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リズム・ネイション1814

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『リズム・ネイション1814』
ジャネット・ジャクソンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1988年9月 - 1989年5月
ジャンル ダンスニュージャックスウィングR&B
時間
レーベル A&Mレコード / ポニー・キャニオン
プロデュース ジャム&ルイス、ジャネット・ジャクソン、Jellybean Johnson、John McClain
チャート最高順位
ジャネット・ジャクソン アルバム 年表
コントロール
1986年
リズム・ネイション1814
(1989年)
ジャネット
1993年
『リズム・ネイション1814』収録のシングル
  1. ミス・ユー・マッチ
    リリース: 1989年8月22日
  2. 「リズム・ネイション」
    リリース: 1989年10月24日
  3. エスカペイド
    リリース: 1990年1月8日
  4. オールライト
    リリース: 1990年3月4日
  5. カム・バック・トゥ・ミー
    リリース: 1990年6月18日
  6. ブラック・キャット
    リリース: 1990年8月28日
  7. ラヴ・ウィル・ネヴァー・ドゥー
    リリース: 1990年10月2日
  8. 「ステイト・オブ・ザ・ワールド」
    リリース: 1991年2月6日
ミュージックビデオ
「Rhythm Nation」 - YouTube
「The Knowledge」 - YouTube
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リズム・ネイション1814』(Janet Jackson's Rhythm Nation 1814)は、1989年にリリースされたジャネット・ジャクソンの4枚目のスタジオ・アルバム[4]

概要

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貧困人種差別などといった様々な社会問題をテーマにした意欲作。アルバムからは5枚のシングル「ミス・ユー・マッチ」「エスカペイド」「オールライト」「ブラック・キャット」「ラヴ・ウィル・ネヴァー・ドゥー」が全米1位を獲得する快挙を達成。軍服をまとって踊る表題曲のミュージックビデオは安室奈美恵[5]など国外の有名人にも影響を与えた。このミュージックビデオを含めたドミニク・セナ監督による30分超の同名ショートフィルムが制作された。

「リズム・ネイション」と「エスカペイド」が本人出演のJALCMに使用された。

収録曲

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#タイトル作詞・作曲プロデューサー時間
1.「インタールード:誓い」(Interlude: Pledge)  
2.「リズム・ネイション」(Rhythm Nation)ジャネット・ジャクソン、ジェームス・ハリス・III(ジミー・ジャム)、テリー・ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
3.「インタールード:T.V.」(Interlude: T.V.)  
4.「ステイト・オブ・ザ・ワールド」(State of the World)ジャクソン、ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
5.「インタールード:レース」(Interlude: Race)  
6.「ザ・ノウリッジ」(The Knowledge)ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
7.「インタールード:レッツ・ダンス」(Interlude: Let's Dance)  
8.ミス・ユー・マッチ(Miss You Much)ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
9.「インタールード:カム・バック・インタールード」(Interlude: Come Back)  
10.ラヴ・ウィル・ネヴァー・ドゥー(Love Will Never Do (Without You))ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
11.「リヴィン・イン・ア・ワールド」(Livin' in a World (They Didn't Make))ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
12.オールライト(Alright)ハリス・III、ルイス、ジャクソンハリス・III、ルイス、ジャクソン
13.「インタールード:ヘイ・ベイビー」(Interlude: Hey Baby)  
14.エスカペイド(Escapade)ハリス・III、ルイス、ジャクソンハリス・III、ルイス、ジャクソン
15.「インタールード:ノー・アシッド」(Interlude: No Acid)  
16.ブラック・キャット(Black Cat)ジャクソンジャクソン、Jellybean Johnson
17.「ロンリー」(Lonely)ハリス・III、ルイスハリス・III、ルイス、ジャクソン
18.カム・バック・トゥ・ミー(Come Back to Me)ハリス・III、ルイス、ジャクソンハリス・III、ルイス、ジャクソン
19.「サムデイ・イズ・トゥナイト」(Someday Is Tonight)ハリス・III、ルイス、ジャクソンハリス・III、ルイス、ジャクソン
20.「インタールード:暗闇に生きて」(Interlude: Livin'…In Complete Darkness)  

備考

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タイトルトラックのミュージックビデオを一部のメーカーが製造したノートパソコンで再生するとクラッシュする脆弱性があったことが2022年8月にマイクロソフトエンジニアが明らかにした。これは曲中のある音が偶然にも特定のハードディスクドライブの固有振動数と一致し、共振してしまったのが原因であり、メーカー側は該当の周波数を検知した上で除去するカスタムフィルタを追加するなどの対応に追われた[6][7]

脚注

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  1. ^ Janet Jackson”. Billboard. 2023年1月21日閲覧。
  2. ^ Janet Jackson|full Official Chart History”. Official Charts. 2023年1月21日閲覧。
  3. ^ JANET(ジャネット・ジャクソン)のアルバム売上TOP11作品|ORICON NEWS”. オリコン. 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ リズム・ネイション 1814 JANET(ジャネット・ジャクソン)”. ORICON NEWS. 2019年9月25日閲覧。
  5. ^ 安室奈美恵 引退公演直前に語ったジャネット・ジャクソン愛”. 女性自身 (2018年2月22日). 2024年10月17日閲覧。
  6. ^ 再生するとPCが壊れる、ジャネット・ジャクソンのヒット曲。何が起きた?”. PHILE WEB (2022年8月18日). 2022年8月24日閲覧。
  7. ^ ジャネット・ジャクソンのMVでPCがクラッシュする脆弱性”. PC Watch (2022年8月19日). 2022年8月24日閲覧。