篠原健太
しのはら けんた 篠原 健太 | |
---|---|
生誕 |
1974年1月9日(50歳) 日本・千葉県[1][2] |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2005年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 |
『SKET DANCE』 『彼方のアストラ』 『ウィッチウォッチ』 |
受賞 |
第55回小学館漫画賞少年向け部門 (『SKET DANCE』) 第12回マンガ大賞 (『彼方のアストラ』) |
篠原 健太(しのはら けんた、1974年1月9日 - )は、千葉県出身[1][2]の漫画家。血液型はA型[3]。代表作は『SKET DANCE』。別名・SHINTAROH NAKAE(なかえ しんたろう)。既婚。
アニメーション作家の篠𠩤健太とは、同姓同名の別人である[4]。
経歴
[編集]- 2005年 - 『赤マルジャンプ』WINTER号掲載の「レッサーパンダ・パペットショー」にてデビュー。
- 2006年 - 『赤マルジャンプ』WINTER号に「SKET DANCE」を掲載。『週刊少年ジャンプ』39号に「SKET DANCE」を掲載。
- 2007年 - 『週刊少年ジャンプ』33号より「SKET DANCE」を連載開始。
- 2010年 - 「SKET DANCE」で第55回(平成21年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
- 2011年 - 「SKET DANCE」がテレビアニメ化される。
- 2012年 - The Sketchbookの1枚目のオリジナルアルバム『Sketchbook』の収録曲「ウォーターカラー」で作詞を提供。
- 2013年 - 「SKET DANCE」の連載終了。
- 2015年 - 『バトルスピリッツ 烈火魂』のキャラクターデザイン(原案)を担当。
- 2016年 - 『少年ジャンプ+』23号より「彼方のアストラ」を連載開始。
- 2017年 - 「彼方のアストラ」の連載終了。
- 2019年 - 「彼方のアストラ」で第12回マンガ大賞を受賞[5]。
- 2021年 - 『週刊少年ジャンプ』10号より『ウィッチウォッチ』を連載開始[6]。
人物
[編集]美術大学出身である。予備校にも通っていたとマンガ大賞2020授賞式で述べた。
漫画家となる前にサラリーマンの経験があり、脱サラをし、約2年でデビューに漕ぎ着けた[1][7]。
新人紹介のページ等で趣味・特技を聞かれると、ほとんど寝る事について答えていた(昼寝・フテ寝・うたた寝等)[2]。
好きな漫画家として藤子・F・不二雄、鳥山明、井上雄彦を挙げ、好きな漫画として『SLAM DUNK』、『ハチミツとクローバー』、藤子・F・不二雄の短編漫画を挙げている[2]。
かつて空知英秋のアシスタントを務めていたが、その当時のペンネームは『SHINTAROH NAKAE(なかえ しんたろう)』だった[3]。因みにこれは『KENTA SHINOHARA』のアナグラムになっている。また、師匠として空知を挙げている[3]。
『SKET DANCE』内に、自らをモデルにした漫画家の「檜原 円太(ひのはら えんた)」というキャラクターを登場させた。因みにこれは『SHINOHARA KENTA』から頭文字を外したネーミングになっている。『SKET DANCE』では、1話の作品にそれぞれの思い入れがあり、単行本において「SELF LINER NOTES」という形で思いや意図などを語っている。
ロックバンド・the pillowsのファンであることを公言しており[8]、作中で彼等の代表曲「Funny Bunny」を主人公達が演奏し歌詞を全文使用したり[8]、サブタイトルに『アナザーモーニング』の歌詞の一節を用いたり[9]している。後にそれがきっかけで、『SKET DANCE』6巻の販促帯にボーカル・山中さわおがコメントを寄せたり、the pillows結成20周年記念の一環とした、『Funny Bunny(Rock Stock Version)』(ベストアルバム『Rock stock&too smoking the pillows』収録曲で、TSUTAYAにて無料レンタルされたシングル)のジャケットイラストを篠原が手がけるなどの交流が続いている。
2010年9月3日発売の『SKET DANCE』15巻で、結婚を発表した。
作品リスト
[編集]漫画作品
[編集]- レッサーパンダ・パペットショー(『赤マルジャンプ』2005年WINTER号) - デビュー作。
- 『SKET DANCE』 集英社〈ジャンプ コミックス〉、全32巻
- 赤マル版(『赤マルジャンプ』2006 WINTER) - 『SKET DANCE 公式ファンブック 開盟学園生徒手帳』に収録。
- 本誌読切版(『週刊少年ジャンプ』2006年39号)
- 連載版(『週刊少年ジャンプ』2007年33号 - 2013年32号)
- 緊急発進!LIVEマン (『ジャンプLIVE』2号告知漫画、全4回)
- 永久不滅 デビルポイント(『週刊少年ジャンプ』2014年18号)
- 『彼方のアストラ』 集英社〈ジャンプ・コミックス+〉、全5巻(『少年ジャンプ+』2016年5月9日 - 2017年12月30日)
- 『ウィッチウォッチ』集英社〈ジャンプ コミックス〉、既刊19巻(『週刊少年ジャンプ』2021年10号 - 連載中)
その他
[編集]- the pillows『Funny Bunny(Rock Stock Version)』(avex trax、AVCS-12895、2009年5月20日リリース)ジャケットイラストレーション - TSUTAYAレンタル専用非売品[10]
- バトルスピリッツ 烈火魂(テレビアニメ、2015年)キャラクターデザイン
関連人物
[編集]漫画家
[編集]担当編集
[編集]楽曲提供
[編集]- The Sketchbook
- ウォーターカラー(作詞)
- サーヤと愉快な音楽集
- ダルンダルン体操(作詞)
- ペロペロキャンディ!〜一度食べたら止まらない〜(作詞)
- ますます○○マシュマロ○○☆☆(作詞)
出演
[編集]- サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ(2017年12月2日・9日、TBSラジオ) - ゲスト出演[16]
- マンガのラジオ(2021年12月5日[17] - 2021年12月26日、ニッポン放送のPodcast、全4回[17]) - ゲスト出演[17]
脚注
[編集]- ^ a b c 『赤マルジャンプ』2005WINTER、集英社
- ^ a b c d 「新人紹介ページ」『週刊少年ジャンプ』2006年39号、集英社
- ^ a b c d 空知英秋『銀魂オフィシャルファンブック銀ちゃんねる!』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年4月4日発売、ISBN 978-4-08-874086-7
- ^ 篠𠩤健太 コマ撮り大道芸人 - note
- ^ “マンガ大賞に「彼方のアストラ」 篠原健太さん作、初のウェブ発作品が受賞”. サンスポ. (2019年3月19日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ “篠原健太がジャンプに帰還、新連載は魔女と使い魔を描くマジカルコメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月8日) 2022年5月25日閲覧。
- ^ 「巻頭特集『第2回NEXTブレイク漫画ランキングBEST50』内インタビュー」『オトナファミ』2008年8月号、エンターブレイン
- ^ a b 篠原健太『SKET DANCE』6巻 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年1月5日発売、ISBN 978-4-08-874619-7
- ^ 「Happy Rebirthday」、週刊少年ジャンプ2009年22,23合併号〜26号、集英社
- ^ “release”. the pillows 20th Anniversary. 2020年11月26日閲覧。
- ^ “篠原健太 on Twitter”. 2019年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月13日閲覧。
- ^ 『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』2017年12月2日放送回
- ^ 担当編集に質問状 :「SKET DANCE」 どの巻から読んでもスケット団の虜に
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2011年1号"『SKET DANCE』生活"支援部 アニメット団
- ^ 篠原健太『SKET DANCE』32巻 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年8月2日発売、ISBN 978-4-08-870783-9
- ^ “ジャンプ縁の作家出演するサンドのラジオが書籍に、表紙は森田まさのり”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年8月16日) 2021年12月27日閲覧。
- ^ a b c “「マンガのラジオ」に篠原健太が登場、作品作りやデビュー前のサラリーマン経験語る”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月5日) 2021年12月5日閲覧。