駅レンタカー
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(レール&レンタカーきっぷから転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 四ツ谷駅構内 |
設立 | 1979年4月6日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6011101002911 |
事業内容 | レンタカー事業、レンタカーの予約・取次ぎ、自動車販売 |
資本金 | 3億円 |
主要株主 | JR旅客会社6社合計 50.0% |
外部リンク | https://www.ekiren.co.jp/ |
駅レンタカー(えきレンタカー)とは、JRグループが展開するレンタカーのチェーン店である。
鉄道利用客が主な客層であり専用の割引乗車券があるが、レンタカー単独の利用も可能である。また、一部の営業所ではカーリースやレンタサイクルも行っている。
経営
[編集]経営はJR各社の子会社が行っており、営業所は直営営業所、他社(JRバスが多い)への委託営業所、及び他レンタカー会社への委託営業所に分けられる。交通新聞社、JTBパブリッシング発行の時刻表の索引地図には、駅レンタカーのある駅に自動車のマークが付けられている。また、営業案内のページに一覧表がある。
一部の営業所(横浜駅など)は保有車両が1台も無く、窓口業務だけを行っている。この場合、駅レンタカーのカウンターで書類記入と料金支払を行った後、近隣の他レンタカー会社営業所へ行き、車を借りる。返却時は車を借りた他レンタカー会社営業所へ返却するだけでよい。ただし、追加支払が発生した場合は、再度駅レンタカーカウンターに赴き、支払う必要がある。
営業所
[編集]営業所の所在は他社委託も含めてJR鉄道駅の駅前や至近が多いが、JR鉄道駅の至近ではない箇所に位置する営業所もある[1]。
2024年7月現在、営業所が所在しない県は三重県[注 2]・沖縄県[注 3]の2県である。さらに徳島県・宮崎県にも1営業所しか所在していない[注 4]。
料金
[編集]料金体系
[編集]- レンタカーのみのプランである「駅レンプラン」と、JRの乗車券と合わせて利用することでJRの割引を受けることができる「レール&レンタカー」とがあり、案内上は前者は免責補償料を含まない料金、後者は免責補償料込みの料金となっており、その差を考慮すると両者ともレンタカー部分に関わる料金は同額である。
- レンタカーの料金体系は車種のランク別で同業他社と類似しているが、駅レンタカーの特徴としては1,000–1,400ccが同じクラスであることで、1,000–1,200ccと1,300–1,400ccとを別クラスにしている会社に比べると1,300–1,400ccクラスが安く設定されている。
- 免責補償料、ノンオペレーションチャージ (NOC) については他社と同様の制度がある。
- 「駅レンプラン」については、駅レンタカーウェブサイトで予約すれば料金が1割引きとなる。
- 「駅レンプラン」については、利用日[注 5]および利用エリアにより「ハイシーズン料金」と呼ばれる割高な料金が適用される場合がある。
- 北海道地区では7月1日 - 8月31日に出発する場合は季節料金となり、基本料金より割高になる。
料金の支払い
[編集]- 原則としてクレジットカードでの支払いとなる。現金や電子マネー(一部営業所のみ)での支払いにも対応しているが、運転免許証以外の現住所もしくは本人確認できる書類を提示する必要がある。なお2024年7月現在、高畠駅の営業所のみクレジットカードでの支払いに対応していない[7]。
車両
[編集]- 車両は提携レンタカー会社から供給を受けることもある。その場合、車両には「駅レンタカー」であることを示すものはなく、外見上は駅レンタカーの車両か否かは判別できない。提携レンタカー会社はタイムズカーレンタル、トヨタレンタリース[要出典]などがある。
主な車名
[編集]これはあくまで例示であり、これ以外を貸し出すこともある。
- K(軽自動車):ワゴンR、エヌワゴンなど
- S(1,000–1,400cc):フィット、ヤリス、MAZDA2、デミオ、ノート、ルーミー、スイフトなど
- A(1,500cc):カローラ、アクセラなど
- HC(ハイグレード):マークX、ティアナなど
- MV(ミニバン):シエンタ、フリードなど
- WA(ワンボックスワゴン):セレナ、ノア、ステップワゴンなど
- WB(ワンボックスワゴン):アルファード、キャラバンなど
- ES(エコカー):アクア、フィットHVなど
- EA(エコカー):カローラハイブリッド、プリウスなど
鉄道との連携
[編集]レール&レンタカーきっぷ
[編集]- トクトクきっぷの一つとして「レール&レンタカーきっぷ」がある(JR東日本では「トレン太くん」という愛称あり)。JR線を通算して201キロメートル(km)以上利用する場合で、最初にJR線を利用し、発駅から駅レンタカーのある駅まで最短距離で101 km以上離れていること、JR券とレンタカー券を同時に購入することが条件であり、JR運賃が2割引・特急料金等が1割引となる(ただし「のぞみ」や個室など割引対象外の列車・設備もあり)。一部、他のトクトクきっぷとの併用も可能。
- 単純な例だと、発駅と営業所最寄り駅との単純往復では片道101 km以上で割引運賃・料金が受けられる。
「えきねっと」との連携
[編集]「えきねっと」では、駅レンタカーがセットになった割引プランおよびJRE POINT付与を行うプランを提供している[8]。
民鉄のレンタカー事業
[編集]- 大手民鉄の幾つかはニッポンレンタカーのフランチャイズとしてレンタカー事業に参入していた。
- 静岡鉄道の関連会社に静岡県内全域に展開するトヨタレンタリース静岡が存在する。静岡県内では他に遠州鉄道も関連会社にトヨタレンタリース浜松を擁しており、浜松エリアに展開している。
CM出演者
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ #外部リンクの営業所検索による
- ^ 「駅レンタカー/営業所の検索(関東エリア)」駅レンタカー。2008年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月27日閲覧。
- ^ 「駅レンタカー/営業所の検索(関西エリア)」駅レンタカー。2008年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月27日閲覧。
- ^ 「東北エリア|営業所一覧|レンタカーならJRの駅レンタカー」駅レンタカー。2011年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月27日閲覧。
- ^ 「駅レンタカー 東海の営業所一覧」駅レンタカー。2003年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月6日閲覧。
- ^ 「駅レンタカーTOP」駅レンタカー。2004年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月6日閲覧。
- ^ 「料金のお支払い」駅レンタカー。2024年7月4日閲覧。
- ^ 「駅レンタカー|えきねっと」東日本旅客鉄道。2024年7月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 全国(駅レンタカーシステム)
- 北海道(JR北海道ソリューションズ)
- 東日本(JR東日本レンタリース)
- 東海(東海交通事業)
- 西日本(JR西日本レンタカー&リース)
- 四国(駅レンタカー四国)
- 九州(JR九州レンタカー&パーキング)