ヴェンパイア・オア・ダーク・フェアリィテイルズ・イン・ファルスタイン
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『ヴェンパイア・オア・ダーク・フェアリィテイルズ・イン・ファルスタイン』 | ||||
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クレイドル・オブ・フィルス の EP | ||||
リリース | ||||
録音 | 1995年 - 1996年 | |||
ジャンル | エクストリーム・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | カコフォノウス・レコーズ | |||
プロデュース | Robert Magoolagan | |||
クレイドル・オブ・フィルス アルバム 年表 | ||||
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『ヴェンパイア・オア・ダーク・フェアリィテイルズ・イン・ファルスタイン』(原題:V Empire or Dark Faerytales in Phallustein)は、イングランドのエクストリーム・メタル・バンド、クレイドル・オブ・フィルスが1996年に発表したEP。
解説
[編集]2009年に至るまでバンドに貢献してきたバック・アップ・ボーカリスト、サラ・イザベル・デーヴァが初参加した作品に当たる[1]。また、CDブックレットのクレジットには、2人目のギタリストとしてJared Demeterの名前と写真が記載されているが、これは架空のキャラクターで、顔写真はスチュアート・アンスティスとロビン・グレイヴスの写真を合成した物といわれている[2]。「ザ・フォレスト・ウィスパーズ・マイ・ネイム」は、デビュー・アルバム『ザ・プリンシプル・オブ・イーヴル・メイド・フレッシュ』収録曲の再録音である[3]。バンドは本作を最後に、デビュー当時に所属していたレーベル「カコフォノウス・レコーズ」との契約を終了した[3]。
John Serbaはオールミュージックにおいて「バンドは本作において、元来のバソリーやヴェノムを思わせる生々しくスピーディーなサウンドに、シスターズ・オブ・マーシーやアイアン・メイデンのメロディを取り込み始めた」と評している[3]。
1996年当時は日本発売されず、2001年3月23日にビクターエンタテインメントから初の日本盤CD (VICP-61326)が発売された[4]。
収録曲
[編集]作詞はダニ・フィルス、作曲はクレイドル・オブ・フィルスによる。5.はインストゥルメンタル。
- エボニー・ドレスト・フォー・サンセット - Ebony Dressed for Sunset – 2:49
- ザ・フォレスト・ウィスパーズ・マイ・ネイム - The Forest Whispers My Name – 4:41
- クイーン・オブ・ウィンター、スローンド - Queen of Winter, Throned – 10:27
- ノクターナル・スプレマシー - Nocturnal Supremacy – 5:53
- シー・モーンズ・ア・レングスニング・シャドウ - She Mourns a Lengthening Shadow – 3:42
- ザ・レイプ・アンド・ルイン・オブ・エンジェルズ(ホザナス・イン・エクストリミス) - The Rape and Ruin of Angels (Hosannas in Extremis) – 8:52
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- サラ・イザベル・デーヴァ - バッキング・ボーカル
- Danielle Cneajna Cottington - バッキング・ボーカル
- Rachel - バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ Adams, Gregory (2012年6月18日). “Cradle of Filth Line Up Reissue Series”. Exclaim!. 2021年12月29日閲覧。
- ^ Wasmus, Frank (2016年6月2日). “A short history of DUSK... AND HER EMBRACE - THE ORIGINAL SIN”. 2021年12月29日閲覧。
- ^ a b c Serba, John. “Vempire: Dark Faerytales in Phallustein - Cradle of Filth”. AllMusic. 2021年12月29日閲覧。
- ^ “クレイドル・オブ・フィルス/ヴェンパイア・オア・ダーク・フェアリィテイルズ・イン・ファルスタイン”. CDJournal. 音楽出版社. 2021年12月29日閲覧。