ロンドンデリー (ニューハンプシャー州)
ロンドンデリー | |
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町 | |
Londonderry | |
ロッキンガム郡内の位置(赤) | |
北緯42度51分54秒 西経71度22分26秒 / 北緯42.86500度 西経71.37389度座標: 北緯42度51分54秒 西経71度22分26秒 / 北緯42.86500度 西経71.37389度 | |
国 | アメリカ合衆国 |
州 | ニューハンプシャー州 |
郡 | ロッキンガム郡 |
法人化 | 1722年 |
面積 | |
• 合計 | 41.9 mi2 (108.6 km2) |
• 陸地 | 41.8 mi2 (108.3 km2) |
• 水域 | 0.1 mi2 (0.3 km2) 0.31% |
標高 | 420 ft (128 m) |
人口 (2020年)[1] | |
• 合計 | 25,826人 |
• 密度 | 620人/mi2 (240人/km2) |
等時帯 | UTC-5 (東部標準時) |
• 夏時間 | UTC-4 (東部夏時間) |
郵便番号 |
03053 |
市外局番 | 603 |
FIPS code | 33-43220 |
GNIS feature ID | 0873651 |
ウェブサイト | www.londonderrynh.org |
ロンドンデリー (英: Londonderry)は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州のロッキンガム郡にある町。人口は2万5826人(2020年)。町の北はマンチェスター、東はデリーに接している。町内にあるリンゴ園で知られ、ストーニーフィールドの農園があり、またマンチェスター・ボストン地域空港の一部が町内に入っている。
町の中で、人口密度が高い部分は国勢調査指定地域に指定されている。ロンドンデリーの東部と南部、ニューハンプシャー州道102号線の周りにある。
歴史
[編集]ロンドンデリーは、堅果のなる木が深く茂った森があったので、当初は「ナットフィールド」と呼ばれた地域にある。町には1718年にスコットランド・アイルランド系開拓者が入植した。その多くは北アイルランドのアルスター州にあるロンドンデリーから渡って来ており、1718年にボストンに到着して、宗教戦争や迫害のない新生活を始めた。1722年、町が認証され、「ロンドンデリー」と名付けられた[2][3]。
初期のアルスター・スコッチ開拓者は周辺の村落にも広がり、アントリム、デリー、ダンバートンなどアイルランドやスコットランドの名前を付けた。植民地時代初期にロンドンデリーは2番目に大きな町であり、町の一部からデリーやマンチェスターの一部が作られた。
1719年、当時はロンドンデリーの一部だったデリーでアメリカ初のジャガイモが育てられた。
1790年、ロンドンデリーで国勢調査が行われた最初の年であり、このときの人口は2,622人だった。
絵葉書
[編集]-
南北戦争兵士の記念碑、1905年
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鉄道駅、1914年
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W・S・ピルスベリー大佐の住居、1910年頃
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、町域全面積は41.9平方マイル (108.5 km2)であり、このうち陸地41.8平方マイル (108.3 km2)、水域は0.1平方マイル (0.3 km2)で水域率は0.31%である。ロンドンデリーの国勢調査指定地域は全面積は12.2平方マイル (32 km2)であり、水域率は0.16%である。
町内東部をビーバー・ブルック、西部をリトルコハス・ブルックとネセンキーグ・ブルックが流れている。町内最高地点は町ちゅうしんの北にある標高535フィート (163 m) の「第8の丘」であり、その丘の上にあった昔の校舎から名付けられた。
町内を州間高速道路93号線、ニューハンプシャー州道102号線、同128号線、同28号線が通っている。
隣接する都市と町
[編集]マンチェスター市 | マンチェスター市 | オーバーン町 | ||
リッチフィールド町 | デリー町 | |||
ロンドンデリー | ||||
リッチフィールド町 | ハドソン町 | ウィンダム町 |
人口動態
[編集]以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[4]。
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
国勢調査指定地域
[編集]以下は、ロンドンデリーの都心部、国勢調査指定地域の2000年の国勢調査による人口統計データである[4]。
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
経済
[編集]ロンドンデリーには多くの企業があり、その多くは町の北部、マンチェスター・ボストン地域空港の近く、あるいは南東部、州間高速道路93号線とニューハンプシャー州道102号線に近い所にある。町に本社を構える主要企業には、ストーニーフィールド農園やブルーシール・フィーズがある。またコカ・コーラの瓶詰施設もある。マックのアップルズ、サニークレスト農園、エルウッド果樹園、ウッドモント果樹園が町内にある果樹園の例であり、町の重要な農業遺産の象徴になっている。商業では全国チェーンの小売店が多くある。
教育
[編集]ロンドンデリーの教育はロンドンデリー教育学区が管轄している。
幼稚園:
- ムースヒル学校(ロンドンデリー早期教育プログラムを含む)
小学校:
- 北校
- マシュー・ソーントン小学校
- 南校
中学校:
- ロンドンデリー中学校
高校:
- ロンドンデリー高校
私立学校:
- ビクトリー・バプテスト学校(幼稚園から12年生)
- アドベンチャーズ・イン・ラーニング
- アップルウッド・ラーニング・センター
- コージー・キッズ・チャイルド・ケア
- キンダーケア
- ピクシー・プレスクールI
- ウィニーズ・クリエイティブ・キンダーガーテン
著名な出身者
[編集]- ドム・ディマジオ、メジャーリーグベースボール選手、ボストン・レッドソックス
- ブライアン・ウィルソン、メジャーリーグベースボール選手、ロサンゼルス・ドジャース[5]
脚注
[編集]- ^ “Quickfacts.census.gov”. 25 Nov 2023閲覧。
- ^ “The Early History of Londonderry”. Londonderry Historical Society. March 22, 2010閲覧。
- ^ "The History of Londonderry" The History of Londonderry by Rev Edward L. Parker page 60
- ^ a b “American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
- ^ “Brian Wilson Stats”. Baseball Almanac. January 14, 2014閲覧。
参考文献
[編集]- Rev. Edward L. Parker, History of Londonderry, Comprising the Towns of Londonderry and Derry; Perkins & Whipple; Boston 1851
- A. J. Coolidge & J. B. Mansfield, A History and Description of New England; Boston, Massachusetts 1859