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ラグジャリー・トゥ・ハートエイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ラグジャリー・トゥ・ハートエイク』
カルチャー・クラブスタジオ・アルバム
リリース
録音 1985年-1986年(マウンテン・スタジオモントルー 、アトランティック・スタジオ・ ニューヨーク[2]
ジャンル
時間
レーベル ヴァージン・レコード (UK)
エピック・レコード (US)
プロデュース
  • アリフ・マーディン
  • リュー・ハン
カルチャー・クラブ アルバム 年表
ハウス・オン・ファイアー
(1984年)
ラグジャリー・トゥ・ハートエイク
(1986年)
ドント・マインド・イフ・アイ・ドゥ
(1999年)
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
AllMusic2/5stars link
Robert Christgau(C) link
Smash Hits4/10stars[3]

『ラグジャリー・トゥ・ハートエイク』(原題:From Luxury to Heartache)は、英国のバンドのカルチャー・クラブが発売した4枚目のアルバム。1999年に『ドント・マインド・イフ・アイ・ドゥ』が発売されるまで最後のスタジオ・アルバムだった。

背景

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『ラグジャリー・トゥ・ハートエイク』ではこれまでの3枚のアルバムを手掛けたスティーヴ・レヴィーンに代わり、R&B系のプロデューサーであるアリフ・マーディンがプロデューサーとして起用され、それはバンドのサウンドに新たな風を吹き込んだ。ボーイ・ジョージの薬物中毒によってレコーディングには時間がかかり、最終的にマーディンはセッションから抜け、最後のヴォーカル撮りはエンジニアのリュー・ハンに一任された。その為プロダクションのクレジットにはマーディンとハンの両名の名前が記載されている。「ガストー・ブラストー」や「リーズン」などの曲ではボーイ・ジョージが曲を完成させるまでに特に日を要した。

未収録曲

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アルバムタイトルと同名の「ラグジャリー・トゥ・ハートエイク」はアルバムには収録されず、シングル「サンキュー・ウーマン」のB面に収録されている。

トラックリスト

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Side one
#タイトル作詞・作曲時間
1.ムーヴ・アウェイ(Move Away)George O'Dowd, Jon Moss, Michael Craig, Roy Hay, Phil Pickett
2.「僕の祈り」(I Pray)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
3.「ワーク・オン・ミー・ベイビー」(Work on Me Baby)O'Dowd, Moss, Craig, Hay
4.「ガストー・ブラストー」(Gusto Blusto)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
5.「ヘヴンズ・チルドレン」(Heaven's Children)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
Side two
#タイトル作詞・作曲時間
6.「サンキュー・ウーマン」(God Thank You Woman)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
7.「リーズン」(Reasons)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
8.「夢の国アメリカ」(Too Bad)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
9.「カム・クリーン」(Come Clean)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Pickett
10.「セクシャリティ」(Sexuality)O'Dowd, Moss, Craig, Hay, Michael Rudetsky

CD版のボーナス・トラック

  1. "ムーヴ・アウェイ" (エクステンデッド) – 7:25
  2. "サンキュー・ウーマン" (エクステンデッド) – 7:03
  3. "セクシャリティ" (エクステンデッド) – 10:34

パーソネル

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カルチャー・クラブ

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  • Boy George – ヴォーカル
  • Mikey Craig – ベース・ギター
  • Roy Hay – ギター、ピアノ、キーボード、シタール、エレクトリック・シタール
  • Jon Moss – パーカッション、ドラム

参加ミュージシャン

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  • Michael Rudetsky – キーボード
  • Phil Pickett – キーボード、バック・コーラス
  • Lewis Hahn – 録音者
  • Helen Terry – バック・コーラス
  • Jocelyn Brown – バック・コーラス
  • David Lasley – バック・コーラス
  • Wendell Morrison – バック・コーラス
  • Ruby Turner – バック・コーラス

プロダクション

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  • Arif Mardin – プロデューサー
  • Lewis Hahn – プロデューサー、ミキシング
  • George Marino – マスタリング
  • Jon Moss – デジタル・ミキシング
  • Michael O'Reilly – エンジニア
  • Martin Pearson – エンジニア
  • David Richards – エンジニア
  • Tony Gordon – マネージメント

チャート

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チャート (1986年) 最高
順位[4]
カナダ (RPM Albums Chart)[5] 34
オランダ 28
ドイツ 45
イタリア[6] 14
日本(オリコン 13
ニュージーランド 44
ノルウェー 18
スペイン[7] 30
スウェーデン 13
スイス 24
イギリス 10
全米 Billboard 200 32

認定

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国/地域 認定 認定/売上数
イギリス (BPI)[8] Silver 60,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

脚注

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  1. ^ “It's a heartache”. Record Mirror: 5. (29 March 1986). https://worldradiohistory.com/UK/Record-Mirror/80s/86/Record-Mirror-1986-03-29-OCR.pdf 18 July 2022閲覧。. 
  2. ^ Culture Club – from Luxury to Heartache (1986, Vinyl)”. Discogs. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  3. ^ "Hibbert, Tom (27 March 1986). “Album Reviews”. Smash Hits (EMAP Metro) 8 (7): 56. 
  4. ^ Culture Club - from Luxury to Heartache - hitparade.ch”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  5. ^ Library and Archives Canada. Retrieved 5 March 2012
  6. ^ Hit Parade Italia - ALBUM 1986”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  7. ^ Salaverri, Fernando (September 2005). Sólo éxitos: año a año, 1959–2002 (1st ed.). Spain: Fundación Autor-SGAE. ISBN 84-8048-639-2 
  8. ^ "British album certifications – Culture Club – From Luxury to Heartache". British Phonographic Industry. 2023年6月27日閲覧