レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー
表示
レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー | |
---|---|
Reykjavik Whale Watching Massacre | |
監督 | ジュリアス・ケンプ |
脚本 | シオン・シガードソン |
製作 |
マイク・ダウニー イングヴァール・ソルダソン サム・テイラー マーカス・セリン ユッカ・ヘッレ ギスリ・ギスラソン |
音楽 | ヒルマル・オルン・ヒルマルソン |
撮影 | ジャン=ノエル・ムストーネン |
編集 | シガービョーグ・ヨンスドッティル |
配給 | アップリンク |
公開 |
2009年9月2日 2011年6月4日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アイスランド |
言語 | アイスランド語 |
製作費 | 200万ユーロ[1] |
『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』(Reykjavik Whale Watching Massacre)は、2009年のアイスランドのホラー映画。
あらすじ
[編集]アイスランドの首都のレイキャヴィクは連日ホエールウォッチングに訪れる観光客で賑わっていた。ある日、6組の観光客を乗せた船が航行中に船長が死亡してしまい、海上に取り残されてしまう。するとそこへ漁船が通りかかり、それを操業している家族に拾ってもらった。だが実は、彼らは捕鯨禁止措置によって職を失ってしまい、ホエールウォッチャーに憎しみを抱く家族だった。
キャスト
[編集]- ガンナー・ハンセン: ペートゥル船長
- ピヒラ・ヴィータラ: アネット
- 裕木奈江: エンドウ
- テレンス・アンダーソン: レオン
- ミランダ・ヘネシー: マリー
- グズルーン・ギスラドッティル: ママ
- ヘルギ・ビョルンソン: トリグヴィ
- ステファン・ヨンソン: シギー
製作
[編集]撮影期間は約40日である[2][3]。劇中に登場する捕鯨船はプロデューサーの私物が使われた[3]。
監督のユリウス・ケンプは「ホラー映画の良し悪しは、8割が音にかかっている」ためにそこは削れないと考え、その結果、『プレデター』、『エイリアン3』に携わったイギリスの音響技師が雇われた[2][1]。捕鯨船の効果音には『エイリアン』の宇宙船の効果音が使われた[1]。
ガンナー・ハンセン演じるペートゥル船長がシーシェパードのポール・ワトソン代表に似ていると話題になったが、監督は「いえ、まったく意図していませんでしたが、確かに良く似ていますね。でもポール・ワトソンはアイスランドでは歓迎されません(笑)。」と答えている[1]。
続編の企画が進行中であり、シオン・シガードソンが脚本を書いている。裕木奈江が主役となり、アマゾンを舞台としてブラジルで撮影される予定である[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d e “「シーシェパードはアイスランドでは鼻つまみです(笑)」 『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』監督&プロデューサーにインタビュー”. webDICE (2011年8月11日). 2011年8月11日閲覧。
- ^ a b “映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』公式サイト イントロダクション”. アップリンク. 2011年8月11日閲覧。
- ^ a b “映画『レイキャビク・ホエール・ウォッチング・マサカー』公開記念 裕木奈江さんインタビュー”. Enter Jam (2011年6月3日). 2011年8月11日閲覧。