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ロビー・スコット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロビー・スコット
Robby Scott
ケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムズ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州マイアミ
生年月日 (1989-08-29) 1989年8月29日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投両打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 ユマ・スコーピオンズと契約
初出場 2016年9月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ロバート・ジョン・スコットRobert John Scott, 1989年8月29日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身のプロ野球選手投手)。左投両打。アトランティックリーグケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムズ英語版所属。

愛称はボブ・O[1]

経歴

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プロ入りと独立リーグ時代

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2011年独立リーグであるノース・アメリカン・リーグユマ・スコーピオンズでプロ生活をスタートさせ、7試合(先発1試合)に登板して1勝0敗、防御率0.00、19奪三振を記録した。

レッドソックス時代

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2011年8月9日にボストン・レッドソックスと契約し、この年は傘下の2球団(ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスとA-級ローウェル・スピナーズ英語版)合計で6試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率1.38、16奪三振を記録した。

2012年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプレーし、14試合に登板して0勝0敗1セーブ、防御率0.44、23奪三振を記録した。

2013年はA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、31試合に登板して4勝4敗2セーブ、防御率2.79、44奪三振を記録した。

2014年はAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、35試合(先発1試合)に登板して8勝2敗3セーブ、防御率1.96、51奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2015年はAA級ポートランドとAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーし、38試合(先発3試合)に登板して2勝2敗1セーブ、防御率4.42、68奪三振を記録した。

2016年は開幕からAAA級ポータケットでプレーし、32試合(先発6試合)に登板して4勝3敗、防御率2.54、73奪三振を記録した。9月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、同日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは7試合に登板して1勝0敗、防御率0.00、5奪三振を記録した。

2017年はリリーフ陣の一角として[3]起用され、57試合にリリーフ登板した。2勝1敗、防御率3.79という成績に加え、被安打と四球が少なかった為、1.00未満のWHIP (0.98)を記録した。

2018年は新たに監督に就任した監督のアレックス・コーラが左投手の中継ぎにボビー・ポイナー英語版を選んだためにAAA級ポータケットで開幕を迎える[4]。6月19日にメジャーに昇格し、1登板しただけで23日にAAA級ポーケタットに降格した[5]。7月11日にまたメジャーに昇格したが、また1登板のみで14日にAAA級ポータケットに降格となる[6]。9月1日にセプテンバー・コールアップによりメジャーに昇格した[7]。レギュラーシーズンでは9登板で6回と2/3回を投げ、0勝1敗、防御率8.10と登板数も減り、防御率も上がってしまった。チームは108勝54敗で、ワールドシリーズも優勝を果たす。自身のキャリアで初めてのワールドシリーズ優勝だったが、ポストシーズンのロースターには入らなかった[8]

ダイヤモンドバックス時代

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2018年12月10日にウェイバー公示シンシナティ・レッズへ移籍した[9]が、12月21日にDFAとなった。

その後、12月30日に金銭トレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[10]

2019年は11試合に登板して1勝0敗、防御率4.91、9奪三振を記録した。オフの10月31日にマイナー契約で傘下のAAA級リノ・エーシズへ配属され、11月7日にFAとなった[11]

独立リーグ時代

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2020年4月24日に独立リーグ・アトランティックリーグハイポイント・ロッカーズ英語版と契約したが[11]新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグの開催が中止となったため退団し、一時的に結成された独立リーグであるコンステレーション・エナジー・リーグ英語版シュガーランド・スキーターズでプレーした。

2021年5月21日に、アトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズ英語版と契約した[11]

メキシカンリーグ時代

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2021年7月17日にメキシカンリーグモンテレイ・サルタンズと契約した[11]

独立リーグ時代

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2022年4月21日にアトランティックリーグのケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムズ英語版と契約した[11]

詳細情報

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年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2016 BOS 7 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 25 6.0 6 0 2 0 0 5 1 0 0 0 0.00 1.33
2017 57 0 0 0 0 2 1 0 12 .667 141 35.2 22 7 13 1 3 31 3 0 16 15 3.79 0.98
2018 9 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 40 6.2 10 2 5 2 5 8 0 0 6 6 8.10 2.25
2019 ARI 11 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 37 7.1 8 1 7 0 0 9 0 0 4 4 4.91 2.05
MLB:4年 84 0 0 0 0 4 2 0 14 .667 243 55.2 46 10 27 3 8 53 4 0 26 25 4.04 1.31
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2016 BOS 7 0 0 0 0 ----
2017 57 5 1 4 0 1.000
2018 9 0 0 0 0 ----
MLB 73 5 1 4 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

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  • 72(2016年)
  • 63(2017年 - 2019年)

脚注

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  1. ^ Red Sox Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月6日閲覧
  2. ^ Get to know Red Sox call-up Robby Scott” (英語). providencejournal.com (2016年9月1日). 2016年11月13日閲覧。
  3. ^ 2017 Boston Red Sox Statistics - Team Pitching - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月4日閲覧。
  4. ^ Evan Cook (April 5, 2018). “Pawtucket Red Sox Reliever Robby Scott Won’t Let His Start In AAA Get Him Down”. http://www.trifectanetworksports.com/pawtucket-red-sox-reliever-robby-scott-wont-let-his-start-in-aaa-get-him-down/ 2018年12月2日閲覧。 
  5. ^ Red Sox Roster & Staff – Transactions”. MLB.com (June 2018). 2018年12月2日閲覧。
  6. ^ Red Sox Roster & Staff – Transactions”. MLB.com (July 2018). 2018年12月2日閲覧。
  7. ^ Red Sox Roster & Staff – Transactions”. MLB.com (September 2018). 2018年12月2日閲覧。
  8. ^ Boston Red Sox win 2018 World Series.” (英語). MLB.com (2018年10月28日). 2018年12月2日閲覧。
  9. ^ Reds acquire lefty Scott on waivers from Boston” (英語). MLB.com (2018年12月10日). 2019年3月6日閲覧。
  10. ^ D-backs acquire Scott from Reds for cash” (英語). MLB.com (2018年12月30日). 2019年3月6日閲覧。
  11. ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2022年5月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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