ラリー・オーストラリア
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ラリー・オーストラリア(Rally Australia)はオーストラリアで開催される世界ラリー選手権 (WRC) のイベント。当初はアジアパシフィックラリー選手権 (APRC) の一戦であったが、1988年からWRCのカレンダーに加わった。
特徴
[編集]以前は西オーストラリア州の州都パースを拠点としていたが、財政的理由により2007年・2008年の開催をキャンセル。2009年より東部のニュー・サウス・ウェールズ州に移動して再開された[1]。2009年から2013年まではWRCのローテーション制によりラリー・ニュージーランドとの交互開催となり、奇数年に開催された。
再開後の拠点はシドニーとブリスベンの中間にある観光都市コフスハーバー。コースは赤土のグラベルロード。ドライでは砂埃がひどく、ウェットでは泥だらけでスタックしやすい。西海岸時代は固い地盤の上にボールベアリングのような石粒が転がり、路面が非常に滑りやすかった[2]。東海岸はラリー・ニュージーランドのような固い路面で、アベレージスピードも高め。
2019年は東海岸の大規模な森林火災の影響で開催直前に中止となった[3]。
歴代優勝者
[編集]† 1994年はFIA2リッターワールドカップ (W2L) として開催。
脚注
[編集]- ^ 福井敏雄 "2013年WRC第10戦オーストラリアクラシックラリーの故郷に里帰り". J SPORT.(2013年9月3日)2013年12月10日閲覧。
- ^ "ラリー・オーストラリア名物、魅惑の「ボールベアリング・ロード」 Letter from SWRT". SUBARUモータースポーツ.(2004年11月14日)2013年12月10日閲覧。
- ^ “WRCの2019年最終戦オーストラリアは開催中止。発生中の大規模森林火災が要因”. autosport web (2019年11月12日). 2019年11月12日閲覧。