デイドリーム (マライア・キャリーのアルバム)
『デイドリーム』 | ||||
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マライア・キャリー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1994年 - 1995年 | |||
ジャンル | R&B | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア | |||
プロデュース | マライア・キャリー、ウォルター・アファナシエフ、デイヴ・ホール、ジャーメイン・デュプリ、マニュエル・シール、デヴィッド・モラレス | |||
マライア・キャリー アルバム 年表 | ||||
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『デイドリーム』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
About.com | [1] |
オールミュージック | [2] |
エンターテインメント・ウィークリー | B[3] |
ローリング・ストーン | [4] |
ニューヨーク・タイムズ | (Positive)[5] |
ピープル | (Positive)[6] |
『デイドリーム』(Daydream) は、1995年に発売されたマライア・キャリーの5枚目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]今までのアルバムよりもR&Bやヒップホップ色が強い作品となったが、これはマライア自身が決めたことであり、レコード会社は前々からヒップホップ・アーティストやラッパーをマライアから遠ざけたがっていた。しかし、このマライアとレーベルとの間で対立があったにもかかわらず、多くの批評家はこのアルバムを絶賛した。
全米のアルバムチャートBillboard 200では6週連続首位、81週チャート入りした[7]。また、3,200万枚を売り上げた前作の『ミュージック・ボックス』に続き、アメリカ国内だけで1,000万枚のセールスを売上げ、ダイヤモンド・アルバムとなった。世界規模では2,500万枚を売り上げた。2001年時点で、日本では240万枚を売り上げている[8]。
このアルバムからのシングル「ファンタジー」は、日本では日本盤シングルCDが1枚490円で販売された(当時日本において一般的なシングルCDの価格は1枚1000円程度であった)[9]。これは円高の影響で値下げ傾向にあった輸入盤CDなどへの対抗策である[9]。
2作目のシングルの「ワン・スウィート・デイ」はボーイズIIメンとデュエットし、2曲連続初登場1位という史上初の快挙も成し遂げた。また、ビルボードHot 100では16週間1位を獲得し、ギネス記録に認定された。
3作目のシングルの「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー」も2週間1位をとり、1996年に最もラジオで流れた曲となり、大ヒットを記録した。このアルバムからのシングル曲3曲が1位を獲得し、1枚のアルバムからのシングルのみで25週以上全米チャート1位を記録した。この記録を達成した女性アーティストはマライアのみである。
本作品は、ソニーのSBM(スーパー・ビット・マッピング)録音が採用されており、既存のCDプレイヤーにて高音質再生が可能であるが、PRO pixy ESPRITなどのSBM対応機種では、20ビット相当の分解能で再生することができる。
収録曲
[編集]# | タイトル |
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1. | 「ファンタジー[10]」(Fantasy) |
2. | 「アンダーニース・ザ・スターズ」(Underneath The Stars) |
3. | 「ワン・スウィート・デイ」(One Sweet Day) |
4. | 「オープン・アームズ[11]」(Open Arms) |
5. | 「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー」(Always Be My Baby) |
6. | 「アイ・アム・フリー」(I Am Free) |
7. | 「ホエン・アイ・ソー・ユー」(When I Saw You) |
8. | 「ロング・アゴー」(Long Ago) |
9. | 「メルト・アウェイ」(Melt Away) |
10. | 「フォーエバー」(Forever) |
11. | 「デイドリーム・インタールード」(Daydream Interlude) |
12. | 「ルッキング・イン」(Looking In) |
# | タイトル |
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13. | 「ファンタジー(デフ・クラブ・ミックス)」(Fantasy (Def Club Mix)) |
チャート成績
[編集]チャート(1995年) | 最高順位 |
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アメリカ(Billboard Hot 100)[7] | 1 |
イギリス(全英アルバムチャート)[12] | 1 |
脚注
[編集]- ^ Lamb, Bill. “Mariah Carey 'Daydream'”. About.com. 2010年8月20日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Mariah Carey: Daydream”. Allmusic. All Media Guide. 2010年10月20日閲覧。
- ^ Tucker, Ken (1995年10月13日). “Daydream (1995)”. Entertainment Weekly. Time Warner. 2010年10月20日閲覧。
- ^ “Mariah Carey: Album Guide”. Rolling Stone. Limited Liability Company. 2010年10月20日閲覧。
- ^ Holden, Stephen (1995年10月8日). “Pop Music; Mariah Carey Glides Into New Territory”. The New York Times. The New York Times Company. 2010年10月20日閲覧。
- ^ “Picks and Pans Main: Song”. People. Time Warner (1995年10月16日). 2010年10月20日閲覧。
- ^ a b “Mariah Carey”. Billboard. 2023年1月19日閲覧。
- ^ マライア・キャリー『グレイテスト・ヒッツ』日本盤(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル、SICP-77〜8)付属ライナーノーツ、10頁。
- ^ a b 「シングルCDに低価格の波 話題盤490円で来月発売 ソニー・ミュージック」『日本経済新聞』1995年8月19日付夕刊、1頁。
- ^ 日本では『なるほど!ザ・ワールド』のエンディングテーマ及びコーセーのCMソングに使用された。
- ^ ジャーニーのカバー。日本ではフジテレビジョンがバレーボール中継のイメージソングに使用。
- ^ “Mariah Carey|full Official Chart History”. Official Charts. 2023年1月19日閲覧。