19. ^ BYU F Childs suspended 9 games for paperwork error” (英語). SI.com. 2022年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月15日閲覧。
  20. ^ “No. 23 BYU upsets No. 2 Gonzaga 91–78” (英語). ESPN. Associated Press. (2020年2月22日). https://www.espn.com/mens-college-basketball/recap?gameId=401175189 2024年11月15日閲覧。 
  21. ^ “Career day for Childs gives BYU an 81–64 win over Pepperdine”. BYU Cougars. (2024年11月15日). https://byucougars.com/news/2020/03/1/career-day-for-childs-gives-byu-an-81-64-win-over-pepperdine 2020年2月29日閲覧。 
  22. ^ "WCC Announces 2019-20 Men's Basketball All-Conference Team" (Press release). West Coast Conference. 3 March 2020. 2024年11月15日閲覧
  23. ^ Call, Jeff (2020年11月21日). “Yoeli Childs signing with Wizards, Jake Toolson inking Exhibit 10 contract with Jazz”. Deseret News. https://www.deseret.com/sports/2020/11/21/21588742/byu-basketball-yoeli-childs-washington-wizards-jake-toolson-utah-jazz-nba 2024年11月15日閲覧。 
  24. ^ “2021 Season Updates” (英語). NBA.com. (2021年1月9日). https://capitalcity.gleague.nba.com/news/2021-season-updates/ 2024年11月15日閲覧。 
  25. ^ Erie BayHawks announce 2021 roster」『NBA.com』2021年1月12日。オリジナルの2021年1月12日時点におけるアーカイブ。2024年11月15日閲覧。
  26. ^ a b Skerletic, Dario (2021年9月11日). “MHP Riesen Ludwigsburg announces Yoeli Childs” (英語). Sportando.basketball.com. 2024年11月15日閲覧。
  27. ^ MHP RIESEN Ludwisburg, Yoeli Childs part ways” (英語). Sportando (2021年12月5日). 2024年11月15日閲覧。
  28. ^ 2021-22 NBA G League Transactions”. gleague.nba.com (January 13, 2022). January 13, 2022閲覧。
  29. ^ College-Legende wird zweiter Towers-Riese” (ドイツ語). Hamburg Towers. 2022年6月26日閲覧。
  30. ^ 佐賀がドイツリーグ1部でプレーしたヨエリ・チャイルズと契約「コートでハッスルし、最善の努力を見せます」”. バスケット・カウント (2023年6月22日). 2024年11月15日閲覧。
  31. ^ McDonald, Ryan (2016年8月8日). “BYU freshman basketball player Yoeli Childs joins LDS Church” (英語). Deseret News. 2024年11月15日閲覧。


外部リンク

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