リタ・ガム
リタ・ガム Rita Gam | |
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映画『キング・オブ・キングス』のリタ・ガム(予告編から) | |
本名 | リタ・エレノア・マッケイ |
生年月日 | 1927年4月2日 |
没年月日 | 2016年3月22日(88歳没) |
出生地 | アメリカ合衆国 ピッツバーグ |
死没地 | アメリカ合衆国 ロサンゼルス |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 女優 |
活動期間 | 1950 - 1997 |
配偶者 |
シドニー・ルメット(1949年 - 1954年〈離婚〉) トーマス・ギンズバーグ(1956年 - 1963年〈離婚〉) |
リタ・ガム(Rita Gam、1927年4月2日 - 2016年3月22日)は、アメリカ合衆国の女優、ドキュメンタリー映画監督。1962年に『No Exit』でベルリン国際映画祭女優賞を受賞した。
生涯
[編集]ピッツバーグの生まれ。出生名はリタ・エレノア・マッケイ(Rita Eleanore MacKay)。母ヴェラ(旧姓フェイタリー)はルーマニアの生まれ。父ミルトン・A・マッケイはアルザス=ロレーヌ生まれだが両親はともにルーマニア人。
1931年、父が死に、母はユダヤ系ロシア人移民のベンジャミン・J・ガムと再婚する[1][2][3][4]。
モデルを経て女優になる。ブロードウェイ(『There's a Girl in My Soup』『The Insect Comedy』『A Flag is Born』『A Temporary Island』など)、テレビに出演した後、映画界へ進出[5]。
映画デビュー作はレイ・ミランド主演のフィルム・ノワール『The Thief』(1952年)。MGMと長期契約にサイン[6]。1961年の『キング・オブ・キングス』ではヘロデヤを演じる。
1950年代から196年代にかけてCBSのクイズ番組『What's My Line』に解答者として時折出演した。
1962年、タッド・ダニエレブスキー監督の『No Exit』の演技で、ヴィヴェカ・リンドフォースとともにベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を受賞[7]。
2003年、オフ・ブロードウェイの朗読劇『Wit & Wisdom』に出演[8][9]。
『World of Film』『World of Beauty』といった紀行ドキュメンタリーも製作した[9]。
私生活では、1949年に映画監督のシドニー・ルメットと結婚(1955年に離婚)[5]。
グレース・ケリーとは親友で、彼女がモナコ公レーニエ3世との結婚式では花嫁の付添役をつとめた。その同じ年、リタは出版社社長トーマス・ギンズバーグと結婚するが、1963年に離婚[10][5]。
2016年3月22日、カリフォルニア州ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターで呼吸不全により死去。88歳だった[11]。娘と息子の2子あり[5]。
著書
[編集]フィルモグラフィ
[編集]映画
[編集]- The Thief (1952)
- Saadia (1953)
- 夜の人々 Night People (1954)
- 異教徒の旗印 Sign of the Pagan (1954)
- 楽聖ワグナー Magic Fire (1955)
- 大襲撃 Mohawk (1956)
- Sierra Baron (1958)
- 青い海岸 Wild Cats on the Beach (1959)
- ハンニバル Hannibal (1959)
- キング・オブ・キングス King of Kings (1961)
- Sinners Go to Hell (1962)
- コールガール Klute (1971)
- 新・ガンヒルの決斗 Shoot Out (1971)
- 男と女のあいだ Such Good Friends (1971)
- The Gardener (1974)
- Law and Disorder (1974)
- Distortions (1987)
- ミッドナイト Midnight (1989)
- Rowing Through (1996)
- Monaco (1997) ※短編、声の出演、遺作
テレビ
[編集]- 原子力潜水艦シービュー号 (1964)
- ニューヨーク・パパ (1966)
- 署長マクミラン (1973)
- マニックス (1974)
- 追跡者 (1976)
- ロックフォードの事件メモ (1979)
出典
[編集]- ^ Judith Balaban Quine. The Bridesmaids: Grace Kelly and Six Intimate Friends. Pocket Books 2016年6月2日閲覧. "Rita Gam was born in Pittsburgh."
- ^ “Archived copy”. April 3, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 2020年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 2020年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。March 23, 2016閲覧。
- ^ a b c d e “Rita Gam, actress - obituary”. The Telegraph. (April 10, 2016) 1 July 2016閲覧。
- ^ “Rita Gam”. Glamourgirlsofthesilverscreen.com. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Berlinale 1962: Prize Winners”. Berlinale.de. 2010年2月7日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ “Wit & Wisdom - Off-Broadway | Tickets, Reviews, Info and More”. Theatermania.com. 2016年6月2日閲覧。
- ^ a b Mike Barnes (2016年3月22日). “Rita Gam, Glamorous Actress in 1950s Films, Dies at 88”. THE HOLLYWOOD REPORTER. 2020年4月24日閲覧。
- ^ Staff. "RITA GAM REMARRIED; Film Actress Is Wed Here to Thomas H. Guinzburg", The New York Times, March 24, 1956; accessed September 13, 2010.
- ^ “Rita Gam Dead: Glamorous Actress Was 88”. The Hollywood Reporter (2016年3月22日). 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Actress to Actress”. Amazon. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Actors: A Celebration”. Amazon. 2020年4月24日閲覧。