レイシー洞窟
レイシー洞窟（レイシーどうくつ、Lacy's Caves）は、イングランドのカンブリア州 リトル・サルケルド村の真北にあるイーデン川の赤色砂岩でできた岩壁からなる5つの洞窟の総称であり、グリッド座標 NY564383の位置にあるカンブリア州の修道院近くにある[1]。
これらの名称は18世紀に近くにあるサルケルド・ホールに住み、彫刻を依頼したサムエル・レイシー中佐に因んで名づけられた[2]。創作の理由は不明であるが、レイシー中佐が客を接待するために使用したとされており、元々この地域には観賞用庭園が備えられていた[3]。
この地はイーデン区により地域的重要地質遺跡に登録されていて、この地に向かう一般歩道は十分に整備されている。
歩道の一部はロング・メグ鉱山とセトル・カーライル線を結ぶ旧トロッコ用軌道の線路に沿っている。この地の近くには古代の環状列石であるロング・メグ・アンド・ハー・ドーターズがあり、人気の円形遊歩道になっている。
脚注[編集]
- ^ Cumberland and Westmorland Antiquarian and Archaeological Society (1976). Transactions of the Cumberland & Westmorland Antiquarian & Archaeological Society. The Society. p. 157 2012年5月3日閲覧。
- ^ Rose, Lesley Anne (15 September 2008). Lake District. Crimson Publishing. p. 264. ISBN 978-1-85458-425-0 2012年5月3日閲覧。
- ^ “Little Salkeld – Lacys Caves”. Visit Cumbria. 2012年5月3日閲覧。
