レオニー・スヴァン
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レオニー・スヴァン Leonie Swann | |
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レオニー・スヴァン(2006年) | |
誕生 |
1975年 ドイツ ダッハウ |
職業 | 小説家 |
言語 | ドイツ語 |
活動期間 | 2005年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | グラウザー賞新人賞(2006) |
デビュー作 | 『ひつじ探偵団』 (2005) |
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レオニー・スヴァン(Leonie Swann、1975年 - )は、ドイツの小説家、推理作家。女性。バイエルン州ダッハウ生まれ。2004年以降、ベルリン在住。
略歴
[編集]ミュンヘン大学で情報学、市場・広告心理学、英文学を学んで修士号取得。のちに英文学博士号取得。
フランスやアイルランドに長期滞在しながらフリージャーナリスト、レポーター、雑誌編集者などを務めたのち、2005年に『ひつじ探偵団』で小説家デビュー。この作品は、アイルランドののどかな村グレンキルで老羊飼いのジョージが殺された事件を、推理力に秀でた牝羊のミス・メイプルやその仲間の羊たちが解き明かすという作品である。発売してたちまち大反響となり、ドイツの週刊誌『シュピーゲル』のベストセラーランキングでは1年以上にわたって上位にランクインし続けた。2006年、レオニー・スヴァンはこの作品でドイツ語圏ミステリ作家のデビュー長編を対象とするフリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞を受賞した。
2010年には続編の"Garou"(未訳)を発表している。
作品リスト
[編集]- Glennkill (2005) - 『ひつじ探偵団』(訳:小津薫、2007年1月、早川書房、ISBN 978-4152087898)
- Garou (2010)
参考文献
[編集]- レオニー・スヴァン『ひつじ探偵団』(2007年1月、早川書房) 訳者あとがき(小津薫)