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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー
Rebel in the Rye
監督 ダニー・ストロング英語版
脚本 ダニー・ストロング
原作 ケネス・スラウェンスキー
『サリンジャー 生涯91年の真実』(晶文社
製作 ブルース・コーエン
ジェイソン・シューマン
ダニー・ストロング
モリー・スミス
サッド・ラッキンビル
トレント・ラッキンビル
製作総指揮 エレン・H・シュワルツ
スコット・ファーガソン
マシュー・サロウェイ
クリスティーナ・パパジーカ
出演者 ニコラス・ホルト
ゾーイ・ドゥイッチ
ケヴィン・スペイシー
サラ・ポールソン
音楽 ベアー・マクレアリー
撮影 クレイマー・モーゲンソー英語版
編集 ジョセフ・クリングズ
製作会社 ブラック・ラベル・メディア
配給 アメリカ合衆国の旗 IFCフィルムズ英語版
日本の旗 ファントム・フィルム
公開 アメリカ合衆国の旗 2017年9月8日
日本の旗 2019年1月18日
上映時間 106分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗 $729,922[2]
日本の旗 4000万円[3]
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』(ライむぎばたけのはんぎゃくじ ひとりぼっちのサリンジャー、Rebel in the Rye)は2017年アメリカ合衆国伝記映画。監督はダニー・ストロング英語版、主演はニコラス・ホルトが務めた。本作はケネス・スラウェンスキーが2012年に上梓した評伝『サリンジャー 生涯91年の真実』を原作としている。なお、本作はストロングの映画監督デビュー作である。

ストーリー

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1950年J・D・サリンジャーは小説『ライ麦畑でつかまえて』を発表した。同書は保守層からバッシングを受けたものの、若者たちからは高く評価され、一大ベストセラーとなった。売れっ子作家としての名声を得たサリンジャーだったが、やがて、彼は隠遁者のような生活を送るようになった。本作はサリンジャーがそのような生き方を選択するに至った理由を解明するべく、彼の青年期を描き出していく。

キャスト

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※括弧内は日本語吹替

製作

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2014年4月29日、ダニー・ストロングがJ・D・サリンジャーの伝記映画『Salinger's War』を製作する意向であるとの報道があった[4]2015年8月31日、タイトルが『Rebel in the Rye』に変更され、ニコラス・ホルトがサリンジャー役に起用されると報じられた[5]2016年1月19日、ケヴィン・スペイシーがキャスト入りした[6]。2月12日、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ホープ・デイヴィス、ローラ・ダーンが本作に出演すると報じられた[7]。3月9日、ゾーイ・ドゥイッチの出演が決まった[8]。10日、ヴィクター・ガーバーが本作に出演することになったとの報道があった[9]。4月7日、ルーシー・ボイントンが起用されたと報じられた[10]。26日、サラ・ポールソンの起用が発表されると共に、本作の主要撮影が始まった[11]。5月、ジェームズ・アーバニアクがキャスト入りした[12]

公開・興行収入

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2017年1月24日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[13]。2月28日、IFCフィルムズが本作の全米配給権を購入したと報じられた[14]。7月20日、本作のファースト・トレイラーが公開された[15]

2017年9月8日、本作は全米4館で限定公開され、公開初週末に3万7967ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場51位となった[16]

評価

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本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには75件のレビューがあり、批評家支持率は28%、平均点は10点満点で5.2点となっている[17]。また、Metacriticには30件のレビューがあり、加重平均値は46/100となっている[18]

出典

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  1. ^ ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー”. 2018年7月26日閲覧。
  2. ^ Rebel in the Rye (2017)”. 2018年7月26日閲覧。
  3. ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 72頁
  4. ^ Danny Strong Making Directorial Debut With Biopic 'Salinger's War' (Exclusive)”. 2018年7月26日閲覧。
  5. ^ TIFF: Nicholas Hoult to Play J.D. Salinger in Danny Strong's 'Rebel in the Rye'”. 2018年7月26日閲覧。
  6. ^ Kevin Spacey Joins Nicholas Hoult In Danny Strong’s J.D. Salinger Drama”. 2018年7月26日閲覧。
  7. ^ ‘Rebel In The Rye’ Adds Laura Dern, Brian d’Arcy James & Hope Davis – Berlin”. 2018年7月26日閲覧。
  8. ^ Zoey Deutch Books Key Role In ‘Rebel In The Rye’”. 2018年7月26日閲覧。
  9. ^ Victor Garber Joins ‘Rebel In The Rye’; Ann Dowd Cast In ‘Collateral Beauty’”. 2018年7月26日閲覧。
  10. ^ ‘Sing Street’s Lucy Boynton Joins ‘Rebel In The Rye’”. 2018年7月26日閲覧。
  11. ^ Sarah Paulson Joins J.D. Salinger Movie ‘Rebel in the Rye’”. 2018年7月26日閲覧。
  12. ^ James Urbaniak Joins Nicholas Hoult in ‘Rebel in the Rye’ (EXCLUSIVE)”. 2018年7月26日閲覧。
  13. ^ Sundance 2017: Robert Redford, New Rashida Jones Netflix Series, ‘Rebel In The Rye’ & More On Premiere, Docu, Midnight & Kids Slates”. 2018年7月26日閲覧。
  14. ^ ‘Rebel In The Rye’ Acquired By IFC Films”. 2018年7月26日閲覧。
  15. ^ Rebel in the Rye Trailer #1 (2017)”. 2018年7月26日閲覧。
  16. ^ September 8-10, 2017”. 2018年7月26日閲覧。
  17. ^ Rebel in the Rye”. 2018年7月26日閲覧。
  18. ^ Rebel in the Rye (2017)”. 2018年7月26日閲覧。

外部リンク

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