ラッペーンランタ
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ラッペーンランタ Lappeenrannan kaupunki(フィンランド語) | |||
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ラッペーンランタの港湾 | |||
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位置 | |||
ラッペーンランタの位置 | |||
座標 : 北緯61度04分 東経28度11分 / 北緯61.067度 東経28.183度 | |||
歴史 | |||
憲章 | 1649年 | ||
行政 | |||
国 | フィンランド | ||
県 | 南カルヤラ県 | ||
郡 | ラッペーンランタ郡 | ||
町 | ラッペーンランタ | ||
首長 | Kimmo Jarva | ||
地理 | |||
面積 | |||
町域 | 1,723.56[1] km2 (665.47 mi2) | ||
陸上 | 1,433.36 km2 (553.42 mi2) | ||
水面 | 290.14 km2 (112.02 mi2) | ||
人口 | |||
人口 | (2021年現在) | ||
町域 | 72,646[2]人 | ||
人口密度 | 50.68人/km2(131.3人/mi2) | ||
備考 | フィンランド第13位 | ||
その他 | |||
等時帯 | EET (UTC+2) | ||
夏時間 | EEST (UTC+3) | ||
公式ウェブサイト : www.lappeenranta.fi |
ラッペーンランタ(フィンランド語: Lappeenranta [ˈlɑpːeːnˌrɑntɑ]、スウェーデン語: Villmanstrand)は、フィンランド南東部の南カルヤラ県にある都市である。ラッペーンランタ郡に属する。
都市はフィンランド最大の湖であるサイマー湖の南岸にある。また、ロシア国境からは30kmほどの位置でもある。2009年1月1日にヨウツセノと、2010年1月1日にユラマーと合併した。
歴史
[編集]ラッペーンランタは16世紀から市場町として栄え、1649年にスウェーデンのクリスティーナ女王から憲章を与えられた。1721年から1743年まではKymmenegårdとSavonlinna provinceの首都であった。
1741年から1743年のロシア・スウェーデン戦争では激戦地となった。
郊外にヌイヤマー国境検問所がある関係から、ラッペンラータの大型ショッピングセンターにはロシアからの多くの観光客(買い物客)が訪れるなど、ロシア人相手の商売は長らく地域にとって重要な収入源となっていた[3]。しかし、2022年ロシアのウクライナ侵攻後には、フィンランドとロシアの関係は冷却化。2023年11月18日にはヌイヤマーを含む検問所を閉鎖する措置を講じた[4]。このことからラッペンラータからロシア人観光客の姿は消え、ショッピングセンターも休業に追い込まれた[5]。
ラッペーンランタ出身の人物
[編集]- ハンナ・パカリネン - 歌手。
- ヤスカ・ラーチカイネン - ドラマー。ラッペーンランタ生まれ、エスポー育ち。
姉妹都市
[編集]- ラクヴェレ(エストニア)
- Stykkishólmur(アイスランド)
- ドランメン(ノルウェー)
- エレブルー(スウェーデン)
- コリング(デンマーク)
- クリン(ロシア)
- ヴィボルグ(ロシア)
- シュヴェービッシュ・ハル(ドイツ)
- ソンバトヘイ(ハンガリー)
- Lake Worth, Florida(アメリカ合衆国)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ FINLANDS AREAL KOMMUNVIS 1.1.2011
- ^ 統計表No.405 Archived 2012年7月9日, at WebCite
- ^ “「歓迎されない」ロシア人観光客、ビザ発給制限で賛否 フィンランド”. AFP (2022年8月3日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ “ロシア、非正規移民使い周辺国に圧力 EU「恥ずべき行為」”. AFP (2023年11月18日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ “好きな国「変わってしまった」 国境閉鎖、変化に戸惑うロシア系住民”. 朝日新聞DIGITAL (2024年6月25日). 2024年6月25日閲覧。