ルル・オン・ザ・ブリッジ
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『ルル・オン・ザ・ブリッジ』は、ポール・オースター脚本、監督の映画。
『スモーク』で脚本を手がけ、『ミュージック・オブ・チャンス』に出演し、ドキュメンタリー・タッチのオムニバス的な『ブルー・イン・ザ・フェイス』では監督も手がけたオースターが、長編劇映画を初監督した。もちろん、自身の脚本で。 ヴィム・ヴェンダースが監督する案もあったが、都合がつかず、オースター自身が撮ることになった。新潮文庫から出されたシナリオ本にもこの経緯は語られていて、ヴェンダースいわく「最近、映画についての映画ばかり撮っていて、これを撮ったらまたそれが続いてしまう」とのこと。
あらすじ
[編集]サックス・プレーヤーが演奏中に銃撃され、意識を失う寸前に見たものが、ポスターの中の美女であった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- イジー・モーラー - ハーヴェイ・カイテル(池田勝)
- セリア・バーンズ - ミラ・ソルヴィノ(井上喜久子)
- ヴァン・ホーン博士 - ウィレム・デフォー(山路和弘)
- ハンナ - ジーナ・ガーション(唐沢潤)
- キャサリン・ムーア - ヴァネッサ・レッドグレイヴ(磯辺万沙子)
- フィリップ・クレインマン - マンディ・パティンキン(牛山茂)
- ピエール - ヴィクター・アルゴ(宝亀克寿)
- ボビー・ペレス - ハロルド・ペリノー・ジュニア(高瀬右光)
- デイヴ・ライリー - リチャード・エドソン(堀川仁)
- ソニア・クレインマン - ソフィー・オースター(柚木涼香)
- ルーのソックリさん - ルー・リード(友情出演)(牛山茂)
- 笑う男 - デヴィッド・バーン(友情出演)
関連書籍
[編集]- 『ルル・オン・ザ・ブリッジ』(新潮文庫):シナリオとオースターらスタッフへのインタビューからなる。
関連項目
[編集]- ルイーズ・ブルックス:往年のアメリカ女優。彼女がドイツに渡って撮った『パンドラの箱』のリメイクに、本作のヒロインが主演するという設定。役名は、もちろん、ルル。