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ルカ・ビガッツィ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルカ・ビガッツィ
Luca Bigazzi
生年月日 (1958-12-09) 1958年12月9日(65歳)
出生地 イタリアの旗 イタリア ミラノ
職業 撮影監督
受賞
カンヌ国際映画祭
技術貢献賞
2008年イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男
ヴェネツィア国際映画祭
金オゼッラ賞(撮影賞)
1998年いつか来た道
その他の賞
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ルカ・ビガッツィ(Luca Bigazzi,1958年12月9日-)は、イタリアミラノ出身の映画撮影監督である。

人物

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現在までにダヴィッド・ディ・ドナテッロ撮影賞を7度受賞(史上最多)しているほか、パオロ・ソレンティーノ監督作『ヤング・ポープ 美しき異端児』でイタリア出身の撮影監督として初めてエミー賞の撮影賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされた[1]

略歴

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アシスタントディレクターとして広告業界で働くかたわら写真撮影を学び、1983年にシルヴィオ・ソルディーニ監督の中編『Paesaggio con figure』で映画撮影監督としてデビュー。ジャンニ・アメリオ監督作『Lamerica』(1995年)で初のダヴィッド・ディ・ドナテッロ撮影賞を獲得した。シルヴィオ・ソルディーニ、ジャンニ・アメリオパオロ・ソレンティーノの監督作品を数多く手がけている。

フィルモグラフィー

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  • Paesaggio con figure(1983年)
  • Giulia in ottobre(1984年)
  • Cuore in gola(1988年)
  • Antonio e Cleo(オムニバス映画『Provvisorio quasi d'amore』中の一篇)(1988年)
  • L'aria serena dell'ovest(1990年)
  • Morte di un matematico napoletano(1991年)
  • Ultimo respiro(1992年)
  • Manila Paloma Blanca(1992年)
  • Nero(1992年)
  • Un'anima divisa in due(1993年)
  • Miracoli. Storie per corti(1994年)
  • Lamerica(1995年)
  • Lo zio di Brooklyn(1995年)
  • 愛に戸惑って L'amore molesto(1995年)
  • Un eroe borghese(1995年)
  • Luna e l'altra(1996年)
  • Correre contro(1996年)
  • I vesuviani(1997年)
  • Testimone a rischio(1997年)
  • アクロバットの女たち Le acrobate(1997年)
  • いつか来た道 Così ridevano(1998年)
  • Totò che visse due volte(1998年)
  • もうひとつの世界 Fuori dal mondo(1998年)
  • L'albero delle pere(1998年)
  • ベニスで恋して Pane e tulipani(1999年)
  • Tipota(1999年)
  • Preferisco il rumore del mare(1999年)
  • Questo è il giardino(1999年)
  • 明日、陽はふたたび Domani(2001年)
  • Le parole di mio padre(2001年)
  • 風の痛み Brucio nel vento(2002年)
  • 愛という名の旅 Un viaggio chiamato amore(2002年)
  • 愛の果てへの旅 Le conseguenze dell'amore(2004年)
  • 家の鍵 Le chiavi di casa(2004年)
  • 愛はふたたび L'amore ritrovato(2004年)
  • Mi piace lavorare (Mobbing)(2004年)
  • Ovunque sei(2004年)
  • 野良犬たちの掟 Romanzo criminale(2005年)
  • La guerra di Mario(2005年)
  • 愛と欲望 ミラノの霧の中で A casa nostra(2006年) ※イタリア映画祭2007上映時タイトル『私たちの家で』
  • 星なき夜に La stella che non c'è(2006年)
  • L'amico di famiglia(2006年)
  • まなざしの長さをはかって La giusta distanza(2007年)
  • L'ora di punta(2007年)
  • イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男 Il divo(2008年)
  • Fuga dal call center(2008年)
  • ジュリアは夕べに出かけない Giulia non esce la sera(2009年)
  • Magari le cose cambiano(2009年)
  • まっさらな光のもとで Lo spazio bianco(2009年)
  • トスカーナの贋作 Copia conforme(2010年)
  • ラ・パッショーネ La passione(2010年)
  • 至宝 ある巨大企業の犯罪 Il gioiellino(2011年)
  • きっと ここが帰る場所 This Must Be the Place(2011年)
  • ある海辺の詩人 小さなヴェニスで Io sono Li(2011年)
  • バッグにはクリプトナイト La kryptonite nella borsa(2011年)
  • Medici con l'Africa(2012年)
  • L'intervallo(2012年)
  • ふたりの特別な一日 Un giorno speciale(2012年)
  • グレート・ビューティー/追憶のローマ La grande bellezza(2013年)
  • L'intrepido(2013年)
  • 初雪 La prima neve(2013年)
  • Il Natale della mamma imperfetta(2013年)
  • 幸せの椅子 La sedia della felicità(2014年)
  • Nessuno siamo perfetti(2015年)
  • グランドフィナーレ Youth - La giovinezza(2015年)
  • Viva la sposa(2015年)
  • Un bacio(2015年)
  • ヤング・ポープ 美しき異端児 The Young Pope(2016年) ※テレビシリーズ
  • ナポリの隣人 La tenerezza(2017年) ※イタリア映画祭2018上映時タイトル『世情』
  • シシリアン・ゴースト・ストーリー Sicilian Ghost Story(2017年) ※イタリア映画祭2018上映時タイトル『シチリアン・ゴースト・ストーリー』
  • ロング,ロングバケーション Ella & John - The Leisure Seeker(2017年)
  • LORO 欲望のイタリア Loro(2018年)
  • Io sono Tempesta(2018年)
  • ニュー・ポープ 悩める新教皇 The New Pope(2019年) ※テレビシリーズ
  • La compagnia del Cigno(2019年) ※テレビシリーズ
  • ムツェンスク郡のマクベス夫人 Lady Macbeth of Mtsensk(2019年)  ※オペラ
  • 内なる檻 Ariaferma(2021年)
  • はちどり l colibrì(2022年)
  • 乾いたローマ Siccità(2022年)
  • La storia(2023年) ※テレビシリーズ
  • Amusia(2023年)

主な受賞

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脚注

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  1. ^ Biennale Cinema 2019 | Cinematographer Luca Bigazzi to receive the Campari Passion for Film award” (英語). La Biennale di Venezia (2019年8月9日). 2020年2月27日閲覧。

外部リンク

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