一代のぼる
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一代 のぼる(いちだい のぼる、1937年10月20日 - 2000年4月29日[1]、本名:首藤正毅)は、大分県臼杵市佐志生出身の作曲家である[2][3]。代表曲は、松村和子が歌った「帰ってこいよ」。
略歴
[編集]臼杵市立豊洋中学校を卒業後、津久見市の大分県柑橘試験場津久見分場で学び、家業のミカン栽培に携わった。24歳の時に上京し、流しのかたわら、作曲を独学した[3]。
千昌夫、小林旭、水前寺清子、村田英雄らの楽曲を作曲[2][3]。代表曲の「帰ってこいよ」は、1980年発売の松村和子のデビュー曲で、翌1981年の「第32回NHK紅白歌合戦」でも歌われた。「一代のぼる」の名付け親は作詞家の星野哲郎である[2]。
代表曲
[編集]- 「おしてもだめならひいてみな」(1968年/水前寺清子)
- 「東京でだめなら」(1969年/水前寺清子)
- 「夕焼け雲」(1976年/千昌夫) - 第34回NHK紅白歌合戦歌唱曲
- 「ショーがないね節」(1976年/小林旭)
- 「帰ってこいよ」(1980年/松村和子) - 第32回NHK紅白歌合戦歌唱曲
- 「俺の出番はきっと来る」(1983年/米倉ますみ)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 大分合同新聞の記事によると1999年没。
- ^ a b c 臼杵の誇り 一代のぼるさんの記念碑が完成 大分合同新聞、2012年4月26日
- ^ a b c 一代のぼる:臼杵の渡船場に建立、歌碑を除幕 “帰ってこいよ”の音符刻む 29日には十三回忌 毎日新聞、2012年4月26日