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ロマンティコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロマンティコ
欧字表記 Romantico
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1935年
死没 不明
カボークロ
ロサフロラ
生国 ウルグアイ
生産者 Haras Casupá
馬主 Caballeriza El Refugio
調教師 José Petraglia
競走成績
生涯成績 23戦14勝
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ロマンティコ (Romantico) はウルグアイ競走馬。1930年代末に南アメリカでかなりの活躍を見せ、かつてはウルグアイ競馬史上最強馬と言われていた。両親ともにウルグアイ生産馬というウルグアイ血統の持ち主。

1938年にポージャ・デ・ポトリロス(ウルグアイ2000ギニー)、ウルグアイジョッキークラブ大賞、ナシオナル大賞(ウルグアイダービー)の三冠に加え、古馬相手のジョセペドロラミレス大賞(ウルグアイのカルロスペルグリニ大賞に相当)を制すことでウルグアイ四冠を達成した。ウルグアイではほかにジョセペドロラミレス大賞2勝目、ムニシパル大賞、オノール大賞(ウルグアイゴールドカップ)を含むウルグアイ6大競走全制覇を成し遂げている。

さらに四冠を達成した同年、南アメリカで随一のレベルを誇るアルゼンチンの最高峰レースカルロスペルグリニ大賞にも出走、アルゼンチンの三冠馬を下し勝利した。アルゼンチンおよびイギリス生産馬以外による制覇は初であり、2005年現在ウルグアイ生産馬による唯一の勝利となっている。同レースは翌年も連覇、ほかにクラシコチャカブコ、ピュエリレードン将軍賞などを制し、アルゼンチンでは7戦4勝の成績を残した。3連覇をかけた1940年のカルロスペルグリニ大賞では故障を発症しそのまま引退。同レースはアルゼンチン三冠牝馬ラミシオンが制し、史上初のアルゼンチン四冠牝馬となった。

血統表

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ロマンティコ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 セントサイモン系

Caboclo
鹿毛 1922
父の父
Gradely
鹿毛 1913
Desmond St.Simon
Labbesse de Jouarre
Ishallah Gallinule
Concussion
父の母
Coracita
鹿毛 1906
Progreso Galopin
Lady Chelmsford
Coraza Guerrillero
La Marechale

Rosaflor
芦毛 1929
Stayer
芦毛 1919
Enero Old Man
Enfantine
Sevillana Le Samaritain
Vespertina
母の母
La Buena Moza
1916
Dusty Miller St. Frusquin
Rydal
Welbeck Kinley Mack
Berriedale
母系(F-No.) (FN:8-h) [§ 2]
5代内の近親交配 St.Simon 4×5=9.38%, Galopin 4×5=9.38% [§ 3]
出典
  1. ^ [1]
  2. ^ [1]
  3. ^ [1]


脚注

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外部リンク

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