ロマンティコ
表示
ロマンティコ | |
---|---|
欧字表記 | Romantico |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1935年 |
死没 | 不明 |
父 | カボークロ |
母 | ロサフロラ |
生国 | ウルグアイ |
生産者 | Haras Casupá |
馬主 | Caballeriza El Refugio |
調教師 | José Petraglia |
競走成績 | |
生涯成績 | 23戦14勝 |
ロマンティコ (Romantico) はウルグアイの競走馬。1930年代末に南アメリカでかなりの活躍を見せ、かつてはウルグアイ競馬史上最強馬と言われていた。両親ともにウルグアイ生産馬というウルグアイ血統の持ち主。
1938年にポージャ・デ・ポトリロス(ウルグアイ2000ギニー)、ウルグアイジョッキークラブ大賞、ナシオナル大賞(ウルグアイダービー)の三冠に加え、古馬相手のジョセペドロラミレス大賞(ウルグアイのカルロスペルグリニ大賞に相当)を制すことでウルグアイ四冠を達成した。ウルグアイではほかにジョセペドロラミレス大賞2勝目、ムニシパル大賞、オノール大賞(ウルグアイゴールドカップ)を含むウルグアイ6大競走全制覇を成し遂げている。
さらに四冠を達成した同年、南アメリカで随一のレベルを誇るアルゼンチンの最高峰レースカルロスペルグリニ大賞にも出走、アルゼンチンの三冠馬を下し勝利した。アルゼンチンおよびイギリス生産馬以外による制覇は初であり、2005年現在ウルグアイ生産馬による唯一の勝利となっている。同レースは翌年も連覇、ほかにクラシコチャカブコ、ピュエリレードン将軍賞などを制し、アルゼンチンでは7戦4勝の成績を残した。3連覇をかけた1940年のカルロスペルグリニ大賞では故障を発症しそのまま引退。同レースはアルゼンチン三冠牝馬ラミシオンが制し、史上初のアルゼンチン四冠牝馬となった。
血統表
[編集]ロマンティコの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | セントサイモン系 |
|||
父 Caboclo 鹿毛 1922 |
父の父 Gradely鹿毛 1913 |
Desmond | St.Simon | |
Labbesse de Jouarre | ||||
Ishallah | Gallinule | |||
Concussion | ||||
父の母 Coracita鹿毛 1906 |
Progreso | Galopin | ||
Lady Chelmsford | ||||
Coraza | Guerrillero | |||
La Marechale | ||||
母 Rosaflor 芦毛 1929 |
Stayer 芦毛 1919 |
Enero | Old Man | |
Enfantine | ||||
Sevillana | Le Samaritain | |||
Vespertina | ||||
母の母 La Buena Moza1916 |
Dusty Miller | St. Frusquin | ||
Rydal | ||||
Welbeck | Kinley Mack | |||
Berriedale | ||||
母系(F-No.) | (FN:8-h) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | St.Simon 4×5=9.38%, Galopin 4×5=9.38% | [§ 3] | ||
出典 |