ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート
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ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート(One Night With Blue Note)とは、1985年2月22日にニューヨークで行なわれたコンサート。
1939年にアルフレッド・ライオンがブルーノート・レコードを創立、1979年に同レコードは活動を停止、1984年にブルース・ランドヴァル、マイケル・カスクーナが復活させた。ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノートは、この復活を記念して催されたコンサート。
アルバム
[編集]コンサートの記録として4枚組のアルバムとコンピレーションが制作・発売された。
- 『リバース・オブ・ブルーノート:ベスト・オブ・ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート』 - One Night with Blue Note (EMI/Blue Note) 1985年
映像作品については、2003年にDVDビデオとして再発された。
- 『ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート』ASIN B00028XDXG
演奏された曲とアーティスト
[編集]- カンタロープ・アイランド(cantaloupe island)- ハービー・ハンコック、ジョー・ヘンダーソン、トニー・ウィリアムス、フレディ・ハバード、ロン・カーター
- リコーダ・ミー(recorda-me)- ジョー・ヘンダーソン、トニー・ウィリアムス、ハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ボビー・ハッチャーソン、ロン・カーター
- リトルB’sポエム(little b's poem)- ボビー・ハッチャーソン、ジェームス・ニュートン、トニー・ウィリアムス、ハービー・ハンコック、ロン・カーター
- ブーケ(bouquet)- ボビー・ハッチャーソン、ハービー・ハンコック、ロン・カーター
- ジャンピン・ジャック(jumpin' jack)- スタンリー・ジョーダン
- サマータイム(summertime)- ケニー・バレル、グラディ・テイト、グローバー・ワシントンJr.、レジー・ワークマン
- モーニン(moanin')- アート・ブレイキー、ウォルター・デイヴィスJr.、カーティス・フラー、ジョニー・グリフィン、フレディ・ハバード、レジー・ワークマン
- スイート・アンド・ラヴリー(sweet and lovery)- マッコイ・タイナー
- アポイントメント・イン・ガーナ(appointment in ghana)- ジャッキー・マクリーン、ウディ・ショウ、ジャック・ディジョネット、セシル・マクビー、マッコイ・タイナー
- トーン・ポエム(tone poem)- チャールズ・ロイド、ジャック・ディジョネット、セシル・マクビー、ミシェル・ペトルチアーニ
- ブルース・ウォーク(blues walk)- ルー・ドナルドソン、ケニー・バレル、グラディ・テイト、ジミー・スミス
- ザ・ジャンピン・ブルース(the jumpin' blues)- ジミー・スミス、グラディ・テイト、ケニー・バレル、スタンリー・タレンタイン
- スクラッチ・マイ・バック(scratch my back)- スタンリー・タレンタイン、グラディ・テイト、ケニー・バレル、ジミー・スミス
- ポントス・カンタドス(pontos cantados)- セシル・テイラー
参考文献
[編集]- リチャード・クック『ブルーノート・レコード』前野律訳、行方均監修 p.p.358-361、p.p.393-402 ISBN 4022613947
- 中山康樹「ジャズ史上最も美しい夜」『黒と白のジャズ史』 平凡社 2011年10月 p.219- ISBN 4582835511