ワーナーメディア
30 ハドソン・ヤードの本社 | |
商号 | WarnerMedia |
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以前の社名 |
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元の種類 | 子会社 |
業種 |
マスメディア 娯楽 |
その後 | スピンオフ制度を活用して、ディスカバリーと合併 |
前身 |
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後継 | ワーナー・ブラザース・ディスカバリー |
設立 | 1972年2月10日 |
創業者 |
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解散 | 2022年4月8日 |
本社 | アメリカ合衆国・ニューヨーク 30 ハドソン・ヤード |
事業地域 | 世界中 |
主要人物 | |
ブランド |
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売上高 | US$35.63 billion (2021) |
営業利益 | US$7.24 billion (2021) |
従業員数 | 25,600 (2015年) |
親会社 |
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部門 |
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ウェブサイト |
www |
脚注 / 出典 [1][2][3][4][5] |
ワーナーメディア(Warner Media, LLC)は、かつてのアメリカ合衆国の多国籍マスメディア・エンターテイメント複合企業。ニューヨークの30 ハドソン・ヤードに本社を置いていた。
1990年に タイムとワーナー・コミュニケーションズの合併によりタイム・ワーナー(Time Warner)として設立された。2022年にディスカバリーと合併し、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとなった。
映画、テレビ、ケーブル事業を展開し、その資産には、ワーナーメディア・スタジオ&ネットワーク(ターナー・エンターテイメント・ネットワークス、HBO、シネマックスのエンタテインメント資産、およびワーナー・ブラザース・エンターテイメント)、ワーナーメディア・ニュース&スポーツ(CNN、ターナースポーツ、AT&Tスポーツネット、ターナー・ブロードキャスティングのニュースおよびスポーツ関連資産)、ワーナーメディア・セールス・アンド・ディストリビューション(デジタルメディア会社オッター・メディア)、ワーナーメディア・ダイレクト(ストリーミングサービスHBO Max)などが含まれた。
歴史
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 1923年 - ワーナー・ブラザースが設立される。
- 1923年 - タイム誌が創刊される。
- 1967年 - セヴン・アーツ・プロダクションズがワーナー・ブラザースを買収。
- 1969年 - 駐車場・ビルディング・葬儀サービスの複合企業「キニー・サービス」がワーナー・ブラザース=セヴン・アーツを買収。
- 1972年 - 駐車場での価格決定を伴う金融スキャンダルのため非エンターテインメント資産をナショナルキニーコーポレーションとして独立させ、キニー・サービスがワーナー・コミュニケーションズと改名[6]。
- 1989年 - クオンタム・コンピューティング・サービス社がAOLサービスを開始。
- 1989年3月4日 - タイム社とワーナー・コミュニケーションズの合併を発表。
- 1990年1月10日 - タイム社とワーナー・コミュニケーションズの合併が完了し、タイム・ワーナーとなる[要出典]。
- 1991年 - クオンタム・コンピューティング・サービス社がアメリカ・オンラインと改名。
- 1996年10月10日 - タイム・ワーナーがテッド・ターナーがオーナーであるターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS, Inc.)及びその傘下のCNN等を買収。
- 2000年 - AOLのM&Aによって、AOLとタイム・ワーナーが合併し、AOLタイム・ワーナーとなる。
- 2002年 - AOLのITバブル崩壊などの影響で、AOLとの合併を解消し、社名をタイム・ワーナーに戻す。
- 2008年5月21日 - タイム・ワーナーとタイム・ワーナー・ケーブル社が分離に同意。
- 2009年2月19日 - タイム・ワーナーがタイム・ワーナー・ケーブル社の分離・スピンオフを完了。
- 2009年5月 - タイム・ワーナーがAOL部門の分離・スピンオフを決定。
- 2009年12月9日 - AOLとの正式に合併を解消した。
- 2013年3月6日 - タイム・ワーナーが独立した株式公開企業としてタイム社の売却を発表。
- 2016年10月 - 米大手通信業者AT&Tがタイム・ワーナー社に850億ドル(約8兆5000億円)の合併提案。
- 2018年6月12日 - AT&Tによる買収完了。
- 2018年6月15日 - タイム・ワーナーが社名をワーナーメディアに変更した。
- 2019年3月4日 - AT&Tは、前年に買収したタイム・ワーナー(現・ワーナーメディア)の事業再編に正式に着手し、種類の異なるネットワーク網やエンターテインメント事業を統合した[7]。
- 2020年5月27日 - 定額制動画配信サービスであるMaxのサービスを開始。
- 2022年4月8日 - スピンオフ制度を活用して、ディスカバリーチャンネルなどを運営している同業会社のディスカバリーと経営統合し、「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」を設立[8][9][10]。これにより、ワーナーメディアは約4年でAT&Tグループから離れることになった[11]。
主な子会社
[編集]ワーナーメディア・ダイレクト
[編集]ワーナーメディア・スタジオ&ネットワーク
[編集]- ワーナー・ブラザース
- WB Studio Enterprises Inc. - ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース・テレビジョン・スタジオ、Warner Bros. Studio Facilitiesの事業部門を所有
- CWテレビジョンネットワーク(CBSエンターテイメント・グループ(パラマウント・グローバル)との合弁)
- ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループ
- ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループ
- ワーナー・ブラザース・テレビジョン・スタジオ
- ワーナー・ブラザース グローバルキッズ、ヤングアダルト&クラシック
- ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
- ワーナー・ブラザース グローバルブランド&フランシス
- DCエンターテインメント
- DCコミックス - コミック
- DCエンターテインメント
- ホーム・ボックス・オフィス
- ターナー・エンターテイメント・ネットワークス
ワーナーメディア・ニュース&スポーツ
[編集]- CNNワールドワイド
- ターナースポーツ
- AT&T Sports Networks, LLC
ワーナーメディア・インターナショナル
[編集]ワーナーメディア・セールス・アンド・ディストリビューション
[編集]手放した子会社
[編集]- アタリ → アタリゲームズ → タイムワーナーインタラクティブ - ウィリアムスに売却 → ミッドウェイゲームズ → 2009年に再びワーナーが買収
- テンゲン
- ワーナー・ミュージック・グループ - 音楽部門。2004年に投資家グループに売却。
- アトランタ・ブレーブス - MLB。2007年にリバティメディアに売却。
- タイム・ワーナー・ケーブル - 2015年にチャーター・コミュニケーションズへ売却。
- AOL(America Online)
- タイム
- 『タイム』
- 『スポーツ・イラストレイテッド』
- Crunchyroll - アニメ運営会社。AT&T運営当時はオッター・メディアの傘下だった。2021年8月にファニメーション(ソニーグループ)へ売却[12][13][14]。
- TMZ - 2021年9月13日にフォックス・コーポレーションへ売却[15]。
動画配信サービス
[編集]HBO Max (Max)
[編集]2019年7月9日(現地時間)、AT&Tの傘下でHBOの親会社であるワーナーメディアは定額制動画配信サービス「HBO Max」を2020年春に開始すると発表[16]。2020年5月27日から同サービスの提供を開始した[17][18]。HBOやTBS、カートゥーン ネットワークなどのワーナーメディアの各番組に加え、ワーナー・ブラザーズやニュー・ライン・シネマ、DCコミックスといった関連会社が制作した映画・ドラマ、本配信サービスのオリジナル番組などを配信する[17][18][19][20]。
2023年5月23日、サービスのリニューアルが行われ、名称も「Max」へと変更された[21]。
脚注
[編集]- ^ “Financial and Operational Schedules & Non-GAAP Reconciliations”. AT&T (January 26, 2022). March 13, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。April 27, 2022閲覧。
- ^ Cohen, Roger (December 21, 1992). “The Creator of Time Warner, Steven J. Ross, Is Dead at 65”. The New York Times April 11, 2018閲覧。
- ^ “Time Warner Inc. Reports Fourth-Quarter and Full-Year 2017 Results (10-K)”. Time Warner (February 1, 2018). December 2, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。February 5, 2018閲覧。
- ^ “AT&T Corporate Profile”. about.att.com. November 13, 2021閲覧。
- ^ “Business Units | WarnerMedia”. www.warnermediagroup.com. April 25, 2019閲覧。
- ^ “BEGIN PRIVACY-ENHANCED MESSAGE”. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “米AT&T、ワーナー・メディアの事業再編に着手”. WSJ (2019年3月5日). 2019年3月24日閲覧。
- ^ “AT&Tがメディア事業スピンオフ、ディスカバリーと資産統合へ”. Bloomberg.com (2021年5月17日). 2021年5月22日閲覧。
- ^ “米メディア大手2社統合へ ワーナーとディスカバリー”. 共同通信 (2021年5月17日). 2021年5月17日閲覧。
- ^ “米CNNテレビ、有料配信終了へ 開始後わずか1カ月”. 共同通信 (2022年4月22日). 2022年4月26日閲覧。
- ^ “AT&Tが「ワーナーメディア」切り離し、ディスカバリーと統合…ネットフリックスなどに対抗”. 読売新聞 (2021年5月17日). 2021年5月22日閲覧。
- ^ “ソニー、米アニメ運営会社を約1222億円で買収-エンタメ関連強化”. Bloomberg.com (2020年12月10日). 2020年12月10日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2020年12月10日). “ソニー 米 通信大手AT&Tが展開のアニメ配信事業を買収で合意”. NHKニュース. 2020年12月10日閲覧。
- ^ “ソニー、海外アニメ配信「Crunchyroll」買収完了。約1,300億円”. AV Watch (2021年8月10日). 2021年9月18日閲覧。
- ^ “FOXが娯楽メディアTMZを買収、「ゴシップネタ」の収益を強化へ”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。
- ^ “WarnerMedia、定額動画サービス「HBO Max」を来春立ち上げ”. ITmedia (2019年7月11日). 2020年5月28日閲覧。
- ^ a b “ワーナー、米で新動画配信 スタジオジブリ作品が目玉に”. 共同通信 (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
- ^ a b “WarnerMediaの定額動画サービス「HBO Max」スタート Apple TVやPS4にも対応”. ITmedia (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
- ^ “新たな動画配信サービス「HBO Max」、5月27日に米国で開始へ”. CNET Japan (2020年4月22日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “米国株市場“2番底”の可能性はあるのか 動画配信銘柄は好調”. 日刊ゲンダイ. p. 2 (2020年4月28日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ “Warner Bros. Discovery Unveils Max Streaming Service, Launching May 23” (英語). Warner Bros. Discovery (2023年4月12日). 2024年5月8日閲覧。