ワーナー・ホーム・ビデオ
種類 | 事業部門 |
---|---|
略称 | WBDHE |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州バーバンク |
設立 |
1978年 (WCI Home Video) 1980年 (ワーナー・ホーム・ビデオ) 2016年 (ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント) |
事業内容 | ホームビデオ配給 |
代表者 | David Decker |
所有者 |
ワーナー・ブラザース・エンターテインメント (ワーナー・ブラザース・ディスカバリー) |
主要子会社 |
スタジオ・ディストリビューション・サービス (ユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントとの米国/カナダの合弁事業) |
ワーナー ブラザース ディスカバリー ホーム エンターテイメント(Warner Bros. Discovery Home Entertainment, Inc.)[1]は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのホームビデオ配給部門。略称はWBDHE。
概要
[編集]1978年にWCI Home Video(ダブルシーアイ・ホーム・ビデオ)として創業した。WCIはワーナー・コミュニケーションズ・インクの略称。1980年に現在の名称へ変更した。1986年7月29日にターナー・ブロードキャスティング・システムが設立したターナー・ホーム・エンターテイメントは、1996年12月に名前のみのユニットとしてワーナー・ホーム・ビデオに吸収合併された[2]。
ワーナー・ホーム・ビデオから発売される(洋画の)BD・DVD作品の多くは、出演者のインタビューを盛り込んだメイキング映像をはじめとする特典映像が多い。また、制作から相当経過した古い映画のリリース時にはアメリカの専門チャンネル向けに制作した制作エピソード番組などが収録されている。
2010年2月24日から2014年3月31日までに発売された新作セルDVDを対象として、そのDVDに収録されている映画本編をワーナー・オンデマンドから無料(一回限り)でPCや携帯電話(3GPP動画に対応した機種)にダウンロード・保存することで繰り返し視聴する事ができる「DIGITAL COPY」特典が開始された。
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(日本)
[編集]日本市場ではワーナー ブラザース ジャパン合同会社(旧:ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社)のワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(旧:ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション)が、ビデオソフトの企画製作・発売を担当している。
ワーナー・ブラザース映画が制作した邦画作品や、発売権利を保有しているTVアニメーション作品についても同社が発売元となる作品がある。
日本市場にはこれまでワーナー・ホーム・ビデオ(ワーナー・ホーム・ビデオ(初代:ワーナー・パイオニア株式会社)→ワーナー・ホーム・ビデオ(ワーナー・ブラザース映画会社→ワーナー・ブラザース・ジャパン・インコーポレーテッド))より発売してきたが、1992年に新会社としてタイム ワーナー エンターテイメント ジャパン(現:ワーナー ブラザース ジャパン)が映像部門からの現物出資で設立されることになり、同年度以降(正式には6月頃以降)は順次、同社からの発売となる。
2024年7月24日、ワーナー・ブラザースのロゴマークからワーナー・ブラザース・ディスカバリーのロゴマークに変更され、1983年 - 1986年にかけてワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)とワーナー・ホーム・ビデオ(初代)が発売元を担当し、ワーナー・コミュニケーションズのロゴマークを採用して以来38年振りとなる。また、同年10月30日に発売された「【初回限定生産】エルム街の悪夢 <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(2枚組/豪華封入特典付)」においては、ワーナー・コミュニケーションズのロゴマークを復活した。
脚注
[編集]- ^ “WarnerBros.com | Company Overview”. www.warnerbros.com. 2023年8月17日閲覧。
- ^ Landler, Mark (September 23, 1995). “Turner to Merge Into Time Warner; A $7.5 Billion Deal”. The New York Times