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ロブ・ウッテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロブ・ウッテン
Rob Wooten
ブルワーズ時代(2014年5月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州ウェイン郡ゴールズボロ
生年月日 (1985-07-21) 1985年7月21日(39歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト13巡目(全体398位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名
初出場 2013年7月26日 コロラド・ロッキーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ロバート・デービス・ウッテンRobert Davis Wooten, 1985年7月21日 - )は、 アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウェイン郡ゴールズボロ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとブルワーズ時代

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2008年MLBドラフト13巡目(全体398位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、6月27日に契約を結んだ。この年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズ英語版で4試合に登板して0勝0敗2セーブ・防御率0.00・14奪三振と好投し、7月にA級ウェストバージニア・パワーへ昇格。ここでは10試合に登板して1勝0敗4セーブ・防御率2.38・30奪三振の成績を残した。

2009年は、開幕からA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズで26試合に登板して1勝1敗18セーブ・防御率1.20・44奪三振と好投し、6月にAA級ハンツビル・スターズへ昇格。27試合に登板して0勝1敗11セーブ・防御率4.28・34奪三振の成績を残した。

2010年は、トミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休した。

2011年は、まずA+級ブレバード・カウンティでプレーし、12試合に登板して2勝0敗1セーブ・防御率2.53・18奪三振の成績を残した。5月にAA級ハンツビルへ昇格。36試合に登板して3勝3敗7セーブ・防御率3.38・41奪三振の成績を残した。

2012年は、まずAA級ハンツビルでプレーし、17試合に登板して3勝0敗8セーブ・防御率1.74・21奪三振の成績を残した。5月にAAA級ナッシュビル・サウンズへ昇格。40試合に登板して0勝2敗7セーブ・防御率3.93・49奪三振の成績を残した。

2013年は、AAA級ナッシュビルで40試合に登板して0勝1敗20セーブ・防御率2.94・45奪三振と好投。7月25日にブルワーズとメジャー契約を結んだ[1]。翌26日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。8点ビハインドの4回2死から登板し、2.1回を2安打無失点1奪三振に抑えた[2]。この年は27試合に登板して3勝1敗・防御率3.90・18奪三振の成績を残した。

2014年3月25日にAAA級ナッシュビルへ異動し、そのまま開幕を迎えた。4月13日にメジャーへ昇格[3]。4試合に登板したが、4月21日にAAA級ナッシュビルへ降格[4]。その後、5月1日にメジャーへ再昇格した[5]。リリーフ陣の一角として40試合に登板したが、1勝4敗・防御率4.72という成績に終わり、前年よりやや低調だった。一方、登板機会を増やしながら被本塁打や与四球は前年と同数に留め、ある部分では進歩もあった。オフには日米野球2014にMLB選抜で出場[6][7]

2015年5月28日40人枠を外れる形でAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ降格した[8]。オフの11月6日FAとなった[9]

ブレーブス傘下時代

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2016年1月13日アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ。5月3日に自由契約となり、19日に独立リーグ・アトランティックリーグランカスター・バーンストーマーズと契約するが、翌日にブレーブスと再契約を結び、ランカスターでの出場はなかった。この年は傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスで35試合(先発6試合)に登板して3勝5敗1セーブ・防御率3.58・60奪三振の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[9]

レッズ傘下時代

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2016年12月19日シンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[9]

2017年は傘下AAA級ルイビル・バッツで6試合に登板し1勝3敗、防御率6.94、2018年はAAA級ルイビルで1試合に登板し0勝0敗、防御率3.00、2019年はAAA級ルイビルで3試合に登板し0勝1敗、防御率13.50と、怪我で満足な結果を残すことができず、メジャー復帰を果たせぬまま2020年4月18日に現役引退を発表した[10]

現役引退後

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現役引退後は故郷のノースカロライナ州で少年野球スクールを経営する傍ら[11]2021年よりシンシナティ・レッズ傘下AA級チャタヌーガ・ルックアウツの投手コーチに就任した[12]

詳細情報

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年度別投手成績 (MLB)

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W
H
I
P
2013 MIL 27 0 0 0 0 3 1 0 8 .750 115 27.2 27 1 8 2 1 18 0 0 12 12 3.90 1.27
2014 40 0 0 0 0 1 4 0 11 .200 147 34.1 42 1 8 0 1 29 0 0 18 18 4.72 1.46
2015 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 30 6.0 5 1 6 0 1 6 1 0 8 8 12.00 1.83
通算:3年 71 0 0 0 0 4 5 0 19 .444 292 68.0 74 3 22 2 3 53 1 0 38 38 5.03 1.41

背番号

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  • 47(2013年 - 2015年)

脚注

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  1. ^ Kevin Massoth (July 25, 2013). “Halton down as Wooten brought up to bolster 'pen”. MLB.com. May 15, 2014閲覧。
  2. ^ Scores for Jul 26, 2013”. ESPN MLB (July 26, 2013). May 15, 2014閲覧。
  3. ^ JR Radcliffe (April 13, 2014). “Roenicke feels out recent implications of replays”. MLB.com. May 15, 2014閲覧。
  4. ^ Adam McCalvy (April 21, 2014). “Figaro joins bullpen; Kintzler getting close”. MLB.com. May 15, 2014閲覧。
  5. ^ Alyson Footer, Adam McCalvy (May 1, 2014). “Braun approaching return; Garza's thumb improving”. MLB.com. May 15, 2014閲覧。
  6. ^ MLBオールスターチーム、追加選手発表!来日全29選手が決定[リンク切れ] 侍ジャパン公式サイト (2014年11月7日) 2015年3月26日閲覧
  7. ^ “シューメーカーら14人追加=日米野球”. 時事ドットコム. (2014年11月7日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20141101-1390295.html 2014年11月8日閲覧。 
  8. ^ “Brewers outright Wooten, more pitching moves upcoming”. Associated Press. ESPN.com. (May 28, 2015). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=12972412 August 13, 2015閲覧。 
  9. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2021年6月6日閲覧。
  10. ^ Rob Wooten Announces Retirement”. MLBTR (2020年4月18日). 2021年6月6日閲覧。
  11. ^ About Us”. C35 Baseball. 2021年6月6日閲覧。
  12. ^ Doug Gray (2021年1月14日). “Reds announce Chattanooga Lookouts Coaching Staff”. redsminorleagues.com. 2021年6月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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