ロジスネクストユニキャリア
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒570-0016 大阪府守口市大日東町35-2 |
設立 |
1949年(昭和24年)2月17日 (東洋運搬機製造株式会社) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 6120001144217 |
事業内容 | フォークリフトなどの販売、リース、レンタル |
代表者 | 代表取締役社長 山口陽一 |
資本金 | 9000万円 |
売上高 |
連結:1782億700万円 (2017年3月期) |
営業利益 |
連結:69億500万円 (2017年3月期) |
純資産 |
連結:467億9900万円 (2017年3月31日現在) |
総資産 |
連結:1451億1600万円 (2017年3月31日現在) |
従業員数 | 1742名(2018年10月) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 三菱ロジスネクスト 100% |
外部リンク | 閉鎖 |
ロジスネクストユニキャリア株式会社は、かつて輸送機器の販売を行っていた企業。三菱ロジスネクストの完全子会社であった。みどり会の会員企業であり三和グループに属していた[1]。
概要
[編集]初代・ユニキャリア株式会社(後のユニキャリアホールディングス株式会社)は、産業革新機構・日立建機・日産自動車の三社が出資して設立した持株会社であり、2013年(平成25年)にその傘下の事業会社が2代・ユニキャリア株式会社となったが、2016年(平成28年)3月31日より三菱重工業傘下となった。
2017年(平成29年)5月12日にニチユ三菱フォークリフトとの経営統合が発表され、同年10月1日付でユニキャリアが手掛けている事業の内、販売部門以外の事業をニチユ三菱フォークリフトから商号変更された三菱ロジスネクスト株式会社へ吸収分割で譲渡すると同時に、商号もロジスネクストユニキャリア株式会社へ変更した。経営統合後は、輸送機器の製造は三菱ロジスネクストへ一本化され、ロジスネクストユニキャリアは三菱ロジスネクスト製品の販売会社となった。ユニキャリアが手掛けていたブランドは三菱ロジスネクストとの経営統合後も存続する[2]。
その後、2020年(令和2年)10月に旧ニチユ三菱フォークリフト系の販売会社10社とともに再編を実施。エリアごとに新たに設立された販売会社9社に承継、残った不動産管理部門は三菱ロジスネクストに吸収合併され、法人格は消滅した。
ユニキャリア時代に製造していた主な製品
[編集]- フォークリフト
- スキッドステアローダー
- ホイールローダー
- 港湾荷役システム(リーチスタッカー、ストラドルキャリア、トランスファークレーンなど)
- 製鉄・造船物流システム(走行台車、牽引車、スラグダンプ、ベルトコンベア式ローダなど)
- 物流システム(無人搬送システム、自動倉庫システムなど)
沿革
[編集]経営統合前
[編集]- 1949年(昭和24年)2月 - TCM株式会社の前身である東洋運搬機製造株式会社設立。
- 1954年(昭和29年)11月 - 東洋運搬機製造株式会社が東洋運搬機株式会社に商号変更。
- 1999年(平成11年)7月 - 東洋運搬機株式会社がTCM株式会社に商号変更。
- 1999年(平成11年)10月 - TCM株式会社が日立建機株式会社と業務・資本提携。
- 2009年(平成21年)12月 - TCM株式会社が日立建機の完全子会社となる。
- 2010年(平成22年)10月 - 日産自動車産業機械事業部が独立、日産フォークリフト株式会社となる。
- 2011年(平成23年)11月 - TCM株式会社と日産フォークリフト株式会社の事業統合を目的とした新会社ユニキャリア株式会社を産業革新機構・日立建機・日産自動車の三社出資で設立。TCMと日産フォークリフトはその傘下に入る事を発表。[3][4]。
経営統合後
[編集]初代・ユニキャリア(持株会社)
[編集]- 2012年(平成24年)8月 - ユニキャリア株式会社がTCM株式会社及び日産フォークリフト株式会社を100%子会社化[5]。ユニキャリア株式会社の出資比率は産業革新機構が53.3%、日立建機が26.7%、日産自動車が20.0%。
2代・ユニキャリア(事業会社)
[編集]- 2013年(平成25年)4月 - TCM株式会社が日産フォークリフト株式会社を吸収合併[6]し、ユニキャリア株式会社に商号変更。親会社である従前のユニキャリア株式会社はユニキャリアホールディングス株式会社に商号変更[7]。
- 2015年(平成27年)7月 - 三菱重工業とその子会社のニチユ三菱フォークリフト(当社と同業である)が共同で、当社の親会社であるユニキャリアホールディングスの株式を買収し傘下に収めることを発表した[8]。
- 2016年(平成28年)3月31日 - 親会社であるユニキャリアホールディングスの株式を、三菱重工業の子会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスが65%、ニチユ三菱フォークリフトが35%取得し、三菱重工業傘下となる[9]。
- 2016年(平成28年)7月1日 - 親会社であるユニキャリアホールディングスを吸収合併[10]。
- 2017年(平成29年)1月1日 - 三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスが保有全株式(65%)をニチユ三菱フォークリフトに譲渡。ニチユ三菱フォークリフトの完全子会社となる。同時にニチユ三菱フォークリフトの株式について、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスが議決権比率を51%に引き上げ[11][12]。
- 2017年(平成29年)5月12日 - 販売部門以外の事業を吸収分割によってニチユ三菱フォークリフト(2017年10月1日付で三菱ロジスネクスト株式会社へ商号変更)へ譲渡することを発表[13]。
ロジスネクストユニキャリア
[編集]- 2017年(平成29年)10月1日 - 三菱ロジスネクストと経営統合。同時に商号をロジスネクストユニキャリア株式会社 へ変更[14]。商号変更後は三菱ロジスネクスト製品の販売会社となると同時に、神奈川県川崎市から大阪府守口市へ本社を移転。
- 2020年(令和2年)10月1日 - ロジスネクストユニキャリアを含む国内販売会社11社を再編し新たに設立した9社に承継、不動産管理事業のみが残ったロジスネクストユニキャリアは他の販売会社10社とともに三菱ロジスネクストに吸収合併された[15]。
関連項目
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ メンバー会社一覧 - みどり会
- ^ “「ニチユ」名称消滅へ 社名三菱ロジスネクストに”. 京都新聞 (2017年7月13日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ フォークリフト事業統合に関する統合基本覚書の締結について
- ^ フォークリフト事業統合に関する正式契約の締結について
- ^ ユニキャリアグループの創立および新経営体制に関するお知らせについて
- ^ 合併公告
- ^ 事業統合に関するお知らせ
- ^ “ユニキャリアホールディングス株式会社の株式取得に関するお知らせ” (PDF). 三菱重工業株式会社、ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2015年7月31日). 2015年11月26日閲覧。
- ^ “ユニキャリアホールディングス株式会社の株式取得に関するお知らせ” (PDF). 三菱重工業株式会社、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社、ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2016年3月31日). 2016年4月3日閲覧。
- ^ “吸収合併に関するお知らせ”. ユニキャリア株式会社 (2016年7月1日). 2017年1月5日閲覧。
- ^ “ニチユ三菱との経営統合の準備、及び株主変更のお知らせ” (PDF). ユニキャリア株式会社 (2016年9月29日). 2017年1月5日閲覧。
- ^ “株主変更のお知らせ” (PDF). ユニキャリア株式会社 (2017年1月5日). 2017年1月5日閲覧。
- ^ “ニチユ三菱フォークリフトと連結子会社ユニキャリアとの会社分割による経営統合の方針の決定について” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年5月12日). 2017年9月19日閲覧。
- ^ “ニチユ三菱フォークリフト、ユニキャリアと経営統合し、社名を「三菱ロジスネクスト」に” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年7月13日). 2017年9月19日閲覧。
- ^ “(開示事項の経過)販売子会社再編に向けた連結子会社間の吸収分割完了及び連結子会社の吸収合併(簡易・略式吸収合併)完了のお知らせ” (PDF). 三菱ロジスネクスト株式会社 (2020年10月1日). 2020年10月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- ロジスネクストユニキャリア株式会社ホームページ移転のお知らせ(2020年10月より営業開始した販売会社9社へのリンク)