LOVIN' YOU (山下久美子の曲)
「LOVIN' YOU」 | ||||||||
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山下久美子 の シングル | ||||||||
初出アルバム『SWEETS LOVE BALLAD COLLECTION』 | ||||||||
B面 | オートリバースで恋してる | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | EPレコード | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
レーベル | 日本コロムビア/BLOW UP | |||||||
作詞・作曲 |
三浦徳子(作詞) Hugh McCracken(作曲) | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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山下久美子 シングル 年表 | ||||||||
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「LOVIN' YOU」(ラヴィン・ユー)は、1983年12月1日に、日本コロムビアからリリースされた山下久美子の9枚目のシングル。
作品概要
[編集]- 前作「こっちをお向きよソフィア」から、約5ヶ月ぶりとなるシングルで、2曲共にスタジオ・アルバム未収録である。
- B面の「オートリバースで恋してる」は、AKAI「プロパティ」のイメージ・ソングに起用された。
- 「LOVIN' YOU」は、同年にリリースされたベスト・アルバム『SWEETS LOVE BALLAD COLLECTION』に、「オートリバースで恋してる」は、1992年にリリースされたベスト・アルバム『Sweet-est』にそれぞれ収録された。
制作
[編集]山下のディレクターだった福岡智彦は、年内にはシングルでも出しておきたいと思っていたところ、当時ヒットしていたポリスの「見つめていたい」をヒントに「クリスマスシーズンに、8ビートでしみじみと胸に染みるようなラブソングがいいのでは」と発案し、当楽曲の制作に至った[1]。
そこで、同年にリリースされたアルバム『Sophia』のサウンドプロデュースを担当した、ヒュー・マクラッケンに作曲を依頼したところ、快く引き受けてくれたという[1]。だが、福岡はマクラッケンが手掛けた楽曲を聴いたことがなかったため、押さえとして大沢誉志幸にも作曲の依頼をした[1]。
福岡のもとに、デモテープが届いたものの「どちらの曲もヒットポテンシャルは少ない」と思ったという。福岡は、どちらかと言うと大沢の曲のほうがいいとは感じていたが、マクラッケンの曲との差は決して大きいとはと思わなかったため、山下とも相談した上で、マクラッケンの曲を採用することになったという。
余談だが、大沢が持ってきたデモテープは、当初「凍てついたラリー」というタイトルで、他のミュージシャンに提供する目的で作られた曲だった。当初は、鈴木ヒロミツのもとに渡ったもののボツとなったものが、山下のところに手渡った[2]。だが、前述のとおり最終的にはボツとなったため、鈴木雅之のもとに手渡った。だが、鈴木が曲を歌う気配が一向に無かったため、大沢の手元に戻り、自身の楽曲として発表したものが「そして僕は途方に暮れる」である[1][2]。
山下のシングル曲では唯一、三浦徳子が作詞を、大村雅朗が編曲を担当した。大村に編曲を依頼したのは、福岡が当時好きなアレンジャーが大村だったためだったが、三浦に作詞を依頼した経緯に関しては、全く覚えていないという[1]。
収録曲
[編集]全編曲: 大村雅朗。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「LOVIN' YOU」 | 三浦徳子 | Hugh McCracken | |
2. | 「オートリバースで恋してる」 | 銀色夏生 | 亀井登志夫 | |
合計時間: |
脚注
[編集]注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e “そして僕は途方に暮れる ー 山下久美子と大沢誉志幸の名曲誕生秘話?”. Re:minder (2018年2月10日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b “大澤誉志幸が明かす、あの名曲の数奇な運命、そして曲作りの流儀”. エンタメステーション (2017年3月24日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “Kumiko Yamashita - Lovin' You”. Discogs. 2020年5月4日閲覧。