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ワンダフルcha-cha

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ワンダフルcha-cha」
山下久美子シングル
初出アルバム『DANCIN' IN THE KITCHEN
B面 からっぽ
リリース
規格 EPレコード
ジャンル シティ・ポップ
レーベル BLOW UP/日本コロムビア
作詞・作曲 呉田軽穂(作詞)
松任谷正隆(作曲)
山下久美子 シングル 年表
バスルームから愛をこめて
1980年
ワンダフルcha-cha
(1980年)
恋のミッドナイト・D.J.
1981年
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ワンダフルcha-cha」(ワンダフルチャチャ)は、1980年10月10日日本コロムビアからリリースされた山下久美子の2枚目のシングルで、トヨタFF「Enjoy Economy」キャンペーン・イメージソングに起用された。

作品概要

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デビューシングルである「バスルームより愛をこめて」から約4ヶ月ぶりのシングルで、作詞に松任谷由実(呉田軽穂名義)、作曲に松任谷正隆夫婦が担当した。

制作

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デビューシングル「バスルームより愛をこめて」が発売された直後に、トヨタが販売していた『ターセル』と『コルサ』のCMソング[注 1]タイアップが持ち上がり、当楽曲を制作することになった。

木崎賢治が、「チャチャのリズムでいこう」というアイデアで楽曲制作が開始され、作曲をデビューアルバム『バスルームより愛をこめて』の編曲を担当した松任谷正隆、作詞を松任谷由実に依頼した。当時、山下のディレクターだった福岡智彦は「早くもユーミンと仕事ができるなんて。私は小躍りしました」と懐古している[1]。だが、出来上がった歌詞を見た福岡は、ユーミンに「もう少しなんとかならないか」と何度も手直しをお願いしたが、ユーミンのマネージャーから「これ以上対応できない」と伝えられ、所謂出入り禁止宣言を勧告されたという[1]

その後、山下がパーソナリティを務めたラジオ番組で、ユーミンがゲストとして出演し、トークの中で「あなたのディレクターが天下のユーミンに、歌詞を何度も直させてさぁ…」と苦言を発した[1]

収録曲

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EPレコード[2]
全作曲・編曲: 松任谷正隆
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.ワンダフルcha-cha呉田軽穂松任谷正隆
2.からっぽ菅原武彦松任谷正隆
合計時間:

脚注

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注釈

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  1. ^ シングルジャケットでは『トヨタFF「Enjoy Economy」キャンペーン・イメージソング』と表記されている。

脚注

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  1. ^ a b c まさかの出入禁止!ユーミンに怒られた「ワンダフルcha-cha」制作顛末”. Re:minder (2017年3月1日). 2020年3月26日閲覧。
  2. ^ Kumiko Yamashita – ワンダフルcha-cha”. Discogs. 2020年3月26日閲覧。