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レイシャ・ヘイリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レイシャ・ヘイリー
Leisha Hailey
Leisha Hailey
生年月日 (1971-07-11) 1971年7月11日(53歳)
出生地 アメリカ統治時代の沖縄
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優ミュージシャン
活動期間 1991年 -
主な作品
テレビドラマ
Lの世界』シリーズ
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レイシャ・ヘイリーLeisha Hailey, 1971年7月11日 - )は、アメリカ合衆国女優ミュージシャン

生い立ち

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アメリカ合衆国による統治時代の沖縄に生まれ、5歳の頃にアメリカ合衆国ネブラスカ州ベルヴューに移った[1][2][3]

17歳の時にレズビアンであることをカミングアウトした後、ニューヨークアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに入学した[4]

キャリア

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ミュージシャンとして

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アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツの同級生だったヘザー・グローディと共に、1991年ポップスデュオ「The Murmurs英語版」を結成。1990年代にいくつかのアルバムをリリースし、リリスフェア英語版でツアーも行った。2001年にバンド名を「Gush」に改名。ヘイリーがドラマ『Lの世界』に出演したことを機に同バンドは解散した。

2005年レコードレーベル「Marfa Records」を設立[5]

2007年7月、ヘイリーとカミラ・グレイ英語版から成るエレクトロポップデュオ「Uh Huh Her英語版」が『I See Red』というタイトルのEPをリリース。翌2008年には1stアルバム『Common Reaction』をリリースし、2009年1月に日本版CDがリリースされた。

また、ヘイリーはシャキーラが2005年にリリースしたアルバム『Oral Fixation Vol.2』に収録されているヒット曲「Don't Bother」を共同作曲した。

女優として

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1997年の映画『オール・オーバー・ミー英語版』におけるルーシー役で女優として初めて本格的な役を獲得し、以後ミュージカルの舞台での活動と並行して映画やテレビで女優として活動。

2004年から2009年までShowtimeで放送された、レズビアンやバイセクシャルの女性たちの人生を描いた人気テレビドラマ『Lの世界』では、アリス(英:Alice Pieszecki)というバイセクシャルで頭脳明晰なジャーナリストを演じた。また、2019年から同局で放送が開始された続編ドラマ『Lの世界 ジェネレーションQ』にも同役で出演[6]2020年5月より、シェーン役のキャサリン・メーニッヒと共にMCを務めるポッドキャストPANTS with Kate and Leisha』も配信開始された[7]

私生活

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女性シンガーのk.d.ラング(90年代にレズビアンであることを公表)の元パートナーであった[8]。ラングとは2001年に破局。2004年から2010年までファッションブランド「FREE CITY」のデザイナーのニーナ・ガルドゥーノと交際し、2011年から2016年までミュージシャンのカミラ・グレイ英語版と交際していた[9]

菜食主義者

出演作品

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テレビシリーズ

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放送年 邦題
原題
役名 備考
1996 ボーイ・ミーツ・ワールド
Boy Meets World
コリーナ 計1話に出演
1997 Ellen ゲイバーの女性 計1話に出演
2004-2009 Lの世界
The L Word
アリス・ピエゼッキー メインキャスト
全70話に出演
2006 CSI:科学捜査班
CSI:Crime Scene Investigation
アリソン・ブラッドフォード 計1話に出演
グレイズ・アナトミー 恋の解剖学
Grey's Anatomy
クレア・ソロモン 計1話に出演
2007-2011 アメリカン・ダッド
American Dad!
リリー 声の出演
計4話に出演
2009 Maneater ハリエット 計1話に出演
2010 私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva
ホープ・プレンティス 計1話に出演
CSI:科学捜査班
CSI:Crime Scene Investigation
デイナ・カールストン 計1話に出演
2012 New Normal おにゅ~な家族のカタチ
The New Normal
ヴィクトリア 計1話に出演
2014 コンスタンティン
Constantine
ラニーの妻 計1話に出演
2015 スーパーナチュラル
SUPERNATURAL
アメリア・ノヴァック 計1話に出演
マイ・ライフ ~私をステキに生きた方法~
Chasing Life
ジュリエット 計1話に出演
2016 BOSCH/ボッシュ
Bosch
モーリーン・モ・オ・グレイディ 計7話に出演
コード・ブラック 生と死の間で
Code Black
ナタリー 計1話に出演
2017 シリコンバレー
Silicon Valley
リズ・ティンズレール 計2話に出演
Strangers キム 計1話に出演
2019- Lの世界 ジェネレーションQ
The L Word: Generation Q
アリス・ピエゼッキー 『Lの世界』の続編
メインキャスト兼エグゼクティブ・プロデューサー

映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1997 オール・オーバー・ミー
All Over Me
ルーシー
1998 Some Girl The Murmurs
1999 眠りの美女
Sleeping Beauties
Sno Blo Band 短編映画
2002 The Snowflake Crusade マリーゴールド
2007 La Cucina シェリー
2009 Make Up シェリー・キャボット
2010 ホーンテッド・グラウンド
Fertile Ground
エミリー・ウィーバー
2016 Love Is All You Need? コーチ・ジェンキンス
Quarries マディソン
2017 Dead Ant スティーヴィー

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Leisha Hailey Archived 2014-05-05 at the Wayback Machine.
  2. ^ Getting the word from Leisha Hailey, cltampa.com; accessed March 6, 2016.
  3. ^ BYT Interview: UH HUH HER (feat. Leisha Hailey of The "L" Word), BrightestYoungThings.com; accessed March 6, 2016.
  4. ^ L is for Leisha Archived 2008-12-01 at the Wayback Machine., a February 2004 interview with Dennis Hensley for The Advocate, dennishensley.com; accessed March 6, 2016.
  5. ^ News from the Marfa Records website”. 2020年3月3日閲覧。
  6. ^ “伝説のドラマ『Lの世界』が10年ぶりにカムバック! 続編決定に世界中のファンが歓喜”. SPUR.JP. (2019年2月2日). https://spur.hpplus.jp/culture/celebritynews/201902/02/JVM1kng/ 2019年2月2日閲覧。 
  7. ^ “LEISHA HAILEY & KATE MOENNIG’S PODCAST ‘PANTS’ IS A MUST”. KITSCHMIX. https://kitschmix.com/leisha-hailey-kate-moennigs-podcast-pants-is-a-must/ 2021年4月3日閲覧。 
  8. ^ L is for Leisha Archived 2008-12-01 at the Wayback Machine., a February 2004 interview with Dennis Hensley for The Advocate, dennishensley.com; accessed April 3, 2018.
  9. ^ D'Zurilla, Christie (September 26, 2011). “Gay Actress & Girlfriend Escorted Off Plane”. The Daily Beast. http://www.thedailybeast.com/cheats/2011/09/26/leisha-hailey-nina-garduno-kicked-off-southwest-for-kissing-report.html April 3, 2018閲覧。 

関連文献

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外部リンク

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