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ローズベンガル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローズベンガル
識別情報
CAS登録番号 4159-77-7 チェック
PubChem 69439
ChemSpider 62647
UNII BIU7Q7W2SH
EC番号 223-993-4
ChEMBL CHEMBL1160160 チェック
特性
化学式 C20H4Cl4I4O5
モル質量 973.67 g mol−1
危険性
GHSピクトグラム 急性毒性(低毒性)
GHSシグナルワード 警告(WARNING)
Hフレーズ H315, H319, H335
Pフレーズ P261, P264, P271, P280, P302+352, P304+340, P305+351+338, P312, P321, P332+313, P337+313, P362, P403+233, P405
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ローズベンガル (rose bengal) は、色素の一種で、食品や生体試料などを赤色に着色するために用いる着色料タール色素に分類される合成着色料である。ナトリウム塩は食用赤色105号として食品添加物の指定を受けている。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している[1]

ローズベンガルの構造は、フルオレセインが持つ水素8個を塩素4個とヨウ素4個で置換したものである。カリウム塩もまた、着色料として用いられる。

光反応において光増感剤として用いられる。基底状態である三重項状態の酸素分子から、光照射により一重項酸素を発生させる際にローズベンガルが添加される。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)