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ラッキベツ岬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラッキベツ岬
Мыс Раккибецу
ラッキベツ岬の衛星写真
ラッキベツ岬の衛星写真(NASA、2005年)
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬
ラッキベツ岬の位置
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬
ラッキベツ岬 (サハリン州)
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬は択捉島の最東端に位置する。
ラッキベツ岬
ラッキベツ岬 (北海道広域)
場所

領土問題あり
日本の旗 日本側の行政区分 - 北海道蘂取郡蘂取村根室振興局管内)[1]

ロシアの旗 ロシア側の行政区分 - 極東連邦管区サハリン州クリル管区[2]
座標 北緯45度30分31.88秒 東経148度53分34.13秒 / 北緯45.5088556度 東経148.8928139度 / 45.5088556; 148.8928139座標: 北緯45度30分31.88秒 東経148度53分34.13秒 / 北緯45.5088556度 東経148.8928139度 / 45.5088556; 148.8928139[1]
所属 択捉島[1]

ラッキベツ岬(ラッキベツみさき、英語: Rakkibetsu-misaki[3]ロシア語: Мыс Раккибецу[4])は、千島列島南部にある択捉島の最東端の岬である[1]北緯45度30分31.88秒 東経148度53分34.13秒 / 北緯45.5088556度 東経148.8928139度 / 45.5088556; 148.8928139に位置する[1]。ラッキベツ岬が含まれる択捉島は北方地域(いわゆる北方領土)に属し、日本政府は自国固有の領土であるとの立場をとっているが、第二次世界大戦末期にソビエト社会主義共和国連邦に占領され、2023年現在でも同連邦を引き継いだロシア連邦による占拠が続いている[5]

地理

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ラッキベツ岬は、日本側の行政区分では北海道蘂取郡蘂取村根室振興局管内)に属し[1]、ロシア連邦側の行政区分では極東連邦管区サハリン州クリル管区に属している[2]。ラッキベツ岬は北海道全体で見ても最東端に位置する[6]。なお、日本の実効支配が及ぶ場所に限れば、北海道最東端は根室市にある納沙布岬である。

ラッキベツ岬は、択捉島並びに日本が領有を主張する地域で最北端のカムイワッカ岬[7]から東南東に12kmの場所に位置する[1]。また、ラッキベツ岬の北北西1kmほどの場所には、落差140m[8]ラッキベツの滝[1]、同岬の西南西2.7kmの場所には、標高1199mのラッキベツ岳[1]、同岬の北北西2.3kmの場所にはラッキベツ漁場がある[1]。なお、ラッキベツの滝は、日本一落差の大きい滝である。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 地理院地図 国土交通省、2021年7月29日閲覧。距離はツール→計測より測定。
  2. ^ a b Главная / Муниципальное образование / Территория Администрация муниципального образования(クリル管区)、2021年7月29日閲覧
  3. ^ Japan 1:250,000 Series L506, U.S. Army Map Service, 1954- テキサス州立大学図書館、2021年7月29日閲覧。
  4. ^ Главная / Курильские острова / Остров Итуруп Kuriles-Tour Co. Ltd.、2021年7月29日閲覧。
  5. ^ 北方領土問題とは? 外務省、2021年7月29日閲覧
  6. ^ a b c d 北海道データブック2014_地勢 北海道、2021年7月29日閲覧
  7. ^ 国土を知る / 意外と知らない日本の国土 一般財団法人国土技術研究センター、2021年7月29日閲覧
  8. ^ 北方四島の地名図 地名を覚えよう 北方領土復帰期成同盟、2021年7月29日閲覧