ロケーション (映画)
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ロケーション | |
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監督 | 森崎東 |
脚本 |
近藤昭二 森崎東 |
原作 |
津田一郎 『ザ・ロケーション』 |
製作 |
中川滋弘 赤司学文 |
出演者 |
西田敏行 大楠道代 美保純 柄本明 |
音楽 | 佐藤允彦 |
撮影 | 水野征樹 |
編集 | 近藤光雄 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1984年9月22日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ロケーション』は、1984年公開の日本映画。松竹製作の森崎東監督作品。
概要
[編集]ピンク映画のスチールカメラマン津田一郎の著書『ザ・ロケーション』(晩声社・刊)を原作にした映画作品。ピンク映画制作を軸にしたコメディであるが、サスペンス、人間ドラマ的要素も盛り込まれている。チーフ助監督役を務めた竹中直人の一般映画デビュー作でもある。
あらすじ
[編集]ピンク映画のカメラマンである小田辺(西田敏行)は、妻で主演女優の奈津子(大楠道代)が自殺未遂し、撮影がストップし困りはてていた。たまたまロケ現場として借りた連れ込み宿の掃除婦笑子(美保純)を強引に主演女優の代役にしたてて、撮影を続行させる。しかし撮影中、監督(加藤武)は病気で倒れ、笑子は自分の田舎に墓参りに帰るので撮影は降りると言い出す。笑子の帰郷を逆手にとり、ロケ場所を笑子の故郷である福島の湯本に代え、その場その場で脚本を変えながら撮影していく。
キャスト
[編集]- 小田辺子之助(べーやん・カメラマン) - 西田敏行
- 奈津子 - 大楠道代
- テル子 - 大楠道代
- 及川笑子 - 美保純
- 紺野(脚本家) - 柄本明
- ダボ(チーフ助監督) - 竹中直人
- 赤岩 - 佐藤B作
- 保母さん - 和由布子
- 原(監督) - 加藤武
- タケ(セカンド助監督) - アパッチけん
- ケンちゃん(スチール兼ドライバー) - ふとがね金太
- 米さん(照明技師) - 大木正司
- 石やん(撮影助手) - 草見潤平
- 五大(男優) - 河原さぶ
- ジーナ(女優) - イヴ
- ET(照明助手) - パルコ(葉月パル)
- 高田(男優) - 角野卓造
- 立札(男優) - 花王おさむ
- 診療所の医者 - 森塚敏
- 神山教頭 - 大塚国夫
- 笛子(女優) - 麻生隆子
- 犬丸 - 殿山泰司
- サタ - 初井言榮
- 梅子 - 根岸明美
- かつ江 - 乙羽信子
- 金蔵 - 愛川欽也
- 信用金庫の支店長代理 - 大林隆介
- ロケ見物の若い保母 - 和由布子
- 矢田(配給会社社員) - 矢崎滋
- タケを怒鳴るオバサン - 岩倉高子
スタッフ
[編集]- 製作 - 中川滋弘、赤司学文
- 監督 - 森崎東
- 脚本 - 近藤昭二 森崎東
- 原作 - 津田一郎「ザ・ロケーション」(晩声社・1980年)
- 撮影 - 水野征樹
- 撮影助手 - 原一男
- 音楽 - 佐藤允彦
- 美術 - 福留八郎
- 録音 - 武進
- 調音 - TESS
- 照明 - 長田達也
- 編集 - 近藤光雄
- 助監督 - 須藤公三
- スチル - 金子哲也
- 協力 - いわき市観光協会 常磐ハワイアンセンター
関連項目
[編集]- いわき湯本温泉 - ロケ地
外部リンク
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