ルドラマデーヴィ 宿命の女王
ルドラマデーヴィ 宿命の女王 | |
---|---|
Rudhramadevi | |
監督 | グナシェカール |
脚本 | グナシェカール |
製作 |
グナシェカール ラージニ・グナ ニーリマ・グナ ユクサムキー |
ナレーター | チランジーヴィ |
出演者 |
アヌシュカ・シェッティ アッル・アルジュン ラーナー・ダッグバーティ |
音楽 | イライヤラージャ |
撮影 | アジャヤン・ヴィンセント |
編集 | A・シュリーカル・プラサード |
製作会社 | グナー・チーム・ワークス |
配給 | グナー・チーム・ワークス |
公開 | 2015年10月9日 |
上映時間 | 157分 |
製作国 | インド |
言語 | テルグ語 |
製作費 | ₹800,000,000[1] |
興行収入 | ₹989,200,000[1] |
『ルドラマデーヴィ 宿命の女王』(ルドラマデーヴィ しゅくめいのじょおう、原題:Rudhramadevi)は、2015年に公開されたインドのテルグ語3D映画。カーカティーヤ朝の君主であり、インドの歴史上数少ない女王の1人でもあるルドラマ・デーヴィの生涯を描いた叙事詩的映画である[2][3]。監督・脚本はグナシェカール、主演はアヌシュカ・シェッティが務め[4]、バックグラウンドスコアとサウンドトラックの作曲はイライヤラージャが務めている[5]。
2015年10月9日に公開され、ヒンディー語吹替版、マラヤーラム語吹替版が製作された。タミル語版はテナンダル・スタジオ配給で10月16日に公開された[6][7]。公開初日の興行収入は2015年公開のインド映画で5番目の成績となり[8][9][10]、公開初週末の世界興行収入は3億2000万ルピーを記録した[11][12][13]。
日本では劇場未公開・DVD未発売で、CSで放送された。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
[編集]- ルドラマ・デーヴィ - アヌシュカ・シェッティ
- ゴーナ・ガンナー・レッディ - アッル・アルジュン
- チャールキア・ヴィーラバドラ - ラーナー・ダッグバーティ
- マハーデーヴァ・ナヤクドゥ - ヴィクラムジート・ヴィルク
- ガナパティ・デヴドゥ - クリシュナン・ラージュ
- シヴァ・デヴァイアー - プラカーシュ・ラージ
- ハリ・ハラ・デヴドゥ - スマン
- ムクタンバ - ニティヤ・メーノーン
- アナンビカ - キャサリン・トレサ
- ガナパティ・デヴドゥ - アーディティヤ・メーナン
- ソマンバ - プラバ
- ゴーナの父方の叔父 - ヴィノード・クマール
- アナンビカの父 - ラージャー・ラヴィンドラ
- 幼少期のルドラマ - ウルカ・グプタ
- 幼少期のチャールキア - ローシャン・メカ
- ガナパンバ - アディティ・チェンガッパ
- マダニカ - ハムサ・ナンディニ
- プラサダディティア - アジャイ
- ナガ・デヴドゥ - バーバ・セガール
- シンガンナ - ラザー・ムラード
- アンバ・デヴドゥ - ジャヤー・プラカーシュ・レッディ
- ジャヤパ・ナイドゥ - スッバラーヤ・シャルマ
- テッティビ - ヴェーヌ・マーダヴ
- ヴァラダ・レッディ - アルピット・ランカー
- アクシャラ・デーヴィ - アクシャラ・マンダパティ
製作
[編集]グナシェカールはルドラマ・デーヴィの生涯を題材にした脚本を執筆した。ルドラマ・デーヴィ役としてアヌシュカ・シェッティ、ナヤンターラ、プリヤンカー・チョープラーが検討されたが、最終的に『Arundhati』の演技を評価されたアヌシュカが起用された。音楽監督にはイライヤラージャ、美術監督にはトーッター・ダラニが起用され、8億ルピーの製作費が投じられた[1]。ゴーナ・ガンナー・レッディ役にはマヘーシュ・バーブとN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアが検討されたが、2人とも出演を辞退しており、最終的にアッル・アルジュンが起用された。衣装デザインはニーター・ルッラーが担当している[14]。ラッパーのバーバ・セガールはグナシェカールの依頼で映画への出演が決まり[15]、悪役のマハーデーヴァには『Khelein Hum Jee Jaan Sey』や『Heart Attack』で悪役を演じていたヴィクラムジート・ヴィルクが起用されている[16]。2013年2月14日からワランガルのルドレシュワラ・スワーミ寺院で最初の撮影が行われ[17]、2014年7月に撮影の最終スケジュールが終了した[16]。
オーディオ・ミュージックはテランガーナ州、アーンドラ・プラデーシュ州で別々に発売される予定で、それぞれの州首相がゲストとして発売イベントに出席する。アルバム6曲のうち3曲はヴィシャーカパトナムのウガディの当日にリリースされ、残りの3曲は翌日ワランガルでリリースされた[18][19]。アルバムはデカン・ミュージックのベスト・テルグ・アルバムに選ばれている[20]。
公開
[編集]2015年3月に予告編が公開された[21]。公開日は6月26日を予定していたが、技術的な問題により10月9日に変更された[22][23]。テランガーナ州では娯楽税が免除された[24]。また、インド国外の顧客向けサービスとして、Herotalkies.comのウェブサイトで3D・2Dフォーマットの配信が行われた[25]。
評価
[編集]興行収入
[編集]本作は2015年公開のインド映画の公開初日興行収入で第5位となった[8]。公開週末の国内興行収入は3億2000万ルピーとなり[26]、公開第1週の累計興行収入は5億7620万ルピーを記録した[27]。公開17日目の合計興行収入は8億1770万ルピーとなり[28]、公開21日目に8億3000万ルピー[29]、公開35日目には8億6920万ルピーを記録した[1]。
ヒンディー語吹替版は公開2週間で1億5000万ルピーの興行収入を記録した[30]。国外の興行収入は公開24日目に99万772ドル[31]、公開31日目には99万3837ドルを記録した[32]。
批評
[編集]本作は物語やアヌシュカの演技が高く評価されている[9][10]。Belvoir Eagleは3.5/5の星を与え[33]、ハンズ・インディアのキアーラ・シンドゥは4/5の星を与えている[34]。
受賞・ノミネート
[編集]映画賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|
ウガディ・アワード | 主演女優賞 | アヌシュカ・シェッティ | 受賞 |
CineMAA賞 | 主演女優賞 | ||
審査員選出男優賞 | アッル・アルジュン | ||
特別感謝賞 | グナシェカール | ||
バラタムリ・アワード | 主演女優賞 | アヌシュカ・シェッティ | |
南インド国際映画賞 | 審査員選出女優賞 | ||
主演女優賞 | ノミネート | ||
審査員選出男優賞 | アッル・アルジュン | 受賞 | |
主演男優賞 | ノミネート | ||
監督賞 | グナシェカール | ||
作品賞 | |||
助演女優賞 | ニティヤー・メーナン | ||
フィルムフェア賞 南インド映画部門 | 主演女優賞 | アヌシュカ・シェッティ | 受賞 |
助演男優賞 | アッル・アルジュン | ||
サントーシャム南インド映画賞 | 主演女優賞 | アヌシュカ・シェッティ | |
作品賞 | グナシェカール | ||
IIFAウトサヴァム | 主演女優賞 | アヌシュカ・シェッティ | ノミネート |
助演男優賞 | アッル・アルジュン | 受賞 | |
助演女優賞 | ニティヤー・メーナン | ノミネート | |
悪役賞 | ヴィクラムジート・ヴィルク | ||
作詞家賞 | シュリヴェネラ・シータラーマ・サストリー「Madagajame」 | ||
男性プレイバックシンガー賞 | ハリハラン「Avuna Neevena」 | ||
女性プレイバックシンガー賞 | シュレヤ・ゴシャル「Punnami Puvvai」 |
出典
[編集]- ^ a b c d “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) grosses Rs 86.92 crore at box office in 35 days”. International Business Times (15 November 2015). 2019年2月6日閲覧。
- ^ Julius Jolly (1885) Outlines of an History of the Hindu Law of Partition, Inheritance, and Adoption:As Contained in the Original Sanskrit Treatises, Thacker, Spink and Company, pp. 144–150:
- ^ Bilkees I. Latif (2010). Forgotten. Penguin Books India. p. 70. ISBN 978-0-14-306454-1
- ^ “Anushka to do a Tamil-Telugu period film?”. Times of India (6 October 2012). 24 November 2012閲覧。
- ^ “Rudramadevi Music”. Raag. 21 March 2015閲覧。
- ^ “Puli' box office collection: Will Anushka's 'Rudhramadevi' (Rudramadevi) affect Vijay starrer?”. ibtimes.co.in. 2015年10月16日閲覧。
- ^ “Tamil version of Rudhramadevi to release on October 16”. Hindustan Times (7 October 2015). 7 October 2015閲覧。
- ^ a b “'Rudhramadevi' (Rudramadevi) 1st day box office collection: Gunasekhar film turns 6th biggest opener of 2015”. International Business Times, India Edition (10 October 2015). 2019年2月5日閲覧。
- ^ a b “Rudramadevi review: Lengthy but interesting period drama”. The Indian Express (10 October 2015). 2019年2月5日閲覧。
- ^ a b Special Correspondent. “Rudramadevi exempted from entertainment tax in TS”. The Hindu. 2019年2月5日閲覧。
- ^ “Rudhramadevi box office collection: Anushka Shetty-starrer mints Rs 32 crore in the opening weekend”. msn.com. 2019年2月5日閲覧。
- ^ “Rudhramadevi Box Office Collection”. Box Office (11 October 2015). 2015年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月5日閲覧。
- ^ “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) grosses Rs 93.7 crore at box office in 35 days”. International Business Times (15 November 2015). 2019年2月5日閲覧。
- ^ “German technicians to work for Rudrama Devi”. Times of India. 29 November 2012閲覧。
- ^ Prasad Shiva (3 April 2013). “Baba Sehgal in Anushka's film” 22 April 2013閲覧。
- ^ a b Afrin Humayon (4 May 2013). “Vikramjeet Virk lands in T'wood” 4 May 2013閲覧。
- ^ “Anushka – Guna Sekhar's Rudramadevi film launch”. idlebrain.com (14 February 2013). 15 February 2013閲覧。
- ^ “Rudhramadevi MP3 Songs Download, Listen Online”. オリジナルの2015年3月24日時点におけるアーカイブ。 25 July 2015閲覧。
- ^ “Rudramadevi to release 3 of its songs on UGADI”. Sakshi. 3 April 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。21 March 2015閲覧。
- ^ Best Telugu Songs and Albums of March 2015 Deccan Music – 31 March 2015
- ^ “Rudhramadevi official trailer crosses million hits”. オリジナルの2015年3月7日時点におけるアーカイブ。 25 July 2015閲覧。
- ^ “Rudrama Devi Release Date – Rudrama Devi Latest News – Rudrama Devi Mvie News – Allu Arjun Rana Rudrama Devi Latest News – Anushka Rudrama Devi Movie News – 123telugu.com”. 123telugu.com. 2019年2月6日閲覧。
- ^ “Rudhramadevi postponed again” 25 July 2015閲覧。
- ^ “Rudramadevi gets tax exemption – Telugu cinema news”. idlebrain.com. 2019年2月6日閲覧。
- ^ “Recent Tamil films release online” (15 November 2015). 27 December 2017閲覧。
- ^ “'Rudhramadevi' Mints Rs.32 Crore In The Opening Weekend - Koimoi” (12 October 2015). 27 December 2017閲覧。
- ^ IBTimes. “'Rudhramadevi' (Rudramadevi) 1st week box office collection: Anushka film crosses Rs 55+ crore in 7 days”. 27 December 2017閲覧。
- ^ “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) 17-day box office collection: Anushka starrer set to cross Rs 100-crore mark”. International Business Times (28 October 2015). 2019年2月6日閲覧。
- ^ “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) beats total collection record of Vijay's 'Puli' at US box office”. International Business Times (5 November 2015). 2019年2月6日閲覧。
- ^ “Jazbaa Has A Decent Opening Week - 1st Week Box Office Collections - Koimoi” (16 October 2015). 27 December 2017閲覧。
- ^ IBTimes. “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) overseas box office collection: Anushka Shetty starrer earns $990,772 in 24 days”. 27 December 2017閲覧。
- ^ IBTimes. “'Rudramadevi' (Rudhramadevi) collection crosses $993,837 at overseas box office in 31 days”. 27 December 2017閲覧。
- ^ “Rudramadevi (Rudhramadevi) Movie Review and Rating: 3.5/5 , Allu Arjun, Anushka”. BLR Eagle. 9 October 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月6日閲覧。
- ^ “Rudramadevi Review Out: UK Film Critic Gives 4 Star Rating – The Hans India”. thehansindia.com. 2015年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月6日閲覧。