レビューカンパニー・ウズメ
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レビューカンパニー・ウズメは、日本のレビュー集団。1999年〜2005年、東京を中心に活動した。
概要
[編集]- 1999年4月、色羽"V"紫、田中"H"浩子ら20代の女性を中心に、レビューカンパニー「宇受売(UZUME/ウズメ)」を旗揚げ。
- 宝塚に代表される正統派レビューに対抗し、笑いあり風刺ありの猥雑でスピード感溢れる、現代の裏宝塚目指し活動を始める。
- その後、演出・構成に松田道徳(現久保田道徳)、音楽監督に有近真澄を迎え、自作の歌を盛り込んだ本格的なレビュー形式に発展、「人でなし」をキーワードに、愛と官能の世界を追及する。
- 新宿スペース107、青山円形劇場、新宿シアターサンモール、世田谷パブリックシアター、赤坂プリンスホテル(ディナーショー)、渋谷O-EAST等にて公演を開催。
- ライブハウス六本木Morph-tokyoが新規オープンさせたのと同時に、「月のない夜」と題したマンスリーLIVEを定期的に行う。
- 2002年10月、CDアルバム『ウズメの人でなしレビュー!オリジナル・サウンド・トラック』、DVD『人でなしレビュー!ライブ・イン・スターパインズカフェ』を同時リリース。
- 2005年3月、天王洲アイル・アートスフィア(現・天王洲銀河劇場)公演「ウズメの人でなしレビュー! 第8弾~東京ラブソテー 純愛教の詩~」を以て、活動を終了した。
- 2006年、色羽"V"紫がレビューカンパニー・サルメ、田中"H"浩子がレビューカンパニーROUGEをそれぞれ旗揚し、公演を行う。
エピソード
[編集]- 「人でなし(人形)」のコンセプトに基づいてメンバーは全員、"製造番号"として、アルファベットをミドルネームに付けられた(男性のメンバーはアルファベットに限らない。最終公演の「純愛教の詩」では、新人メンバーは小文字のアルファベットが付けられた)。その慣習はレビューカンパニー・サルメへと引き継がれた。
- 「月のない夜」のプロモーションとして、メンバーがチンドン屋に扮し六本木などの繁華街に出没し、ゲリラライブを行った(その後、本公演のプロモーションとして定番化した)。
- 座長の色羽"V"紫はこのカンパニーの中では「江戸川乱歩の子孫」という設定であった(江戸川乱子という役名にて登場)。
- 色羽はウズメの活動中、テレビ東京『朝は楽しく!!』にレポーター出演していたほか、ローソンの月刊誌「appeal+ing」でコラム『レビュー歳時記‘いいかげん、一家言’』、Morph-tokyo発行の月刊FREE PAPERにてコラム『人でなしだよ、人生は』を連載。
- 2003年5月発売の『週刊プレイボーイ』にて『夜のモー娘。』というタイトルで特集される。
- オデッセーのフライヤー記者、金田千恵美は「最強のエンターテインメント集団」とコメントした。