ラーナー・ダッグバーティ
ラーナー・ダッグバーティ Rana Daggubati | |
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2015年 | |
本名 | Ramanaidu Daggubati |
生年月日 | 1984年12月14日(40歳) |
出生地 | インド タミル・ナードゥ州チェンナイ |
職業 | 俳優、映画プロデューサー、VFXコーディネーター、カメラマン |
配偶者 | ミヒーカ・バジャージ[1] |
著名な家族 | ダッグバーティ=アッキネーニ家参照 |
主な作品 | |
『Leader』 『バーフバリ』シリーズ |
ラーマナイドゥ・ダッグバーティ(Ramanaidu Daggubati[2]、1984年12月14日[3] - )は、インドの俳優、映画プロデューサー、VFXコーディネーター、カメラマンで、「ラーナー・ダッグバーティ (Rana Daggubati)」または「ラーナー (Rana)」名義で活動している[4][5]。ラーナーはテルグ語映画、タミル語映画、ヒンディー語映画で幅広く活動している[6]。2004年にプロデューサーを務めた『Bommalata』で国家映画賞 テルグ語長編映画賞を受賞し、2006年にVFXコーディネーターを務めた『Sainikudu』ではナンディ賞 特殊効果賞を受賞している[7][8]。
2010年のテルグ語映画『Leader』で主演として映画デビューし、フィルムフェア賞 南インド映画部門新人男優賞を受賞した。翌2011年の『Dum Maaro Dum』でヒンディー語映画デビューし、批評家から肯定的な評価を得た。2015年と2017年には、インド映画の興行記録を塗り替えた叙事詩的映画『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』に出演し、悪役バラーラデーヴァを演じた[9][10][11]。
人物
[編集]タミル・ナードゥ州チェンナイ出身で、父は映画プロデューサーのダッグバーティ・スレーシュ・バーブ[12][13][14]。ラーナーの生まれたダッグバーティ=アッキネーニ家はテルグ語映画界で活躍する著名な一家であり、祖父ダッグバーティ・ラーマナイドゥ(映画プロデューサー)、叔父ヴェンカテーシュ・ダッグバーティ(俳優)、従弟ナーガ・チャイタニヤ(俳優)などが知られている。
2016年、ラーナーは右目を失明しており、幼少期にL・V・プラサード病院で手術を受けていたことを公表した。現在の右目はドナー提供されたものであり、「左目だけで物を見ている」と語っている[15]。2020年5月21日にブライダル・イベント会社の経営者ミヒーカ・バジャージとの婚約を発表した[16][1]。
キャリア
[編集]テルグ語映画デビュー作となった『Leader』で主演を務め、同作は興行的な成功を収めた。翌年には『Dum Maaro Dum』でヒンディー語映画デビューを果たし、ザ・タイムズ・オブ・インディアは「颯爽としたデビュー」と報じた[17]。また、同紙の「2011年期待の新人俳優」にも選ばれて、「2011年最も好ましい男性」の20位に入選している[18][19][20]。同年に『Nenu Naa Rakshasi』でも主演を務めるが、興行的には失敗している[21][22][23]。2012年に『Naa Ishtam』『Department』『Krishnam Vande Jagadgurum』に続けて出演し、『Krishnam Vande Jagadgurum』は興行的な成功を収めた[24][25]。
2013年には『Arrambam』に出演してタミル語映画デビューを果たした[26]。また、『若さは向こう見ず』ではカメオ出演している[27]。同年から2つの大きな映画プロジェクト(『ルドラマデーヴィ 宿命の女王』『バーフバリ 伝説誕生』)に参加した[28][29]。『バーフバリ 伝説誕生』で演じた悪役バラーラデーヴァは、インディアン・エクスプレスから「映画の中で大きな変化を遂げる唯一の存在」として主人公バーフバリやヒロインのデーヴァセーナよりも面白いキャラクターと批評するなど高い評価を受け、国際的な知名度を得た[15][30]。ラーナーはバラーラデーヴァを演じる際に、英国人俳優ダニエル・デイ=ルイスを意識して演じている[31]。また、バラーラデーヴァを演じるためにトレーニングを行い[32]、1日2時間以上のウェイト・トレーニングと有酸素運動を実施し、炭水化物とタンパク質中心の生活を送った[33]。
フィルモグラフィー
[編集]出演
[編集]- Leader(2010年) - アルジュン・プラサード
- Dum Maaro Dum(2011年) - ジョキ・フェルナンデス
- Nenu Naa Rakshasi(2011年) - アビマニュ
- Naa Ishtam(2011年) - ガネシュ
- Department(2012年) - シヴ・ナラヤン
- Krishnam Vande Jagadgurum(2012年) - バブ
- 若さは向こう見ず(2013年) - ヴィクラム
- Something Something(2012年) - 本人役
- Arrambam(2013年) - サンジャイ
- Baby(2015年) - ジャイ
- Dongaata(2015年) - 本人役
- バーフバリ 伝説誕生(2015年) - バラーラデーヴァ
- ルドラマデーヴィ 宿命の女王(2015年) - チャールキヤ・ヴィーラバドラ
- Size Zero(2015年) - 本人役
- Bangalore Naatkal(2016年) - シヴァ・プラサード
- インパクト・クラッシュ(2017年) - アルジュン・ヴァルマー
- バーフバリ 王の凱旋(2017年) - バラーラデーヴァ
- Nene Raju Nene Mantri(2017年) - ジョゲンドラ
- Welcome to New York(2018年)
- N.T.R: Kathanayakudu(2019年) - ナラ・チャンドラバブ・ナイドゥ
- N.T.R: Mahanayakudu(2019年) - ナラ・チャンドラバブ・ナイドゥ
- ハウスフル4(2019年) - パップー・ランジーラ
- Enai Noki Paayum Thota(2019年) - レーカ出演作の監督
- ハーティー 森の神(2021年) - ヴィーラバーラティ/ナレンドラ・ブパティ/スミトラナンダン
製作
[編集]出典
[編集]- ^ a b “Rana Daggubati gets engaged to girlfriend Miheeka Bajaj”. The Times of India. (May 21, 2020) 2020年7月2日閲覧。
- ^ “What Caused Bhallaladeva, Aka Rana Daggubati, To Go Blind In One Eye?”. Outlook India. 28 May 2017閲覧。
- ^ “Happy Birthday Rana Daggubati: From Leader to Baahubali, Rana's blockbuster journey”. The Indian Express (14 December 2016). 2018年2月4日閲覧。
- ^ “Photos: Nene Raju Nene Mantri actor Rana Daggubati impresses audience as a storyteller at TedxHyderabad”. 2018年2月4日閲覧。
- ^ “How Rana Daggubati helped take ‘Baahubali 2’ across India”. 2018年2月4日閲覧。
- ^ “From 'Baahubali' to 'Ghazi', Rana Daggubati has come a long way – Times of India”. 1 May 2017閲覧。
- ^ The multifaceted ‘leader'. The Hindu (12 February 2012). Retrieved 23 April 2016.
- ^ “53rd National Film Awards” (PDF). Directorate of Film Festivals. pp. 93–94. 19 March 2012閲覧。
- ^ Mike McCahill. “Baahubali: The Beginning review – fantastic bang for your buck in most expensive Indian movie ever made”. The Guardian. 2018年2月4日閲覧。
- ^ Sangeetha Devi Dundoo. “Baahubali review: A little more, a little less”. The Hindu. 2018年2月4日閲覧。
- ^ Nanisetti, Serish (12 July 2015). “Baahubali Smashes Box Office Records, Rakes in Rs 68 Crore”. The New Indian Express. 2018年2月4日閲覧。
- ^ Rajamani, Radhika (24 November 2009). “An entrepreneur who acts too”. Rediff 24 October 2010閲覧。
- ^ “The new entrants in Times 50 Most Desirable Men 2011”. The Times of India. (4 February 2012)
- ^ “Rana Daggubati's a family man”. The Times of India. (19 June 2011)
- ^ a b “Baahubali 2: The Conclusion actor Rana Daggubati makes stunning revelation, says he is blind in one eye”. The Financial Express (2017年4月30日). 2018年2月4日閲覧。
- ^ “Baahubali actor Rana Daggubati gets engaged to entrepreneur Miheeka Bajaj”. www.businesstoday.in. 2020年5月22日閲覧。
- ^ “Dum Maaro Dum-Gripping thriller”. The Times of India. (21 April 2011) 18 May 2012閲覧。
- ^ “The Most Promising Newcomer of 2011 – Male”. The Times of India (26 March 2012). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Times Most Desirable Men of 2011: Rana Daggubati – No. 20 – Video”. The Times of India
- ^ “Bipasha is like family: Rana Daggubati”. The Times of India. (16 December 2011)
- ^ “Rana Daggubati turns professional killer”. Rediff.com (27 April 2011). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Allu Arjun rejects Ileana – Telugu Movie News”. Indiaglitz.com (21 June 2011). 5 May 2013閲覧。
- ^ “'Leader' to 'Krishnam Vande Jagadgurum': Why hasn't Rana Daggubati found a foothold yet?|South Cinema Photos-IBNLive”. Ibnlive.in.com (27 November 2012). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Krishnam Vande Jagadgurum heads towards Rs 45-cr collections”. Business Standard (3 December 2012). 5 May 2013閲覧。
- ^ Shekhar (3 December 2012). “Krishnam Vande Jagadgurum strikes gold at Box Office – Oneindia Entertainment”. Entertainment.oneindia.in. 5 May 2013閲覧。
- ^ P Sangeetha, TNN 17 August 2012, 10.53AM IST (17 August 2012). “Rana shoots with Ajith”. The Times of India. 5 May 2013閲覧。
- ^ “Rana's cameo in Yeh Jawani Hai Deewani | Hindi Movies News”. BollywoodHungama.com (21 May 2012). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Rana as Chalukya in Anushka's Rudrama Devi”. The Times of India (11 February 2013). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Director Rajamouli in location hunt for Bahubali”. The Times of India (11 February 2013). 5 May 2013閲覧。
- ^ “Not Baahubali, Bhallaladeva is most interesting character in the SS Rajamouli film”. The Indian Express. 29 April 2017閲覧。
- ^ “Baahubali 2: How Rana Daggubati was inspired by Daniel Day-Lewis to play Bhallaladeva” (19 April 2017). 2018年2月4日閲覧。
- ^ Joshi, Shriya (4 October 2016). “Rana Daggubati’s Look As Bhallaldeva in Baahubali 2 Is Bigger, Meaner And Stronger!”. 2018年2月4日閲覧。
- ^ “Rana Daggubati aka Bhallala Deva has gone through a massive transformation for Baahubali 2”. Bollywoodlife.com. 4 October 2016閲覧。
外部リンク
[編集]- ラーナー・ダッグバーティ (RanaDaggubati) - Facebook
- ラーナー・ダッグバーティ - IMDb