ラヴァーボーイ (曲)
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「ラヴァーボーイ」 | ||||
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マライア・キャリー の シングル | ||||
初出アルバム『グリッター』 | ||||
リリース | ||||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン・レコード | |||
作詞・作曲 | マライア・キャリー、ラリー・ブラックモン、トーマス・ジェンキンス | |||
マライア・キャリー シングル 年表 | ||||
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「ラヴァーボーイ」(Loverboy)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、マライア・キャリーの楽曲。8枚目のスタジオ・アルバム『グリッター』に収録されており、先行シングルとしてもリリースされた。
Billboard Hot 100では最高位2位、チャートには14週留まった[1]。
論争
[編集]「ラヴァーボーイ」にはキャメオの「キャンディ」がサンプリングに使われているが、元々はイエロー・マジック・オーケストラの「ファイアークラッカー」が使われる予定だった。しかし元夫のトミー・モトーラはその情報を聞きつけジェニファー・ロペスの「アイム・リアル」に「ファイアークラッカー」を先行して使用した[2]。そのためにマライアは「ファイアークラッカー」をサンプリングに使うことが出来なかった。この件についてマライアは「トミーは離婚した事にもソニーから離れた事にも怒っていた。だから彼は彼の持つ力と繋がりの全てを使って私を罰しようとした」と語っている[3]。
その後「ファイアークラッカー」を使ったオリジナル・ヴァージョンは2020年のアルバム『レアリティーズ』で初公開されている[4]。収録にあたっては改めてYMO側やメンバーの坂本龍一のオフィスに許諾申請を送ったことが2020年のインタビューで同じくメンバーの細野晴臣によって明かされている[5]。
収録曲
[編集]- ラヴァーボーイ
- ラヴァーボーイ(リミックス)
チャート成績
[編集]週間チャート
[編集]チャート(2001年) | 最高順位 |
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アメリカ(Billboard Hot 100)[1] | 2 |
イギリス(全英シングルチャート)[6] | 12 |
脚注
[編集]- ^ a b “Mariah Carey”. Billboard. 2023年1月13日閲覧。
- ^ Yoko Nagasaka (2020年12月14日). “クリスマスの歌姫の人生は壮絶だった! マライア・キャリーの回顧録からわかった10の真実”. ELLE Japan. 2022年12月23日閲覧。
- ^ Christine Rendon (2020年9月29日). “Mariah Carey once again pulls the 'I don't know her' card with Jennifer Lopez as she sheds light on how ex Tommy Mottola led to their long-standing feud”. Daily Mail. 2022年12月23日閲覧。
- ^ “マライア・キャリーのデビュー30周年記念盤にYMOサンプリング楽曲や90年初デモテープ音源収録決定”. amass (2020年9月10日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ “細野晴臣とエキゾチックサウンド(後編)”. 音楽ナタリー (2020年12月3日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ “Mariah Carey|full Official Chart History”. Official Charts. 2023年1月13日閲覧。