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リ・ボ・ン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「リ・ボ・ン」
堀ちえみシングル
B面 君は僕じゃない、僕は君じゃない
リリース
ジャンル ポップス
歌謡曲
レーベル キャニオン・レコード
作詞 三浦徳子(#1,2)
作曲 松田良(#1)
林哲司(#2)
チャート最高順位
堀ちえみ シングル 年表
クレイジーラブ/愛のランナー
(1984年)
リ・ボ・ン
(1985年)
Deadend Street GIRL
(1985年)
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リ・ボ・ン」は、堀ちえみの13枚目のシングル。1985年1月23日キャニオン・レコードよりリリースされた。

背景

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オリコン・シングルチャートにおいて、前作の『クレイジーラブ/愛のランナー』に引き続き週間最高2位となった(売上枚数は15.3万枚)[1]TBS系『ザ・ベストテン』の最高順位は8位で、1983年の『さよならの物語』以来、通算9曲目となる10位以内のランクインを果たしたが、同番組への出演は当曲が最後となった(但し日本テレビ系列の「ザ・トップテン」では、翌1986年の「夢千秒」まで合計12曲が10位以内にランクされている)[3]

堀は表題曲「リ・ボ・ン」をもらった時に、ディレクターの渡辺有三が昔弾いていたザ・ランチャーズのギターサウンドを彷彿させて、その音に惹かれたことをコメントしている。(CD-BOXブックレットにて)

この曲には2004年新録バージョンが存在する。岩崎良美石川ひとみと共に行った「ぼくらの同窓会コンサート」(2004年7月3日)にて入場者に配布された非売品の会場限定CDに収録されている。そのバージョンは後にベストアルバム『シングルスII』(2005年7月20日)に収録された。

堀は2019年2月22日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演した際、自ら口腔癌及び舌癌に罹ったことを番組内で公表した。当番組の終盤では、舌の切除など手術を受けるに当り「今後、話せるか歌えるかどうかは分らない。私が歌う姿は最後になるかも知れないと覚悟の上で、今歌いたい」と語り、入院前の最後の仕事として堀の代表曲「リ・ボ・ン」を歌唱。その後、堀は「(私は)負けません。ハイ、負けない!頑張ります」と闘病への決意を新たにした(当日の2月22日は11時間に及ぶ大手術を決行し、無事終了した)[4]

収録曲

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  1. リ・ボ・ン
    作詞:三浦徳子/作曲:松田良/編曲:萩田光雄
  2. 君は僕じゃない、僕は君じゃない
    作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:萩田光雄

カバー

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リ・ボ・ン
  • HOP CLUB(2010年5月6日、シングル『リ・ボ・ン』収録)
  • 武藤彩未(2013年7月19日、会場・アスマート限定シングル『DNA1980 Vol.1』収録)
  • 三上悠亜(2016年11月23日、DDCZ-2135)EAN 4543034045440[5]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ 堀ちえみのシングル売上TOP20作品”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年2月17日閲覧。
  3. ^ a b c 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」2004年12月、ISBN 978-4-0489-4453-3
  4. ^ 堀ちえみ、がん手術前に「リ・ボ・ン」歌唱 『金スマ』で決意「負けない。がんばります」@Niftyニュース 2019年2月23日記載
  5. ^ “恵比寿★マスカッツ三上悠亜、堀ちえみのカバーでソロデビュ”. 音楽ナタリー. (2016年11月24日). https://natalie.mu/music/news/210487 2016年11月24日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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