ワールドラグビー殿堂
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ワールドラグビー殿堂(World Rugby Hall of Fame)は、ラグビーユニオンに対し功績のある人物および貢献をした人物を表彰する。選手、コーチ、管理者、試合審判員、機関、その他の個人を対象としている。
概要
[編集]ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーが選出する。2010年を除いて毎年、殿堂入り式典が開催されている。
歴史
[編集]2006年、IRB(国際ラグビー評議会、現・ワールドラグビー)の表彰式で初めて「IRB Hall of Fame(IRB殿堂)」が設けられた。初代殿堂入りしたのは、フットボールの試合中にボールをキャッチして走り去ったという伝説を持つウィリアム・ウェブ・エリスと、さまざまな形でラグビーに大きな功績を残したラグビー校である[1]。
2009年は、その年に行われたブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの南アフリカ遠征にちなんで行われ、受賞者はブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズと南アフリカの関係者9名だった[2]。
2014年11月19日、IRBがワールドラグビーに名称変更したことに伴い、IRB殿堂はワールドラグビー殿堂へと改称。さらに、「国際ラグビー殿堂(International Rugby Hall of Fame)」をワールドラグビー殿堂へ統合した。国際ラグビー殿堂は、1997年にニュージーランドで創設され運営されていたものである[3]。
殿堂入りした人物・団体
[編集]関連項目
[編集]- 国際ラグビー殿堂 – 2014年から2015年にかけてワールドラグビー殿堂に統合された。
脚注
[編集]- ^ “World Rugby - Hall of Fame” (英語). www.world.rugby. 2024年11月22日閲覧。
- ^ “International Rugby Board - IRB Hall of Fame”. web.archive.org (2009年10月26日). 2024年11月22日閲覧。
- ^ “International Rugby Board - IRB Hall of Fame”. web.archive.org (2014年8月12日). 2024年11月22日閲覧。